音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

久しぶりの東京 カフェ・ブロッサム

2010年03月29日 19時31分33秒 | アート・音楽
先週は金曜日に休暇を頂いて東京へ3日間行ってきました。
今回の目的はカーサクラシカというライブハウスと北越谷のブロッサムという喫茶店の見学(?)です。

久しぶりに電車での移動です。
金沢からだと時間がかかりますが、東京に近づくにつれどんどん天気が良くなるので気持ちもどんどん晴れてきます(笑)
特に関越トンネルを抜けると世界ががらっと変わりますね。
太平洋は大好きです(笑)

今回の宿は北千住のホテルです。
目的地の最寄り駅が東武伊勢崎線の北越谷と赤坂見附なので中間地点を選びました。
なかなか綺麗なホテルでサービスもいいし、楽天トラベルのクチコミ評価が高かったのも納得です。
お昼くらいに到着してしまったので、荷物を預けてさっそく最初の目的地、北越谷のブロッサムに向かいます。

ブロッサムは北越谷の東口を出てそのまままっすぐに歩くと左手にあります。
洋風のお店は開店してまだ2年くらい。
中は新しくて綺麗です~
主にウッドを使っている洋風の店内はすごく落ち着いた雰囲気で、僕の好みにぴったり。



先客の方がベートーベンの交響曲をゆったりと聴いていました。
もちろんソースはアナログレコードです。
一緒に聴いていましたが、落ち着いた音ですね~
お店の雰囲気にぴったりです。

交響曲が終わったので次に僕のリクエストでバッハの無伴奏チェロ組曲を聴かせていただきました。
録音が古いはずなのに艶やかな音がします。
レコードなのにノイズの少なさにもびっくり。
これは店長の古川さんがレコードを大切に扱っているからだと思います。

ブロッサムの特徴はなんといってもタンノイ社のオートグラフミレニアムでしょう。
イギリスのスピーカーとして古くから有名なスピーカーで僕も昔から憧れていました。
このスピーカー用のアンプは真空管。
モノアンプを二台使って鳴らしていました。
カートリッジはオルトフォン製。
コントロールはカウンターの奥のラックで。
ここにはレコードもたくさん置いてありました。



レコードを聴きながら古川さんにオーディオシステムやお店の事をいろいろと教えていただきました。
今回は新しい真空管アンプの調子が悪くて聴くことはできませんでしたが、それでも大満足。
このような空間で一日を過ごせるというのは幸せだなあって思います。

この日は奥様手作りのイギリスパンのガーリックトーストとチーズケーキとコーヒーを頂きながら聴いていました。
このイギリスパンが美味しくて、おすすめです。
コーヒーは水出しを注文しましたが、コクがあって、苦いけれども飲みやすかった。
ゆったりした空間でゆったりとレコードを3枚も聴かせていただきました。
いやあ、満足です。
最後の1枚はビールを飲みながら聴かせてもらいました。幸せ~




もっと聴いていたかったのですが、夕食の予約をしてあったので後ろ髪をひかれる思いでブロッサムを後にしました。
次は築地のお店で夕食ですが、長くなったので次回につづく。


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