23番札所 薬王寺
朝食に口のとんがったひらきが出ました。ひらきと言えばアジな私は宿の人に聞きました。
カマスだそうです。はじめて食べます♪
一巡目の高知で「ウツボ」を食べた時はショックでしたが、美味しくて♪その後も見つけては食べています。
カマスももう一度食べてみたいお味で美味しかったです。
内臓を含むお魚はなかなか上手に食べられないのですが(^^;)
開きになっているとそれなりに上手に食べられるので美味しく戴くことが出来ました。
チェックアウトの時に飴などのお菓子と徳島と言えば金時芋の焼き芋をお接待していただきました♪
今日のお昼にしょう♪
この日は本当は薬王寺までにして、日和佐の町を観光しようと考えていました。
しかしながら、次の日が雨の予報だったので次の日に予定してた別格4番の鯖大師まで行くことにしました。
前日、午前11時ごろに宿へ荷物を置きに行っても良いかメールをしたところ、OKの返事をもらいました。
日和佐の宿までは約13km私の足で3時間半ぐらいの計算です。
前日にタクミさんから教えていただいた事を念頭に歩き始めました。
海に佇む銅像を横目に進みます。(この地域の政治家さんの銅像のようです)
鶴林寺麓の休憩場であったお遍路さんが泊まると言っていた「樹園」が見えました。
ここまでは体力的に私は無理だったな。。などと考えて歩いていると、お遍路さんが私を抜かして行きます。
「おはようございます」と挨拶すると、私の名前を呼んで確認されました。。
ん??なんで私の名前を?よくよく見ると昨日お世話になったタクミさんでした!!
お遍路さんなんだ!
ここから日和佐まで一緒に歩かせていただきました!
しかも詳しい解説付きです!覚えきれないほど色々お話ししていただきました。
昔の道標はもちろん事、石仏像、動植物についてもです。
この辺りは6月頃になるとアカテガニ産卵のために海へ大移動するそうです。
自然の神秘♪見てみたいです。
そんな私に、アカテガニではありませんが、磯ガニさんが写真に目線を送ってくれました。
スナガニかな??
そして、今のところ通れそうにない旧遍路道という場所も教えてくださいました。
タクミさんの案内で歩き遍路道をどんどん進みます。
途中「俳句の小径」という入選された作品が並んでいました。
遍路道に吊るされている道標札に「人生即遍路」という言葉を度々見て気になっていたのですが、
これが山頭火の言葉であることも知りました。
山頭火はこの地に縁のある方で、この先に住んでいた場所があることも教えていただきました。
海がきらきら光っているのが見える場所があり、知らない間にけっこう登っていたのだと思いました。
すると、道にみどり色の大きな・・う〇〇がいくつも落ちていました。
「これは猿だな」とタクミさん。
あたりを見渡すと十頭以上はいたと思います。
「良かったね、一緒で」とタクミさん。
女性一人だとナメテ襲ってくるのだそうです。。。
「だから杖が大事なんだよ」とタクミさん。
確かに。。この杖は色々な意味で心の支えにもなってくれる!
その先には三体の石仏が立つ場所がありました。
タクミさんの話によるとこの先に本物(実際にこの場所にあったという)があると教えてくださいました。
それはその先のキャンプ場そばにありました。
峠にあったのですが、県道をつくる時に今の場所に移設されたのだそうです。
教えてもらわなければただ通り過ぎただけだったと思います。
次々と歩き遍路道を進みましたが、自分独りでちゃんと歩けたかは不明です。。。
しばらく進むと薬王寺が見えてきました!
四国八十八か所、阿波最後のお寺です!!
足取りも軽くなったところで「うみがめ」こちらの案内がありました。
そういえば、うみがめを見たかったんだった!!
タクミさんにうみがめを見て進むことを伝えると
「あなたの行きたい道をいきなさい」と言われました。
この道は遍路道から外れるようです。
ウミガメカレッタの裏にあるプールを覘き2年ぶりの再会です♪
さて、お寺に向けて再出発!
その前に前日に荷物を置かせていただくお願いをしていた今夜の宿に向かいます。
途中、道路工事現場の人に「お遍路さんの道は違うよね?」と言われるしまつ。。。
正直に「海亀を見に寄りました」と伝えました。
そういうと工事現場の人は苦笑いでなるほどと言った様子でした。
宿は橋を渡る手前にあります。
時間を見ると予定よりも1時間も早く着いてしましました。。
やはり人と一緒に歩くと早いんですね!!
宿の前に立つと宿の方と思われるご夫妻と小さな男の子が現れます。
「宿の方ですか?」と聞くとそうらしく、二代目とお子さんは三代目と紹介されました。
「予定より早く着いてしまったのですが、荷物を置かせていただいて良いですか?」と尋ねると、
それにしても早いですね~と言われながら中に案内されました。
中に入るとオーナーが海外のお遍路さんの対応をされていました。
オーナーのご主人はフランスの方のようでした。
流暢な日本語でこの先の遍路道を提案してくださいました。
いよいよ薬王寺へ!
賑わう境内をゆっくりと拝観しました。
そして前回は気が付かずにいた霊水を頂きに本堂の横を進みます。
「肺大師」とあります。平等寺と同じように祠の下よりお水が流れていました。
今回は頂きました♪美味しかった!
随求の鐘なるものがあり、厄災消除を願い自分の歳の数だけ真言を唱えながら叩くのですが、
なかなか、数が増えてきて恥ずかしかったりもしました。。ちゃんと叩きました(^^)v
同じようなもので無病延命が得られる石臼もあるようでした。。
これは気が付きませんでした。。
薬王寺を象徴する存在の瑜祇塔にも足を運びましたが、1巡目でお参りしたこともあり、戒壇めぐりは諦めました。
約20km先の鯖大師まで向かいたかったので先を急いでいました。
美くしい田井ノ浜からの景色
スナガニさん?が目線をくれました
歩き遍路道(俳句の小径入り口)
俳句の小径で共感した作品
ずっと気になっていた道標は山頭火の言葉でした
海が美しいです♡知らない間に登っていました。
お判りになるだろうか??猿です!(中央の下あたり)
峠にあった本物の三仏像(今は恵比寿浜のキャンプ場横)本にはお不動さまとお地蔵さまと御太師様とあったそうです。
不動明王と役行者と地蔵尊の可能性も。
三仏像があった峠の場所には地蔵菩薩2体と不動明王
賢そうなワンコとの出会い
美しい港
オオルリにも出会いました
薬王寺が見えてきました
絵になっていたトップの松は台風の塩害で枯れてしまったとのこと。それでも素晴らしい景観
海亀さんにご挨拶
端午の節句が近いから?亀幟が気持ち良く泳いでいました
美波町観光協会の「街中にぎわい施設さくら庵」では雛人形が飾られていました。中間的な4月ですね。
歳の数だけ杵をつく無病延命が得られる石臼は男厄除け坂の手前にあります
霊水は本堂の横奥にあります
霊水の湧く肺大師
本堂
大師堂
境内の様子
1巡目ブログ ほぼ歩き遍路 23番札所⑦
朝食に口のとんがったひらきが出ました。ひらきと言えばアジな私は宿の人に聞きました。
カマスだそうです。はじめて食べます♪
一巡目の高知で「ウツボ」を食べた時はショックでしたが、美味しくて♪その後も見つけては食べています。
カマスももう一度食べてみたいお味で美味しかったです。
内臓を含むお魚はなかなか上手に食べられないのですが(^^;)
開きになっているとそれなりに上手に食べられるので美味しく戴くことが出来ました。
チェックアウトの時に飴などのお菓子と徳島と言えば金時芋の焼き芋をお接待していただきました♪
今日のお昼にしょう♪
この日は本当は薬王寺までにして、日和佐の町を観光しようと考えていました。
しかしながら、次の日が雨の予報だったので次の日に予定してた別格4番の鯖大師まで行くことにしました。
前日、午前11時ごろに宿へ荷物を置きに行っても良いかメールをしたところ、OKの返事をもらいました。
日和佐の宿までは約13km私の足で3時間半ぐらいの計算です。
前日にタクミさんから教えていただいた事を念頭に歩き始めました。
海に佇む銅像を横目に進みます。(この地域の政治家さんの銅像のようです)
鶴林寺麓の休憩場であったお遍路さんが泊まると言っていた「樹園」が見えました。
ここまでは体力的に私は無理だったな。。などと考えて歩いていると、お遍路さんが私を抜かして行きます。
「おはようございます」と挨拶すると、私の名前を呼んで確認されました。。
ん??なんで私の名前を?よくよく見ると昨日お世話になったタクミさんでした!!
お遍路さんなんだ!
ここから日和佐まで一緒に歩かせていただきました!
しかも詳しい解説付きです!覚えきれないほど色々お話ししていただきました。
昔の道標はもちろん事、石仏像、動植物についてもです。
この辺りは6月頃になるとアカテガニ産卵のために海へ大移動するそうです。
自然の神秘♪見てみたいです。
そんな私に、アカテガニではありませんが、磯ガニさんが写真に目線を送ってくれました。
スナガニかな??
そして、今のところ通れそうにない旧遍路道という場所も教えてくださいました。
タクミさんの案内で歩き遍路道をどんどん進みます。
途中「俳句の小径」という入選された作品が並んでいました。
遍路道に吊るされている道標札に「人生即遍路」という言葉を度々見て気になっていたのですが、
これが山頭火の言葉であることも知りました。
山頭火はこの地に縁のある方で、この先に住んでいた場所があることも教えていただきました。
海がきらきら光っているのが見える場所があり、知らない間にけっこう登っていたのだと思いました。
すると、道にみどり色の大きな・・う〇〇がいくつも落ちていました。
「これは猿だな」とタクミさん。
あたりを見渡すと十頭以上はいたと思います。
「良かったね、一緒で」とタクミさん。
女性一人だとナメテ襲ってくるのだそうです。。。
「だから杖が大事なんだよ」とタクミさん。
確かに。。この杖は色々な意味で心の支えにもなってくれる!
その先には三体の石仏が立つ場所がありました。
タクミさんの話によるとこの先に本物(実際にこの場所にあったという)があると教えてくださいました。
それはその先のキャンプ場そばにありました。
峠にあったのですが、県道をつくる時に今の場所に移設されたのだそうです。
教えてもらわなければただ通り過ぎただけだったと思います。
次々と歩き遍路道を進みましたが、自分独りでちゃんと歩けたかは不明です。。。
しばらく進むと薬王寺が見えてきました!
四国八十八か所、阿波最後のお寺です!!
足取りも軽くなったところで「うみがめ」こちらの案内がありました。
そういえば、うみがめを見たかったんだった!!
タクミさんにうみがめを見て進むことを伝えると
「あなたの行きたい道をいきなさい」と言われました。
この道は遍路道から外れるようです。
ウミガメカレッタの裏にあるプールを覘き2年ぶりの再会です♪
さて、お寺に向けて再出発!
その前に前日に荷物を置かせていただくお願いをしていた今夜の宿に向かいます。
途中、道路工事現場の人に「お遍路さんの道は違うよね?」と言われるしまつ。。。
正直に「海亀を見に寄りました」と伝えました。
そういうと工事現場の人は苦笑いでなるほどと言った様子でした。
宿は橋を渡る手前にあります。
時間を見ると予定よりも1時間も早く着いてしましました。。
やはり人と一緒に歩くと早いんですね!!
宿の前に立つと宿の方と思われるご夫妻と小さな男の子が現れます。
「宿の方ですか?」と聞くとそうらしく、二代目とお子さんは三代目と紹介されました。
「予定より早く着いてしまったのですが、荷物を置かせていただいて良いですか?」と尋ねると、
それにしても早いですね~と言われながら中に案内されました。
中に入るとオーナーが海外のお遍路さんの対応をされていました。
オーナーのご主人はフランスの方のようでした。
流暢な日本語でこの先の遍路道を提案してくださいました。
いよいよ薬王寺へ!
賑わう境内をゆっくりと拝観しました。
そして前回は気が付かずにいた霊水を頂きに本堂の横を進みます。
「肺大師」とあります。平等寺と同じように祠の下よりお水が流れていました。
今回は頂きました♪美味しかった!
随求の鐘なるものがあり、厄災消除を願い自分の歳の数だけ真言を唱えながら叩くのですが、
なかなか、数が増えてきて恥ずかしかったりもしました。。ちゃんと叩きました(^^)v
同じようなもので無病延命が得られる石臼もあるようでした。。
これは気が付きませんでした。。
薬王寺を象徴する存在の瑜祇塔にも足を運びましたが、1巡目でお参りしたこともあり、戒壇めぐりは諦めました。
約20km先の鯖大師まで向かいたかったので先を急いでいました。
美くしい田井ノ浜からの景色
スナガニさん?が目線をくれました
歩き遍路道(俳句の小径入り口)
俳句の小径で共感した作品
ずっと気になっていた道標は山頭火の言葉でした
海が美しいです♡知らない間に登っていました。
お判りになるだろうか??猿です!(中央の下あたり)
峠にあった本物の三仏像(今は恵比寿浜のキャンプ場横)本にはお不動さまとお地蔵さまと御太師様とあったそうです。
不動明王と役行者と地蔵尊の可能性も。
三仏像があった峠の場所には地蔵菩薩2体と不動明王
賢そうなワンコとの出会い
美しい港
オオルリにも出会いました
薬王寺が見えてきました
絵になっていたトップの松は台風の塩害で枯れてしまったとのこと。それでも素晴らしい景観
海亀さんにご挨拶
端午の節句が近いから?亀幟が気持ち良く泳いでいました
美波町観光協会の「街中にぎわい施設さくら庵」では雛人形が飾られていました。中間的な4月ですね。
歳の数だけ杵をつく無病延命が得られる石臼は男厄除け坂の手前にあります
霊水は本堂の横奥にあります
霊水の湧く肺大師
本堂
大師堂
境内の様子
1巡目ブログ ほぼ歩き遍路 23番札所⑦
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