加藤哲郎氏のネチズン・カレッジを久々に閲覧しましたが、
ロシアに滞在(おそらく研究目的)しているにも関わらず、
ウクライナ問題に対して何も語らないのは不思議でなりません。
何度も言及しましたが、現在のウクライナは、EUやアメリカに支援され、
ネオ・ナチが政権の中枢に君臨している異常事態になっています。
各地では自警団も結成されていますが、彼らの中には
ナチス・ドイツのシンボルであるカギ十字に×マークをした
旗を掲げている者もおり、こういった人たちの動きがNHKをはじめとした
日本のメディアでは一切、取り上げられないままロシアが批判されているわけです。
この批判者のなかには共産党もいます。
もともと、共産党とロシアは非常に仲が悪いので、
今回のような態度は容易に想像がつきました。逆を言えば、
共産党が何だかんだで冷戦から抜けきれないまま今に至るということです。
だとすれば、日本共産党を否定している加藤氏は
必ずや、日本共産党はロシアを批判しているが、
実際には、簡単にロシアを否定できる問題ではないと
それこそ、声を大にして叫ぶはずだと思っていたのです。
ところが、サイトを見る限りでは二ヶ月前から騒がれている事件であるにも
関わらず、一切のノーコメントの状態です。これは不思議でなりません。
正直、共産主義国研究の泰斗であり、市民運動にも積極的に参加し、
講演を精力的に行っている加藤教授が語ってくれたほうが、
私のような名もなき草の根の小僧が弱小ブログで書くよりも説得力があるのですが…
これは先生が普段から熱をこめて批判している共産党の言動にも
ケチをつけられる絶好の機会でもあるのですけれどねぇ……
加えて、日本国内では「ロシアの声」や「ロシアNow」、「ロシア・トゥデイ」
などの海外メディアのサイトでしか向こうの側に立った情報が得られないのが実情です。
ロシア本国で、同問題がどのように語られているのかを紹介するだけでも、
私たちの国際政治に関する間隔を磨く格好の材料になるはずです。
(まぁ、加藤教授に限らず、ロシア政治研究者は向こうの
政府批判者と仲良くなっているのが常ですが…)
これをなぜ行わないのか・・・
その理由は定かではありませんが、結局のところ、
彼の沈黙はアメリカの公式見解を支持していることになるでしょう。
(日本国内では、アメリカ側の情報・意見ばかり氾濫しており、
それらに異議を唱えないのは、黙認と同義の行為であるため)
結局、アメリカに都合のよい態度をとっている。
北朝鮮への極右と協力してまでの非難活動や、アラブの春の礼賛など、
ことごとくアメリカの利益を侵害しない限りでの人権運動を行っている
加藤教授ですが、現在でも世界各国を巡り、資料収集と研究者との交流を重ね、
その辺の椅子に座っているだけの名ばかり研究者よりもよっぽど働いている、
そんな研究者の鏡とも言える方が、なぜこのような裏切りを平然と行うのか。
私には理解できないことです。
「裏切り」と表現しましたが、おそらく教授にとっては、
ものすごく筋が通った行動なのだと思います。
また、こういう行動をとってしまうのは彼に限ったことではなく、
戦後の主流左翼全体に見られる重大な欠陥だと思われます。
しかしながら、実のところ、この種の欠陥を抱えた左翼、
反対のポーズをとりながら、その実、支持をしている左翼、
「ノー」と言いながら「ゴー」のサインを指で作る左翼は、
海外のみならず日本における社会発展の上でも非常に問題があるでしょう。
ロシアに滞在(おそらく研究目的)しているにも関わらず、
ウクライナ問題に対して何も語らないのは不思議でなりません。
何度も言及しましたが、現在のウクライナは、EUやアメリカに支援され、
ネオ・ナチが政権の中枢に君臨している異常事態になっています。
各地では自警団も結成されていますが、彼らの中には
ナチス・ドイツのシンボルであるカギ十字に×マークをした
旗を掲げている者もおり、こういった人たちの動きがNHKをはじめとした
日本のメディアでは一切、取り上げられないままロシアが批判されているわけです。
この批判者のなかには共産党もいます。
もともと、共産党とロシアは非常に仲が悪いので、
今回のような態度は容易に想像がつきました。逆を言えば、
共産党が何だかんだで冷戦から抜けきれないまま今に至るということです。
だとすれば、日本共産党を否定している加藤氏は
必ずや、日本共産党はロシアを批判しているが、
実際には、簡単にロシアを否定できる問題ではないと
それこそ、声を大にして叫ぶはずだと思っていたのです。
ところが、サイトを見る限りでは二ヶ月前から騒がれている事件であるにも
関わらず、一切のノーコメントの状態です。これは不思議でなりません。
正直、共産主義国研究の泰斗であり、市民運動にも積極的に参加し、
講演を精力的に行っている加藤教授が語ってくれたほうが、
私のような名もなき草の根の小僧が弱小ブログで書くよりも説得力があるのですが…
これは先生が普段から熱をこめて批判している共産党の言動にも
ケチをつけられる絶好の機会でもあるのですけれどねぇ……
加えて、日本国内では「ロシアの声」や「ロシアNow」、「ロシア・トゥデイ」
などの海外メディアのサイトでしか向こうの側に立った情報が得られないのが実情です。
ロシア本国で、同問題がどのように語られているのかを紹介するだけでも、
私たちの国際政治に関する間隔を磨く格好の材料になるはずです。
(まぁ、加藤教授に限らず、ロシア政治研究者は向こうの
政府批判者と仲良くなっているのが常ですが…)
これをなぜ行わないのか・・・
その理由は定かではありませんが、結局のところ、
彼の沈黙はアメリカの公式見解を支持していることになるでしょう。
(日本国内では、アメリカ側の情報・意見ばかり氾濫しており、
それらに異議を唱えないのは、黙認と同義の行為であるため)
結局、アメリカに都合のよい態度をとっている。
北朝鮮への極右と協力してまでの非難活動や、アラブの春の礼賛など、
ことごとくアメリカの利益を侵害しない限りでの人権運動を行っている
加藤教授ですが、現在でも世界各国を巡り、資料収集と研究者との交流を重ね、
その辺の椅子に座っているだけの名ばかり研究者よりもよっぽど働いている、
そんな研究者の鏡とも言える方が、なぜこのような裏切りを平然と行うのか。
私には理解できないことです。
「裏切り」と表現しましたが、おそらく教授にとっては、
ものすごく筋が通った行動なのだと思います。
また、こういう行動をとってしまうのは彼に限ったことではなく、
戦後の主流左翼全体に見られる重大な欠陥だと思われます。
しかしながら、実のところ、この種の欠陥を抱えた左翼、
反対のポーズをとりながら、その実、支持をしている左翼、
「ノー」と言いながら「ゴー」のサインを指で作る左翼は、
海外のみならず日本における社会発展の上でも非常に問題があるでしょう。