ここ最近、ウクライナについて何も書かないのは、
南東部においてウクライナ軍によるジェノサイドが常態化しているからだ。
つまり、爆撃が当たり前になっているので、
恐ろしいことに書く内容がマンネリ化しているのである。
そこで、今回はこの事態を徹底して無視する国際社会の批判を
ロシアの声の評論を紹介することによって行いたいと思う。
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西側のマスコミは、ウクライナに関する情報をより分けている。
テレビや紙面で紹介されるのはウクライナ政府の発言であり、義勇軍の発言はない。
ウクライナ南部・東部の人道的大参事は無視されている。
ダブルスタンダードの原則が作用している。
現在ウクライナ情勢に関心を持っている西側のジャーナリストは少ない。
欧州のテレビ局も米国のテレビ局も、ドンバスで起こっていることを全く伝えてない。
また避難民についても全く触れられていない。ロシアとウクライナの国境地域では、
空爆によって隣国への避難を余儀なくされた人々のための野営地が開設されている。
だが外国のジャーナリストたちは野営地へ訪れ、
ウクライナ政府による軍事作戦の被害に遭った人々と語ろうとはしない。
基金「ポリチカ」のヴャチェスラフ・ニコノフ総裁は、なぜなら
誉めそやされた客観的な西側のジャーナリズムは、
西側の政治家の公式見解とは異なる視点からウクライナの出来事を
報道することを望んでいないからだと指摘し、次のように語っている。
「戦争が始まった時、最初に失われるのは真実だ。
米国とその北大西洋条約機構(NATO)の同盟国が同じ立場を取っているのは明らかだ。
それは、ウクライナ人にとって西側は『明るく良い場所』であり、
ウクライナ人はその明るくて良い西側の一部になることを望んでいるが、
ロシアはそれを妨げる『暗くて悪い場所』だというものだ。
これと一致しないものは全て報道されないか、歪曲されるだろう。
これは、情報戦争の一般的な手段だ。」
(中略)
なお、ロシアがウクライナに向けて送った人道支援物資について、
これが脅威になる可能性があると語られている。
飲料水のボトルの中に特殊部隊が隠れているのではないか、
ベビーフードの瓶の中に砲が隠されているのではないかと真剣に議論されている。
ウクライナ政府とその西側のスポンサーたちの気まぐれで
家を失ったドンバスの住民のために、毛布や医薬品、食料などを集めることなど、
欧米のジャーナリストたちの頭には思い浮かばないようだ。
なぜならその場合、
ウクライナ南部・東部が壊滅的な状況であることを認めることになるからだ。
彼らの課題は、西側社会を落ち着かせ、
ウクライナ南部・東部では特に何も起こっていないと社会を納得させることだ。
これは、臆病者の行動だ。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_08_14/275955551/
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これについて、赤旗では以下のように説明している。
「欧米諸国はウクライナ危機を通じ、
ロシアによる親ロ派への人的・物的支援を非難してきました。」
(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-08-18/2014081806_01_1.html)
そもそも、親ロ派は存在しない。
キエフのネオナチ政権に反対した地方の自治体が独立を宣言し、
現地の住人がロシアに好感を抱いているだけにすぎない。
メディアではテロリストのように扱われているが、
親ロ派は、現地の住人であって、組織らしいものはない。
ドネツク人民共和国というものもあるが、
空爆はドネツク・ルハンスク以外の都市でも行われており、
親ロ派という言葉は、この地域一帯の反キエフの諸集団の総称として使われている。
テロリストのねつ造という意味では、メディアの罪は重い。
赤旗は国内の報道に関しては優秀なのだが、海外になるとそうでもない。
共産党自体が、中国や北朝鮮、ロシアなどの共産主義国家と非常に仲が悪い。
そのため、同国に対しても批判するための批判記事になっている。
反共左翼の面々は、この点こそ非難すべきなのだが、
なぜか彼らはこの点に関しては見解を一致させており、
「一体、お前らは何なんだよ」と声を大にして叫びたい。
朝日や読売のような新聞がこの調子なのは当たり前として、
せめて左翼の面々には、ウクライナ報道のおかしさに気付いてほしい。
南東部においてウクライナ軍によるジェノサイドが常態化しているからだ。
つまり、爆撃が当たり前になっているので、
恐ろしいことに書く内容がマンネリ化しているのである。
そこで、今回はこの事態を徹底して無視する国際社会の批判を
ロシアの声の評論を紹介することによって行いたいと思う。
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西側のマスコミは、ウクライナに関する情報をより分けている。
テレビや紙面で紹介されるのはウクライナ政府の発言であり、義勇軍の発言はない。
ウクライナ南部・東部の人道的大参事は無視されている。
ダブルスタンダードの原則が作用している。
現在ウクライナ情勢に関心を持っている西側のジャーナリストは少ない。
欧州のテレビ局も米国のテレビ局も、ドンバスで起こっていることを全く伝えてない。
また避難民についても全く触れられていない。ロシアとウクライナの国境地域では、
空爆によって隣国への避難を余儀なくされた人々のための野営地が開設されている。
だが外国のジャーナリストたちは野営地へ訪れ、
ウクライナ政府による軍事作戦の被害に遭った人々と語ろうとはしない。
基金「ポリチカ」のヴャチェスラフ・ニコノフ総裁は、なぜなら
誉めそやされた客観的な西側のジャーナリズムは、
西側の政治家の公式見解とは異なる視点からウクライナの出来事を
報道することを望んでいないからだと指摘し、次のように語っている。
「戦争が始まった時、最初に失われるのは真実だ。
米国とその北大西洋条約機構(NATO)の同盟国が同じ立場を取っているのは明らかだ。
それは、ウクライナ人にとって西側は『明るく良い場所』であり、
ウクライナ人はその明るくて良い西側の一部になることを望んでいるが、
ロシアはそれを妨げる『暗くて悪い場所』だというものだ。
これと一致しないものは全て報道されないか、歪曲されるだろう。
これは、情報戦争の一般的な手段だ。」
(中略)
なお、ロシアがウクライナに向けて送った人道支援物資について、
これが脅威になる可能性があると語られている。
飲料水のボトルの中に特殊部隊が隠れているのではないか、
ベビーフードの瓶の中に砲が隠されているのではないかと真剣に議論されている。
ウクライナ政府とその西側のスポンサーたちの気まぐれで
家を失ったドンバスの住民のために、毛布や医薬品、食料などを集めることなど、
欧米のジャーナリストたちの頭には思い浮かばないようだ。
なぜならその場合、
ウクライナ南部・東部が壊滅的な状況であることを認めることになるからだ。
彼らの課題は、西側社会を落ち着かせ、
ウクライナ南部・東部では特に何も起こっていないと社会を納得させることだ。
これは、臆病者の行動だ。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_08_14/275955551/
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これについて、赤旗では以下のように説明している。
「欧米諸国はウクライナ危機を通じ、
ロシアによる親ロ派への人的・物的支援を非難してきました。」
(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-08-18/2014081806_01_1.html)
そもそも、親ロ派は存在しない。
キエフのネオナチ政権に反対した地方の自治体が独立を宣言し、
現地の住人がロシアに好感を抱いているだけにすぎない。
メディアではテロリストのように扱われているが、
親ロ派は、現地の住人であって、組織らしいものはない。
ドネツク人民共和国というものもあるが、
空爆はドネツク・ルハンスク以外の都市でも行われており、
親ロ派という言葉は、この地域一帯の反キエフの諸集団の総称として使われている。
テロリストのねつ造という意味では、メディアの罪は重い。
赤旗は国内の報道に関しては優秀なのだが、海外になるとそうでもない。
共産党自体が、中国や北朝鮮、ロシアなどの共産主義国家と非常に仲が悪い。
そのため、同国に対しても批判するための批判記事になっている。
反共左翼の面々は、この点こそ非難すべきなのだが、
なぜか彼らはこの点に関しては見解を一致させており、
「一体、お前らは何なんだよ」と声を大にして叫びたい。
朝日や読売のような新聞がこの調子なのは当たり前として、
せめて左翼の面々には、ウクライナ報道のおかしさに気付いてほしい。