MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

設計模型で使うモス

2005年11月14日 | デザイン・建築好き
大地一面に広がる溶岩跡を見渡し、固い溶岩を割って芽吹き成長しているレフアの木が何本かありました。それを見て、レフアの木をずっと可憐な赤い花をつける美しい木だとだけ思っていましたが、また違う印象を得ました。ふと足もとに目をやると、どこかで見たよな植物が・・。特に建築設計などに関わった人ならば、一度は見ているのではないだろうか??そうです、木や、垣根などをリアル模型で表現するのに重宝しているモスです。
このモスを使うたびに、独特な臭いがして苦手な材料でした。こんなところに生えていたとは驚きでした。きっと大きな木にしがみつくように生え、その場所はジメジメしているのだろう、だから臭いのだろ・・などと想像していたのです。
ところが、太陽を浴び、そよ風に吹かれなが、らからっとした溶岩に生えていました。風に吹かれて、飛ぶようなエアプランツ系かと思い、ちょっとひっぱてみましたが、しっかり岩に張り付いていました。そしてちょっと香ってみました・・ほのかにアノ香りがしました。
間違いなくあの材料です。これから模型で使う時の気持ちに変化が生まれそうです。
どんなふうにかは分かりませんが、どんな材料でも正体、本質を知る事は大切な事ではないかと思うのです。それを知っていたり少しでも理解していると、上手くその材料を使う事が出来るよになるのではないかとおもうのです。
このモスも使いやすい部分と使いにくい部分があり、匂いも苦手な事から最近離れていた材料ですが、また性質を知った上で使ってみたいと思いました。
このモスを見てみたい方は、画材店などの模型材料コーナーに行くときっと見つけられると思います。
コメント
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