春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
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クスノキの巨樹 37 大宮氷川神社 夫婦楠

2018-10-05 | 巨樹
大宮氷川神社境内の回廊に囲まれた中には巨木である楠木が7本ばかり
鎮座してますが、御神木である象徴の注連縄や枝垂れ紙を巻きつけてはありません。 正式な御神木とはみなされず、あくまでも
パワースポットの樹木で力をもらえる巨木として鎮座してます。 すべてが楠木の巨木で、ケヤキの樹木ではありません。

では何処に、遠く離れた場所にあります。神社に向かい 3の鳥居を抜けて石畳を歩きながら右手に一際大きな、楠木があります。
これが氷川神社の御神木です。 双頭の巨樹の大楠、樹齢400年、幹周り6m強、樹高は20mを越します。
まっすぐに伸びた幹、主幹も折れづに立ち尽くす姿、寄り添う2本の大楠、周りの樹木を圧倒いたします。















    


石畳の先には神橋がありさらに桜門があります。石畳の右側に注連縄が巻かれ
すぐにわかります。 また踏み台が作られてるので年配の方が上がり御神木に手を添えられてます。いつもの光景です。
夫婦楠、私も手を添えて
夫婦仲良くこれからも過ごしたい。 強く御神木にお願いいたしました。
 

注連縄に枝垂れ紙を垂らすのは結界を作ります。邪悪な者や不浄なものを
一切寄せ付けない、それが役目の注連縄です。御神木は神聖なもので、手をそっと添えて力をもらうのです。



  

いつも思います。計り知れない年月を生き抜いた、巨樹たちは、地域の人に
支えられて、共存で生きてきました。その力をもらいたい物です。  台風接近に備え、また鉢物を移動してます。
今回はあわてずに今日中に済ませます。 今年は何度も繰り返してます。  安行事務所より。