MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 かいひん荘鎌倉  ② 有形文化財のお宿

2021年11月16日 | 横浜・神奈川好き
かいひん荘鎌倉

11番札所をお参りし、宿へ向かいます。
午後のお寺は小さいお寺が多かったので予定よりも早く打ち終わりました。
宿へは海沿いの道を進みます。
ゆっくりと海を散歩しながら進みます。材木座海岸から由比ガ浜海岸へと進みます。
キラキラと輝く海を見ながら高知にある歩く浜遍路を思い出しました。
大岐の浜の方が美しいですが・・(^^;)
昭和の昔と比べると本当に綺麗になったな~という印象なんです。
もっと海がミドリっぽかったり砂の関係ですが黒っぽい印象でした。

今は透明度がある💗

癒されながら宿へ向かいました。
本日の宿は有形文化財の宿です。
こういった宿が神奈川にあるとは!

残りの札所を二泊三日で巡ることにしたきっかけの宿です。

この建物は大正13年富士製紙の社長さんの別荘として建てられそうです。
平成21年に国の有形文化財となったそうです。
折角なので洋館部分のお部屋にしました。
実は憧れの大きな出窓(ベイ・ウィンドウ)、どんなふうに使われているんだろうという興味がありました。
自分の想像ではティータイムコーナーになる場所という印象です。

お部屋にはいるとその出窓エリアは大きくテレビをみるリビング的な場所でした。
部屋に入ってすぐの空間にはクラッシックなダイニングがあり、夕食をこちらで頂けました。
朝食は朝食会場があったようですが、コロナ禍が理由か朝食もこちらで頂けました。
元住宅なのでベッドルームも別の空間です。
浴室もありましたが、大浴場があったのでそちらを利用しました。
大浴場の前には待ち合わせの空間もあり、自由に頂けるお水や自販機がありました。
その部屋からかは整えられたお庭を見る事が出来ます。
しばしのんびりしました。

場所は住宅地のなかにあります。
朝食をとっていると何か外が騒がしいのです!
覗いてみると「建長」と書かれた山谷袋を下げたお坊さん方が一つひとつのお家にお祓い?お祈りをしていました。
十数人はいらしたかと思います。
初めてほんまもんの托鉢?を見ました。。。
でも、私の想像していた托鉢はお坊さんが列をなしてゆっくりとお祈りをしながら進み、
民衆がお接待するというイメージでしたが、初めて見たこの托鉢は全く隙の無い感じでした。
次から次へともの凄いスピードでお祈りをして進んで行くのです。
ですから、托鉢のお坊さんが来た、お礼を!と思って出て行ったところでもう先に進んでしまっているのです。
あくまでも修行といった雰囲気でした。

鎌倉はこういった文化が残っているんだと感心しました。

大岐の浜を思い出した材木座海岸


かいひん荘鎌倉の外観


憧れのベイ・ウィンドウはテレビリビング


部屋に入るとリビングダイニング


ベッドルームから見たLD


このお部屋でお食事が出来ました


華やかな一の膳


朝食の様子


大浴場前の休憩コーナー


お庭を臨めます


ロビーリビングの前室


朝はコーヒーを頂けるロビーリビング(かいひん荘の昔の写真が飾られていました)


忍者のように早い托鉢の様子

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歩き遍路 相州11番札所 ② 静かに佇むお寺

2021年11月15日 | 横浜・神奈川好き
蓮乗院

補陀洛寺からは約400mほどすぐ近くです。
グーグルの地図の案内で進むと排水溝の為に出来た隙間のようなルートを案内されました。
四国遍路の経験が無かったら道が違うと思うとこでしたが、遍路らしい道に見えました。
旦那さんは不安げです。。
正解でした。ちょっとした近道だったようです。

さて、お寺があるであろう場所には大きなお寺がありました。
お寺の名前を見ると「光明寺」とあり、違うようです。
後ほど知ったのですが、高倉健さんのお墓がある様です。

今一度地図を確認するとこのお寺の上手側の道を進む様でした。
蓮乗院はこの光明寺よりも歴史が古く蓮乗寺だったそうですが、今はこのお寺の子院となったそうです。
光明寺が大きすぎて、より小さく感じるお寺でしたが、11番札所の石標もありました。
ここには「相州二十一ヶ所」ではなく「富国二十一ヶ所」とありました。

小さいお寺でしたが、お花が活けてあったり、整えられたお庭もあり素敵でした。
またお参りしたいお寺でした。

本日はこのお寺まで、宿に向かいます♪

細い道を抜けて行きました。


十一番札所の石標


蓮乗院の三門


古い手水鉢


素敵なお花が活けてありました


本堂
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歩き遍路 相州10番札所 ② 鯉幟と栞

2021年11月13日 | 横浜・神奈川好き
補陀洛寺

九品寺から250mほどの所にあるお寺です。
源頼朝が建てたお寺との事です。 
「竜巻寺」という別名もあるそうです。度々竜巻に襲われたからだそうです。
行基作の本尊の十一面観音、薬師如来、運慶作の日光・月光菩薩、源頼朝自刻の頼朝像
珍しい寺宝は申し出れば拝観できるそうです。
私は知らなかったので残念ながら拝観できませんでした。
コロナが落ち着いたころに再びお参りしてみたいです。

門柱の横には源頼朝公御祈願所との石標があり、源頼朝と縁の深いお寺であることが分かります。
鯉幟が気持ちよく泳いでいました。
住宅地の一角で静かなお寺でした。
蝋燭を立てるところやお線香を立てるところもあったので、きちんとお参りをしました。
大きなサルスベリの奥に納経所があります。
受付のカウンターに「ご自由にどうぞ」と沢山の兜の形の栞が置かれていました。
以前、納経帳の栞として頂いたことがあります。
今回の納経帳には無かったので、「頂いてもよろしいですか?」と聞いていただきました。
ちなみにほとんど兜だったと思うのですが、私のはよくよく見ると鶴でした。
鯉のぼりで勝手に兜と、そう思ったのかな??


鯉幟が気持ちよく泳いでいました


源頼朝公御祈願所との石標


本堂


大きなサルスベリ


ほとんど兜だったのですが、私のはよくよく見ると鶴でした💕



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歩き遍路 相州9番札所 ② 沙羅の木が美しいお寺

2021年11月10日 | 横浜・神奈川好き
九品寺

海の方向に進みます。
昔ながらの家屋も残る住宅地を進むと交差点の角にお寺が現れます。
静かな佇まいです。
7番札所に続き、第九番札所であることが分かる石標が三門手前にありました。
参道の横には大きな沙羅の樹の垣根があり、可憐な白い花が咲いていました。

九品寺の九品とは阿弥陀如来の住む極楽浄土に生れたいと願う者の9段階 (九品) の往生の仕方だそうです。
上品の上生、中生、下生。
中品の上生、中生、下生。
下品の上生、中生、下生。
の九種類だそうです。

現世はどの辺りかな???

このお寺から同じように巡っている感じの数組の方がいらっしゃいました。

お地蔵様がお迎えしてくれました


9番札所であることを示す石標


本堂
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歩き遍路 相州8番札所 ② ツツジが美しいお寺

2021年11月07日 | 横浜・神奈川好き
田代寺(安養院)
田代寺(安養院)

鎌倉駅方面に進みます。その間、民家再生奨励賞の建物や景観重要建築物の病院など
目を惹くいくつかの建物がありました。
丁度お昼頃だったので、調べておいたお蕎麦屋さんに向かいます。
行列も出来るお蕎麦屋さんのようでしたが、コロナ禍で予約が必要でした。
結果、何度か行った事のあるタイレストランクリヤムさんへ。
パッタイが大好きなのですが、なんとなくタイの人のお店以外ではケチャップっぽい感じがしていました。
このお店のパッタイはタイの人のお店に近い味だったのでそれ以来何度か足を運んでいるお気に入りのお店です。
こちらも人が並ぶ人気のお店ですが、タイミングよく入ることが出来ました。

美味しいお昼を頂き次の8番札所へ向かって出発です。

鎌倉駅から伸びる横須賀線を渡り海方向に進みます。
この県道は子供の頃から良く利用した画材屋さんや手芸屋さんがあり、親しみのある道でした。
最近では有名なモンブラン屋さんもあります。

しばらく進むとツツジの美しい塀が見えてきます。
ここが田代寺(安養院)です。坂東第三番札所でもあります。
「安養院」は北条政子の法名だそうです。
本堂には本尊阿弥陀如来像と千手観音像と北条政子像が安置されています。
宝篋印塔があり、小さい石塔は北条政子の墓とされているようです。
7番札所のやぐらにもありました。。
オオムラサキツツジに守られたお寺と言った印象です。
写真は三門までですが100円の志納で中までお参りする事が出来ます。
本堂の前に植えられている樹齢700年を超える槇の古木も印象的なお寺でした。

民家再生奨励賞の建物(結の蔵)秋田県湯沢市の酒蔵だったようです。


お洒落な面格子


景観重要建築物(旧安保小児科医院)


おすすめのタイレストランkuriyum


お気に入りのパッタイ


サラダもオシャレです


ツツジの塀が見えて来ました


三門の手前もツツジで囲まれています


100円を志納してお参りします。


本堂の様子(三門より先は写真を取れないので三門から)

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