MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 別格6 2巡目 ㉝  2022 

2023年01月05日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
別格6番 龍光院

美味しい朝ごはんを頂きご挨拶をして出発です!
心軽く!気持ちよく出発し、橋を渡るところで気が付きました。。。
お大師様(杖)を忘れてしまった。。。戻ります。
宿で声掛けをしたのですが、既に忙しそうにされていて気づかれず・・そっと杖を受け取り再度スタートしました。

橋を渡る手前に右方向に「野井坂(へんろ道)」左方向「松尾坂(へんろ道)」と出ました。
野井坂は少し遠回りですが大きな松尾トンネルを回避する一つの方法です。
私は左方向の松尾峠を越える事にしました。

松尾峠の手前の道に「曽我屋」さんという美味しそうなパン屋さんがありました。
7時からのオープンの様でした。お昼用に買って行けば良かったかな?と少し後悔。。
松尾峠へはトンネルの横から進みます。登り口から「遍路小屋てん屋」という遍路小屋が見えます。
少しうすぐらい遍路道だった印象ですが、緩やかな山道を登って行きました。
峠に近づくときれいに積まれた石積みと竹林が印象的な広い道を進みました。
その先に峠がありました。
峠を越えると遍路小屋がありました。しばし休憩。
飲むことは出来ないようですが、井戸もある場所でした。

さて、出発です!峠の道が比較的広かったのでそのまま広い道を進もう思ったのですが、
何かを感じて確認するとその反対方向、つまりは峠を抜けて左の方向に遍路道があります。
獣道ぐらい細い道で気づきませんでした。よく確認すれば道標がありました。あぶなかった!

獣道のような遍路道をどんどん下ります。
開けた場所に出るとそこはとても近代的な採石場でした!
利用可能な休憩所もあり一休みしました。
そして、まさに採石場にお邪魔する形で進みました。

その先に丁寧な遍路案内がありました。市道を進むか山道を進むかです。
市道はアスファルトで安定した足元ですが少し遠回りに見えました。

山道を進みます!

少し不安な丸太の橋を渡り、歩き遍路道へ!
歩きやすい遍路道でこの道を選んで正解♪と感じました。
問題はここからです。
少し舗装道を通ってまた山道に入ることは理解していたのですが、
「庚申塔への遍路道」という説明を読んでそのまま進みました。
なかなか歩き遍路道への案内が出てこない。。と不安に思いながら道は大きなカーブへ。

こんなカーブあったかな??

少しずつ登り始めました。。。そしてまたあの案内図が出てきたのです。

?!

避けたはずの遠回りの道に進んでいる。。しかも戻っている事になる!!!
これは絶対違う。。来た道を戻り始めました。
そこにウォーキングをされている地元の方に会うことができました。
目印の庚申塔に出たいのですが・・。と尋ねると、いろいろな方法がありますよ。
と教えていただき、この道の下にも歩きにくいけど道がありますよ。と教えてもらいました。
なんと、、、あの庚申塔への遍路道の説明のとことから遍路道に入るのでした。。

看板に気を取られて道標に気が付きませんでした。。。

無事に庚申塔の御堂へ辿り着き、お参りをしてほっとしました。
ここからはガツガツと舗装された道を進んで行きました。
実は、柳水太師のあたりでハードコンタクトがずれて落としてしまっていました。
そんなことがあった為にソフトコンタクトも用意していたので良かったのですが、
まだまだ前半!足りなくなるので出来ればコンタクトを作りたいと思って調べていました。
宇和島城の近くに評判の良さそうな眼科がありました。
普段は眼科で処方箋をもらって、コンタクト屋さんで購入という流れなのですが、
この眼科では作った後にもう一度それを見せに受診しなくてはいけない流れでした。

困った。

時間もなく。眼科の受診受付も午前は終了間近。どの様にこの先の予定を修正するか悩んでいると
ソフトなら在庫があるのですぐに渡すことが出来ると教えて頂きました。
ソフトも使っているので大丈夫♪診察を受けて、無事に購入することができました。
本当に迷惑ばかりかけていると反省です。
かさばる荷物でも予備をもっと持って来ればよかったと落ち込みました。
この心配性で「全財産?」とか言われてしまう大きなリュックになってしまうのですよね。。悩ましい。

本当に親切にしてくださって、この先のお遍路も順調に進めることができました。

感謝!!!

別格6番札所の龍光院は宇和島駅のすぐ近くにありました。
少し小高い場所にあり、なかなか迫力のある大階段を登ります。
多くの古い句碑などもあり、見応えのあるお寺でした。
境内からは宇和島の町が一望できます。宇和島城も見えてのんびりしたくなるお寺でした。
とても手入れされた境内を楽しみながら、本堂、大師堂をお参りします。
さらに登っていくと大観音像がある場所に行くことが出来る様でした。

その余裕は無く断念。次の日に41〜43の札所をお参りしたかったので、務田駅まで先に進みたかったのです。
本来なら駅近くの「民宿みま」さんにお世話になりたかったのですが、
コロナ問題で出来るだけネットで予約出来、全国的に受け入れている宿があればそちらを優先に予約することにしていました。
宇和島駅にあるホテルへ荷物を置き、務田駅まで約7kmを先に進みました。
多少起伏のある道でしたが、満開の桜、桜色に染まった山を愛でながら進みました。
そのせいか、予定より一本前の電車で宇和島に戻れそうでしたが、一本後の電車にして見送った電車が良い感じで見えそうな所に腰を下ろせる場所があったので電車が通るのを待しました。
すると、お散歩中の夫婦の方がいらして少しお話をしました。
飴を御接待してくださいました。その飴を舐めながら電車が来るのを待ち、駅へ向かいました。

宇和島へ向かう電車は桜のトンネルを抜けていきまました。
明日は務田まで電車で向かいスタートします!

爽やかな朝♪ ここで杖を宿に忘れた事に気が付きます。。


トンネルの横道から歩き遍路道へ


独特な小屋が見えてきます


遍路小屋でした


少し薄暗い感じでした


古い石標を目印に進みます。


竹林の美しい道を通ります


峠に出ました♪


峠に遍路小屋がありました


飲めませんが井戸もありました


峠から広い道へ進みそうになりますが、左手の細い道を進みます


採石場の建物が見えて来ました


採石場の方が提供して下さっている休憩所がありました。


採石場の中を通ります


詳しい道案内がありました


歩き遍路道を通ります


案外あるきやすい道でした


庚申塔の説明に気をとられ舗装道路まっすぐ進んでしまった・・歩き遍路道は看板の足元にある下る道を進みます。


庚申塔のお堂に着きました。


レンギョウ??に似たピンクの花が綺麗に咲いていました


お世話になった眼科さん! 感謝!!


別格6番 龍光院 大きな階段が印象的です


本堂


大師堂


曼荼羅?常香炉


お稲荷さんの社もありました


境内から宇和島城が臨めました


なにやら特徴的な大師さま


宇和島駅 荷物を置いてさらに進みます


宇和島らしいマンホール


気になるお店がありました


桜山


遍路小屋がありました


電車が通るのを待っていたら飴のお接待を頂きました


務田に到着


古い石標がありました


宇和島駅に戻ります!


車窓からも桜!!


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