春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

上野不忍池 果托の表情 3

2018-10-11 | 水生植物
すでに上野不忍池のハス花も終わり、華やかな彩を見せてくれた
ハスの大葉も次第に縁取りを茶に染めて、果托も種を窓からこぼし、濃い茶に染まり最終の形になってきました。
いずれは首もとの茎が折れて、水面に落ち仏教的には不浄の土に返ります。 そして次の時代のハスのための生きる糧になります。









果托の表情は種を残す物、すでに種を窓から落とした物、果托に成らなかった物,
水面に浮かぶ果托、沢山の表情です。




          




8月のハス花の沢山の満開のハス田、撮影はお盆の季節の時季、仏教の大切なハス、
お釈迦様の誕生地に咲く、ハス花、季節は巡る。






 

シマサルスベリ 不忍池辺 4

2018-10-11 | 樹木
9日の撮影です。 上野に来れば不忍池の辺のシマサルスベリの場所に
足を運びます。 7月、8月は樹皮の色が鮮やかな夏の色、斑樹皮が剥げる最中はその色が白色が目立ってましたが、
すでに今では秋の色に樹皮が変わってました。 秋から冬に変わる時期は、樹皮が茶に変化してゆきます。

すでに不忍池にはハス花は無く、名残の果托が一面風に揺られ秋の風景です。季節の移ろいは足早です。












  

枝には実が沢山生ってます。



7~8月には沢山の白花を咲かせ見事な白色の樹皮、剥げ落ちるまだら模様の樹皮が
目立ち、夏の島百日紅の景色を見せてくれてました。


  




今の季節の眺めです。他の場所のシマサルスベリも載せてます。 



          


池の奥からの眺めです。 

  

池の辺には、吹く風が夏とは違い、秋風、むせ返るようなハス田特有の匂いはすでに、過去のものでした。
いつものように滑らかな樹皮にそっと手を触れて、確かめました。 安行事務所。