今月の1日には、新たにイスラエルに対空ミサイル支援のための資金援助を
申し出たアメリカ。ガザ地区での人権侵害調査委員会構成に関する決議にて
棄権したヨーロッパや日本。さすがにやりすぎたと思ったのか態度を変え始めている。
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イスラエル軍が3日、パレスチナ自治区ガザ南部のラファにある
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)運営の学校を爆撃し、
少なくとも10人を死亡させたことについて、国連をはじめ
イスラエル寄りともみられる米欧諸国からも異例の強い非難の声があがっています。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は3日、
イスラエル軍による爆撃を「道徳上の乱暴であり犯罪行為だ」と強く非難しました。
報道官を通じて発表した声明で述べました。
7月末の二度の国連運営学校砲撃に続くだけに、潘氏は
「またもや国際人道法の重大な違反行為が起きた」と指摘。
民間人が身を寄せている国連施設の場所についてイスラエル軍は何度も連絡を受けていたとし、
「この攻撃に関して、他の国際法違反とともに、直ちに調査し、
実行した者に責任を取らせなければならない」と強調しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-08-05/2014080507_01_1.html
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アメリカもここ最近のオバマ政権のやり方に批判がされたようで、
「付近で武装勢力が活動している疑いがあっても、
多数の罪のない民間人の生命を危険にさらす攻撃は正当化されない」
と指摘したようだ。
これらはウクライナの惨状を知る者にとっては噴飯ものの言動である。
今日のロシア・トゥデイのニュースでは、
ルガンスクにおける25万の他の地域へ避難できない人間が、
水や電気などのインフラがストップされている状態に陥っていることが判明した。
前々からキエフ軍が反対者たちに対して地域規模の水責めと兵糧責めを
していたことはわかっているが、改めて中央政府の残虐性に気づかされる。
さて、イスラエルのガザ地域への空爆が道徳上の乱暴行為であるならば、
キエフのドネツク・ルガンスク地域への空爆もまた道徳上の乱暴行為であるはずだ。
しかるに、なぜ前者は責められて後者は賛美されるのかが全く理解できない。
おまけに後者は10人などという規模ではなく、数千・数万の犠牲者が生まれている。
ロシアを悪漢に仕立て上げるなら何をやっても許されるのだろうか?
どうも納得がいかない。
ちなみに、最近、またキエフ軍から軍を裏切って自警団に参加した集団が
あったそうだ。これが主体と客体が逆だったならば、自由が奪われたロシアから
亡命した勇気ある人々として讃えられるのであろうが、現実は…ご覧のとおりだ。
申し出たアメリカ。ガザ地区での人権侵害調査委員会構成に関する決議にて
棄権したヨーロッパや日本。さすがにやりすぎたと思ったのか態度を変え始めている。
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イスラエル軍が3日、パレスチナ自治区ガザ南部のラファにある
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)運営の学校を爆撃し、
少なくとも10人を死亡させたことについて、国連をはじめ
イスラエル寄りともみられる米欧諸国からも異例の強い非難の声があがっています。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は3日、
イスラエル軍による爆撃を「道徳上の乱暴であり犯罪行為だ」と強く非難しました。
報道官を通じて発表した声明で述べました。
7月末の二度の国連運営学校砲撃に続くだけに、潘氏は
「またもや国際人道法の重大な違反行為が起きた」と指摘。
民間人が身を寄せている国連施設の場所についてイスラエル軍は何度も連絡を受けていたとし、
「この攻撃に関して、他の国際法違反とともに、直ちに調査し、
実行した者に責任を取らせなければならない」と強調しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-08-05/2014080507_01_1.html
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アメリカもここ最近のオバマ政権のやり方に批判がされたようで、
「付近で武装勢力が活動している疑いがあっても、
多数の罪のない民間人の生命を危険にさらす攻撃は正当化されない」
と指摘したようだ。
これらはウクライナの惨状を知る者にとっては噴飯ものの言動である。
今日のロシア・トゥデイのニュースでは、
ルガンスクにおける25万の他の地域へ避難できない人間が、
水や電気などのインフラがストップされている状態に陥っていることが判明した。
前々からキエフ軍が反対者たちに対して地域規模の水責めと兵糧責めを
していたことはわかっているが、改めて中央政府の残虐性に気づかされる。
さて、イスラエルのガザ地域への空爆が道徳上の乱暴行為であるならば、
キエフのドネツク・ルガンスク地域への空爆もまた道徳上の乱暴行為であるはずだ。
しかるに、なぜ前者は責められて後者は賛美されるのかが全く理解できない。
おまけに後者は10人などという規模ではなく、数千・数万の犠牲者が生まれている。
ロシアを悪漢に仕立て上げるなら何をやっても許されるのだろうか?
どうも納得がいかない。
ちなみに、最近、またキエフ軍から軍を裏切って自警団に参加した集団が
あったそうだ。これが主体と客体が逆だったならば、自由が奪われたロシアから
亡命した勇気ある人々として讃えられるのであろうが、現実は…ご覧のとおりだ。