音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

ドイツ旅行記 6月2日 vol.2 バンベルク

2020年03月31日 20時00分00秒 | 海外旅行

修道院からは1キロちょっと離れているのですが、車だとすぐに移動できます。

歩いて移動することもできますが、ずっと坂を登らないといけないので車がない人にはこちらの観光バスをおすすめします。

バンベルク市内観光バスみたいですね。



Altenburg の駐車場には市内観光バスが停まっていました。

カンテラのようなヘッドライトが可愛らしいバスで、けっこう人が乗っていましたよ。

ドイツの人は歩いたり自転車に乗ったりするのが好きなのかな?

街もコンパクトなので自転車で移動するととても便利だと思いました。

(今回はまったく利用しませんでしたが)




来月にお祭りが開催されるようですね。

早くも準備をしているようでした。

721日と22日に行われる「祝祭の週末」というお祭り(祝典?)のようです。

ちゃんと調べて無いのですが、ここAltenburgはバンベルク市民にとってはかなり大切な・象徴的なお城のようです。




塔が建っていると登りたくなりますよね。



塔には中の階段を登って上に行きます。




石や木の階段を登るとすぐに塔の上に到着。

補修の跡がたくさんある塔の上に着きました。

頑丈にできているので不安はありませんでしたが。

石の壁が高いのは外からの攻撃を避けるためでしょうか❓




塔の上から眺めはとても良くて、かなり遠くまで見ることができます。

上の写真はバンベルクの郊外の方を見たもの。

畑が広がるのどかな風景ですね。

戦争があった頃はあの畑の向こうから敵が攻めてくるのが見えたんでしょうね。

(ここで戦争があったかどうかは知りませんが)





城の中には馬を飼っていたような場所や井戸の跡もありました。

その時代の生活が垣間見えたような気がしました。




こちらは井戸の跡です。
落ちないように柵がありました。
高台なので井戸もかなり深いのでは❓



眺めの良いテラスもあるし、塔に登ってバンベルク市内を眺めるのも気持ちいいですよ。

ここのレストランは評判も良くて人気のレストランらしいです。


さて、次はバンベルクの「小さなヴェニス」(Klein Venedig)と呼ばれる場所に向かいました。


つづく


ドイツ旅行記 6月2日 vol.1 ヴュルツブルク〜バンベルク

2020年03月30日 20時00分00秒 | 海外旅行

ホテルの朝食は豪勢でいいのですが、いつも食べきれないんですよね。

料金もそこそこするので今回は外のカフェで朝食を取ることにしました。


ホテルの向かいにイートインできるパン屋さんを見つけたのでそこで朝食。




土曜日の朝だからなのか広い店内には人が少ない。

隣にスーパーマーケットがあるので余計そうなのかも。




パンとコーヒー。日本人の朝食にはこれくらいの量で十分です。安いし()

一人4ユーロでお釣りがきました。

ドイツのパン屋さんのパンは日本のパンよりもちょっと大きい気がします。

なので朝からパンが2つだと多いかな?


朝食を食べてから、ホテルをチェックアウト。

次にバンベルクに向かいます。



ヴュルツブルクからバンベルクまでは電車で移動します。近いのでICEではなくRBでのんびりと移動。




途中で十数人くらい乗ってきました。

どうやら高校生みたい。

学校の課外授業かな?

乗車中は英語やらドイツ語やらロシア語(?)で話しているようです。

お互いに外国語の勉強をしながら遊んでいて、にぎやかでした()




電車の窓から見える景色はやっぱり北海道みたいです。

高い山はドイツの南部にしか無いので、ほとんどが丘陵地帯です。

畑も広いので北海道のように感じるのかもしれません。



ぼーっと外を眺めていると一時間ちょっとでバンベルクに到着しました。

バンベルクの駅前で輪島さんと合流。

輪島さんはバンベルクに住んでいたことがあるので、車で街を案内していただきました。


いつもは歩いて観光していたので車での移動は楽でした~()




ドイツでもかなり古くからある修道院 Kloster St. Michael

写真だととても素敵な修道院なのですが、残念なことに工事中でした。

工事の案内に修道院を空から撮した写真があったのでそれを見て想像することに()




古い建物は補修工事を頻繁にしていましたが、ここでも工事中。。。こればかりはどうしようもありませんね~

中には入れませんでしたので、周囲をぐるっと散策してきました。




修道院の建物を外側から見てみましたが、やはり立派な建物でした。

石造りの建物なので長い年月もその状態を保っています。

日本は木造建築なので長く残っている建物は少ないですね。

湿度や温度、気候や地震の有無などいろんな条件から石造りの建物になったと思いますが、そのおかげで今でも残っているのはラッキーなことです。

立地もヴュルツブルクのマリエンベルク要塞のように高台に建てられているので眺めは最高です。






ちょうど今夜泊まるホテルが見えました。

ここから眺めるとホテルの形などがよくわかります。

このホテルは昔は宮殿だったらしく、素晴らしい建物ですね。

安いホテルばかりに泊まってきましたが、ここは唯一の四つ星ホテルなんですよ()




修道院の散策を続けていると、庭にカモがいました。

人に慣れているので近づいても逃げようとしません。

カモの後ろに見える塔は修道院ではなく、お隣の Bamberger Dom です。





ここから次に行こうとしている Altenburg が遠くに見えます。

向こうの山の上にちらっと塔が見えてるのが Altenburg です。

ここから歩いて行くこともできるそうですが、今回は車でささっと移動しました。

つづく


ドイツ旅行記 6月1日 vol.3 ヴュルツブルク

2020年03月29日 20時00分00秒 | 海外旅行

美帆さんたちはこの日の6時から学生の発表会のピアノ伴奏をするので大学に戻りました。


さて、どうしようかと考えましたが、昨日ちらっと見た「WEINDORF」がすぐ横の教会の広場で開催しているはずなのでそちらに移動しました。

どうやらワインのお祭りらしい。

こういったイベントは大好きです。


歩いてすぐに到着。

教会の左奥に屋根だけ見える建物がさっきまで食べていたレストラン。

ほんとにすぐ近くでした。

(教会の反対側でイベントしていました)


まだ16時前なのですが、たくさんの人で賑わっていました。

「どんなワインが飲めるのかな?」とあちこちお店を見て回りましたが、どこも同じようなワインを扱っているみたい。



適当なテーブルについて、店員さんに注文します。

このWEINDORF Wurzburg は毎年5月の末から6月の初めにかけて開催されているお祭りのようです。

2018年は5/256/3まで開催されているようで、ちょうどいいタイミングでヴュルツブルクを訪れたようです。

この日は16時くらいに飲んでましたが、WEINDORF11:0023:30までオープンしているそうで、夜に来たほうが盛り上がっていそうですね~


開催期間は年によって変わるみたいなのでお出かけ前に確認してください。

詳細は公式ホームページで案内してますよ。

https://www.weindorf-wuerzburg.de/





注文した白ワインが届きました。

ワイングラスかと思えば、なんとミニジョッキ。

250mlのジョッキなので、ボトル1/3入ってます。

みんなどれだけ飲むんだ!


と思いつつ、僕は

Homburger Kallmuth  Muller-Thurgau Kabinett troken 

Wurzburger Kirchberg の Silvaner trokenを飲んでみました。

美味しい!

2人で何杯飲んだのかな❓




テーブルの上にはここフランケン地方名産のフランケンワインの瓶に花が生けてあります。

この形のボトルを見るとポートワインを思い出しますが、フランケンワインは丸みがちょっとスマートな気がします。


さすがに昼ワインは気持ちよくなりますね〜

みんな楽しそうだし、こういうイベントはいいですね~


もう少し飲みたい気分ですが、この日は美帆さんが伴奏する学生発表会を見学に行くので、ワインはこのへんにして学校に向かいます。




レジデンツと聖ヨハネ教会の間にあるヴュルツブルク音楽大学。

かなり新しい建物でした。




会場のミニホールは建物の地下にあります。

サクソフォンを勉強している生徒たちの発表会でしたが、みんなとても上手い。

この中から何人プロとして演奏活動するのかな?

なんて考えながらじーっと聴いていましたが、さっき飲んだワインが効いてきたのが途中で寝てしまいました。

隣に座っていた奥さんに起こされて目が覚めましたが、完全に一人聴き逃してしまいした。すみません。




ここでは日本人の学生さんにも数人会うことができました。

みんな楽しそうに暮らしているようで嬉しかったです。




演奏するには技術的なことはもちろん大切なのですが、これから将来どんな演奏をするか、という問題がありますよね。

そんな時にはここドイツでの暮らしがとても大切だと思うんです。

クラシック音楽が生まれ育った土地でのみんなの暮らし、文化、生活感、料理、自然、匂いなどなど、すべてが栄養になって自分の音楽に結びついてくるのだと思います。




大学のすぐ隣には聖ヨハネ教会。
夕陽を浴びてそそり立っていました。



ワインをいっぱい飲んだのでホテルではこれを飲みました。
フルーツ・バター・ミルク❓
どれを取っても好きなものばかりなので選びましたが、味は。。。ちょっと薄めのフルーツ牛乳❓



ホテルに帰ってからヴュルツブルクの夜景を眺めると、教会や要塞がきれいにライトアップされていました。

夜の街もいいですね。






そうそう、旅行に行くと大切なのがコンセントの形です。

ここドイツはSEタイプが主流のようです。

旅行前に調べてみるとC型というのもあるらしいのですが、C型は古いタイプのようでした。

今回は念の為にSECの両方の変換プラグを持ってきました。

変換プラグは安いので二種類買っても数百円ですので。

実際にはほとんどSEを使いました。

持ってきて良かったのはテーブルタップ。

変換プラグが1つあれば、残りの電気製品はテーブルタップに挿せば使えますので。

今回持ってきたテーブルタップはUSBポートも4つ付いているので、カメラの電池の充電しながらスマホも充電できるんです。

これは便利でした。


いつものように充電しつつ就寝

つづく







ドイツ旅行記 6月1日 vol.2 ヴュルツブルク

2020年03月28日 20時00分00秒 | 海外旅行
旧マイン橋を渡ってから要塞までひたすら登ります。


日本のお城と同じで見晴らしがいい場所に造るのでかなり登ります()

階段あり、坂道ありなのでとてもいい運動になりますね。



旅行に来ると金沢で暮らしている時に比べると格段に歩数が増えます。
何しろ金沢では3000歩くらいなので(笑)
そう思うと旅行は若いうちに行っておくべきですね。
歩けなくなるとつまんない旅行になりそう。
定年後に旅行に行こうなんて考えてると後悔するかもですよ。



坂道の途中に懐かしいバイクが停まっていました。ご存じの方いますか?

YAMAHA  Diversionですね。

以前、これの400cc版に乗っていました。

このバイクはたぶんヨーロッパ版の650ccだと思います。

このバイクは元々ヨーロッパ版の650ccを日本の規格に合わせて400ccに減らして日本で販売したバイクなんです。

なので車体も大きくて私にはちょうどよかったんですね。

空冷エンジンのロングストロークタイプなのでとても乗りやすく、運転も楽なツーリングバイクです。

乗っていたのは30年近く前だからとっても懐かしい。



坂道の途中からさっき渡ってきた旧マイン橋が見えました。
橋自体はシンプルなのですが、橋脚がカッコイイです。
川の流れに向かって船がいくつも連なっているような設計ですね。
橋脚ひとつひとつにテラスのような場所を作ってあるので、みんなが寛げる橋になってます。


さらに坂を登るとやっとマリエンベルク要塞の近くまでやってきました。

小さな林もあって、緑がいっぱいの要塞です。

緑が多いので雰囲気は公園みたいな感じです。



写真だと聞こえませんが鳥の鳴き声も。
かなり登ってきましたが、ここまで来ればあと少しです。



要塞の入り口。







ここも一部工事中でした。

ドイツの古い建物は保存のためにあちこちで補修工事をしていますね。

工事中の建物は教会のようです。

要塞の中にも教会を造るんですね。この日は教会の中には入れませんでした、残念。



マリエンベルク要塞の周囲にはぶどう畑がありました。

ドイツでの生活にはワインは切り離せないものなんでしょうね。

斜面があればついついぶどう畑を作ってしまうのでしょうか()

ここマリエンベルク要塞では東側と南側の斜面はすべてぶどう畑でした。




要塞からヴュルツブルクの街はとてもよく見えます。

監視の目的もあるからそうですよね。

こうして高台から見るととても綺麗な街です。

先程渡ってきたアルトマイン橋にもたくさんの人が見えます。



ここは要塞の東側にある庭園です。

庭園からもヴュルツブルクの街が一望でき、とても優雅な気分になれます。

庭園のテラスでワインなんて飲んでみたいものです。

ここでは久しぶりに日本人から観光に来られたご夫婦にお会いしました。

久しぶりに日本語で会話できたので嬉しかったです。

自分たちも写真を撮ってもらうことってほとんどなかったので、お二人の写真を撮ってあげました。

同じ日本人同士だとカメラも預けやすいというか、取られるリスクがほとんど無いので()



今は水がありませんが、ここの噴水に水が流れている光景を想像してみます。

要塞でありながらまるでお城のよう。

とても豪華なんですよね。


観光客はそこそこいましたが、広いのでゆったりと過ごすことができました。

街から少し離れて自然もいっぱいな場所。

今回は歩いて来ましたが、車で来るともっと楽なんだろうなあ、なんて考えてしまいますね。

要塞には駐車場もありますので車で旅行している方にもおすすめです。





昨日一緒に晩御飯を食べたアレクセイ一家と、今日はお昼を一緒に食べようということで待ち合わせ場所に向かうと。。。路面電車が数珠つなぎに並んでいました。

「渋滞?」かと思いましたが、どうやらこの先でトラブルがあって、後続の電車がどんどんやって来て渋滞しているらしい。

3両編成の電車が6組くらいならんで、なかなか壮観でしたよ。

こういうのってよくあることなのかな?




お昼ごはんはカトリック教会の「Marienkapelle」のお隣にあるドイツ料理のレストラン「Wirtshaus Lämmle」のテラス席で。

あんまりお腹が空いてなかったのでサラダがメインのお昼となりました。

でもビールは飲みます()




抱えてる赤ちゃんはアレクセイの息子さんです。

こうしているとお祖父ちゃんみたいですね。。。まあ実際このくらいの孫がいても不思議じゃないんですけど。


午前中に軽い登山をしたように疲れつつ、つづく







ドイツ旅行記 6月1日 vol.1 ヴュルツブルク

2020年03月27日 20時00分00秒 | 海外旅行

6月に入って初日。


ヴュルツブルク2日目の朝は空が曇っていました。

旅先ではお天気が気になります。

傘は持ってますが(日本から持ってきました)、できれば使いたくないですからね。

晴れることを祈りつつ、まずは朝食。


いつも思うのですが、ホテルの朝食はビュッフェスタイルが多いので、食材は豊富なのですが食べすぎてしまうんですよね。

美味しいからという理由もあるんですが。

このままでは体型もドイツ人のようになってしまうかも。

でもまあ、ビールは別として(←これが原因ですね)




朝食が終わると、街へくりだしました。


昨日前を通過するだけだったWürzburger Cathedralへ。

ここも大きな建物でした。


入るとすぐにWürzburger Domschatzの入り口がありました。

何かわからなかったのですが、宝物館らしいですね。

日本だと博物館みたいなものかな。



教会はお金も力もあったようなので宝物もたくさん所蔵されてるんでしょう。

今回はそちらには入らず、教会の中へ。




こちらの教会もとてもきれいな建物でした。

特に奥のほうがすごい。

この白い内装はとても素晴らしい。

天国ってこんな景色が見られるんじゃないかと錯覚しますね。




どうやったらこんな建物ができるのか。

天井の装飾も見事です。

よく見ると装飾は絵ではなくて立体なんです。

これも素晴らしい出来です!




私たちのように地震大国・日本からの旅行者は

「今、地震が来たら天井にあるアレ(天使とか)が落ちてきて死ぬかも。。」と心配になりました。


が、後にドイツ在住の日本人(カオルさん)に聞いたところ

「ドイツはほとんど地震で揺れることが無い」という話を聞いて納得しました。

これは日本では造れないタイプの建造物ですね。




日本では大きな建造物、古くからある五重塔にしても耐震構造になっています。

この点も地域性、気候の違いが出てますね。




骸骨の上に砂時計。

なんだか意味深な彫刻ですね。




この巨大な燭台も倒れたら大惨事になりそう。
これらはいつ造られたものなんでしょうね。

さて、教会を出て、次の目的地のマリエンベルク要塞に向かいます。


街なかを走っているバスも面白い。

バスというよりトレーラー?

タイヤで走っていますが、線路の上を走っていました。

向こうから電車が来たらどうするんでしょう。


途中で街のスーパーに立ち寄りました。
特に何かを買うわけでもないんですが。。。


イチゴを売っていましたが、パックの中のイチゴのサイズがまちまちでした。

日本のスーパーだと同じサイズのイチゴが整然と並んでいるので、なんだか斬新な感じがしました。

重さは一緒だと思うので、割り切れるところは割り切ったほうがいいですよね。




そして、巻きずしが売られていました。

お寿司っぽく見えるけど。。。なんだか怖いので食べませんでした()


(今思えば試しに食べてみればよかった)




そして旬のホワイトアスパラガスも市役所前の広場で売られていました。

思ったより安い。



スーパーのビールコーナーは面積が広い!

種類も多いけど、量も多いです。

瓶ビールのサイズは500mlですが、ほとんど0.95ユーロ。安い!

ミネラルウォーターとそんなに変わらない。


スーパーには空き瓶を返却する機械があって、返却すると割引券がもらえます。

それを買い物の時にレジで渡すと割り引いてくれます。

ますますドイツでビールが飲みたくなりますね()




向こうの丘の上に見えるのが、ヴュルツブルクに来たら行こうと思っていた「マリエンベルク要塞」

まあガイドブックに載っていたからという単純な理由ですが。

ホワイトアスパラガスを売っていた市場(Four Tubes Fountain)の近くのアルテマイン橋からもマリエンベルクが見えます。




この橋の袂にあるレストラン(Alte Mainmühle Würzburg)が橋まで継っていて、そこでワインなど販売していました。

その付近ではみなさんワインを飲んで語らっていましたよ。




この橋を渡ってから要塞までひたすら登りました〜


つづく


おまけ
ドイツのコンセントはCタイプとSEタイプがあります。SEが主流のようですが、Cもたまにあるそうなので両方用意しておくと安心です。
 

ドイツ旅行記 5月31日 vol4 ヴュルツブルク

2020年03月26日 20時00分00秒 | 海外旅行

ホテルの部屋で休みながら美帆さんたちを待ちました。

ちょっと歩き疲れました。


しばらくしたら3人で部屋までやってきました。

初めて会うふたりのお子さん。

思ったより大きい()

自宅から歩いて来たそうです。ホテルから近いのかな?



みんなで歩いてレストランに連れて行ってもらいました。




レストランはワイナリーが経営しているレストランだそうで、建物のほとんどは醸造所だそうです。

建物の一部と中庭をレストランにしているみたい。

レストランにもいちいち歴史を感じてしまう。実際古い建物なんでしょうが、とっても素敵です。


今回案内していただいたアレクセイ一家。


アレクセイも大学でピアノを教えています。すごいなあ。音楽一家になりそうですね。

普通に音楽に触れて、日常にも当たり前にあって、音楽を受け継ぐことも普通にな国と土地柄。日本では難しいのかな~なんて考えてしまいますね。

せっかくの食事に前にそんなことを考えちゃいけませんね。




そしてやっぱりビール(笑)



ビールは日本のオクトーバーフェストでもよく見かけるPAULANERのHefe Weißbier と 
ヴュルツブルクの地ビール、Würzburger hofbrau Pilsner
やはりその街のビールは飲んでおかないとね(笑)

ヴュルツブルクでは唯一の醸造所だそうです。そちらのピルスナーをいただきました。

すっきりしているけど、ちゃんと味のあるビールです。

ドイツは街ごとに、いや街にいくつもの醸造所があるのでビールを飲み比べるのが楽しいです()




こちらはアレクセイが注文した肉料理。黄色くて丸いのはクノーデル。

クノーデルはドイツでは一般的な料理で、ジャガイモのように見えますが、茹でたジャガイモをいったん潰して、丸くしてから再度茹でるというもの。時々、中に別の具が入っていることがありますがほとんどはプレーンなジャガイモでした。

美味しそうだけど1人では食べられそうもない量です。




このシーズンはホワイトアスパラガスが旬だそうで、どこに行っても売ってます。レストランでもホワイトアスパラガスを使った料理が必ずメニューにありました()


写真は茹で上げたままですが、これにソースを付けて食べるととーっても美味しい。




そして定番のソーセージ。
やはりビールにはソーセージですね〜



アレクセイに撮ってもらいました。
2人で旅行していると2人揃った写真はなかなか撮る機会が無いので貴重な1枚です(笑)

写真ではわかりませんが、かなりお腹いっぱいになってる頃です。

翌日は大学で美帆さんが学生の発表会のピアノ伴奏をするそうなので、そちらに行くことにしました。

たくさん食べて、お腹いっぱいになったところで二人の職場というか、大学の練習室を見学させていただきました。


子どもが寝るので美帆さんは先に帰り、アレクセイに案内してもらいました。




写真のお店は大学に行く途中のビール屋さん。
アレクセイ的オススメの店らしいです。
残念ながらこの日はお休みでした。
ヴュルツブルクに行くことがあればぜひ立ち寄ってみてください。
たくさんの種類のビールがあるそうですよ。


練習室はレジデンツの真正面にありました。昔銀行だった建物を学校にして利用しているそうです。

古い建物もこうして再利用する考え方は日本でもどんどん見習ってほしいですね。 

大学校舎は2カ所にあるそうで、聖ヨハネス教会の隣とこちら。
写真の校舎は以前は銀行だったそうです。
右の奥に見える建物は新校舎です。



新校舎側から大学内に入ります。



こちらは練習室だそうです。
シンプルですが、思ったより広い室内で、スチームヒーターはあるけどやはりエアコンは無いみたいでした。


ここから新たな音楽家が育っていくかもしれません。

個人の可能性はどんどん広げないと。大人にはその責任(義務)があると思います。

音楽を教える人はもちろん音楽、音楽性、技術についても教えればいいと思いますが、音楽家として生きていくためにはどうすればいいのかという点も教えてほしい。




新校舎の階段を歩いていると足元に渦巻き模様。
こういうのには反応してしまうんですよね。


よく見ると思った通りアンモナイトの化石でした。
大理石からはときどき見つけることができます。
金沢だと旧大和デパートの階段にあったのですが、残念なことに建物が解体されてしまい、今では見ることができません。


練習室の窓から外を見ると、レジテンツが正面に見えます。

コンサートにやってきた人の車がたくさん停まっています。

昼間はほとんど車がいなかったのに。

奥にチケットブースらしきものも見えます。

まだチケット売ってるのかな?

何しろ当日券を買って入ろうと思っていたのでちょっと心配になりました()


レジデンツを見ていたら小さな屋台みたいな小屋の前に人が並んでいました。
どうやら今夜レジデンツの裏庭で開催される野外コンサートのチケットを買い求める列のようです。

大学を出て、アレクセイとはここでお別れして先ほどの小屋に向かいます。



チケットは自由席と指定席があるようでした。
指定席は20ユーロくらい。
自由席はチケットが残り少ないみたいだったので今回は指定席を購入。
プログラムもよくわからなかったけどとりあえず聴いてみよう。


会場のレジデンツの裏庭。
会場内でワインを販売していたので、それを持って席を探しました。
係の人に教えてもらいながら何とか探し当てました(笑)
すでにたくさんの人が椅子に座って待っていました。


ナイトコンサートでしたが、日が長いので夕方みたいに明るいときにスタート。
でもこの時は夜の9時すぎなんですよ。


庭の奥の方にも人がいっぱい。

ちなみに、自由席というのは立ち見席のようでした。

立ってみている人が多かったのですが、中には座っている人もいて。

椅子はどうしたのかな?と思っていたのですが、コンサートが終わったときに謎が解けました。

みなさん自分で持ってきていたんですね。

帰り道、椅子を持って歩いて帰る人がたくさんいましたよ。

地元の方は野外コンサートにも慣れていらっしゃる。




演奏が佳境に入る頃には空もいい感じに暗くなってきました。


モーツァルト・フェストなので演目もモーツァルトの曲だと思いますが、聴いたことのない歌曲でした。

小編成のオーケストラで屋外ということもあって、PAで音を増幅していました。

でも意外と自然な感じで違和感はありません。

もともと音はレジデンツの壁にしか反響しないので特殊な音響ですからね。

それよりも後ろが森だったので鳥の鳴き声がずっと聞こえてくるのがおもしろかった。

普段のコンサートでは鳥の声と一緒に音楽を聴く機会ってあまりないですから()




演奏の途中からゴロゴロと雷の音が聞こえてきました。
レジデンツの右側の向こうが時々光っていました。
野外なので雨が降ったら嫌だなあ〜
みなさんも雷が気になっていたみたいで、チラチラ見てました(笑)
幸い雨が降ることも無く、無事にコンサートは終わりました。


小編成だけどカッコいい演奏でした。
平地で遠かったのであまり良く見えなかったのが残念でした。

終わったらほとんどの方が歩いて帰路についてるようでした。
私たちも歩いてホテルまで帰りました。



今日も一日でいろんな事がありました。
まだ3日目なのにいろんな事がありすぎて毎日たいへんです(笑)
ということで、今日もいい1日でした。
おやすみなさい。

つづく


おまけ
旅行中に意外と便利だったのはジップロック。小物入れにもなるし。ガラス容器の物は割れたらスーツケース内が大惨事になるのでジップロックに入れておくといいですよ。




Goose Island 312 Urban Wheat Ale

2020年03月26日 19時38分00秒 | お酒・料理・スイーツ
今夜のビールは
Goose Island 312 Urban Wheat Ale
です。



アメリカのビールです。
大麦、ポップに小麦麦芽も加えてあり、口当たりが少し軽めです。
ホワイトビールほど濁っていませんし、味もそこまで強くはありません。
とても飲みやすいビールです。
お風呂上がりや食事と一緒に飲むとちょうど良さそう。

原産国 アメリカ
度数 4.2%
容量 355ml






ドイツ旅行記 5月31日 vol.3 ヴュルツブルク

2020年03月25日 20時00分00秒 | 海外旅行



Marienkapelleという教会も大きな建物で、ここはステンドグラスが見事でした。

教会の中は外よりも涼しくて、休憩にはもってこいです。

休ませていただいた時には1ユーロのろうそくを買って火をつけるようにしています。

ただ休むだけでは申し訳ない気持ちになりますし。


美帆さん家族と晩御飯を食べるのでそろそろホテルに戻る時間になりました。

まだ少し時間には余裕があるのでゆっくりと街を見物しながらホテルに向かって歩きだしました。


途中に充電ステーションを発見しました。


日本のものとなんとなく似てますね。充電している車はいなかったけど、ドイツでも電気自動車は普及していないんでしょうか?

個人的には電気自動車は好きなのでどんどん普及してほしいと思っています。

でもそのために原発は復活させないでほしいとも思っています。

 


しっかり休んだので街の散策を続けます。

横断歩道の手前に黄色い箱をよく見かけました。



どうやらこれは歩道の押しボタンみたいですね。押しても動かなかったので、タッチセンサー?

こういう何気ないところで???ってなるのが海外のおもしろさですよね()


昨日のローテンブルクではアイス売り場の写真を撮り忘れましたが、今日のは撮りました。



このお店もたくさんの人がアイスを買いにきてました。

旗にEisと書いてあるでしょ。

たぶんICEのことだと思います。

こちらはパーキングメーターかな。


これを見つけてもどこに停めたらいいのか難しいです。
みなさんどう判断しているのでしょう。


いつものように街をフラフラ歩いていると大きな教会のような建物が見えてきました。

Würzburger Cathedral です。

が、今回はこの教会には入らず、もう少し先にあるNeumünster教会へ行きました。



外観が普通の教会とはちょっと違う感じですね。とても斬新な建物って感じがします。いつごろに造られたんでしょう?



外観が普通の教会とはちょっと違う感じですね。とても斬新な建物って感じがします。いつごろに造られたんでしょう?




白い壁と見事な彫刻の数々。


天井も素晴らしい。

建築物としても一級ですね。天井の壁画なんてどうやって描いたのか。。。




そして、教会といえばパイプオルガンですよね。

この教会にもありました。

残念ながら演奏を聴くことはできませんでしたが、パイプの形を見ているだけでも幸せです。

白い壁に銀色のパイプがよく似合ってます。

どの教会も建物の中はとても静かで落ち着きます。ツアーでは無いので時間が許す限り、この静けさを味わってきました。




Neumünster教会を出て、Marienkapelleという教会に向かうと、Marktplatzでなにやらイベントが開催されていました。


はっきりはわかりませんでしたが、ワインのお祭りみたいな?


先ほどのマリア教会から旧マイン橋に向かって歩くことにしました。

途中に高級車がずらりと並んでいる建物がありました。

何なのかは分かりませんでしたが、この建物は市役所のようです。

要人が市役所を訪れていたのでしょうか❓




謎のまま旧マイン橋に行くと、橋のたもとから向こう岸の丘の上にはマリエンベルク要塞(Festung Marienberg)が見えました。




手前にはテラスがあり、重暗い要塞とは違って明るい雰囲気ですね(笑)

こちらは旧マイン橋のたもとにあるレストラン。
店の横に水車が見えますね。
まるで船のよう。



このレストランはAlte Mainmuhle Würzburg
川に面したテラス席は満席ですが、そんな時でも店内の席は空いてたりします。
みなさん外が好きなんですね。
レストランは橋にも面しているので、橋の上でワインを飲むこともできます。
お店はワインを求める人でいっぱいでした(笑)



橋そそんなに広くないので車は通れません。
自転車はときどき走っていました。
気持ちの天気がいいのでみなさんのんびりしてますね。


橋から引き返すと、市役所の前の人が増えていました。
有名人の出待ちか❓
しばらく待ってみましたが(笑)
誰も出てこなかったので諦めました。

後日、聞いた話では指揮者が来ていたそうで。
モーツァルトフェスに訪れた指揮者が来ていたのかな。


ずいぶん歩いて疲れたので、マリア教会で休憩させていただくことに。

中にはいるととても大きなステンドグラスが目に入ってきました。



いろんな教会と比較するとシンプルな内装で落ち着いた建物でした。
外観はどちらかと言うと明るいんですが。
マリア教会の特徴なのかな❓
教会の建物を比較しても面白いかもしれません。


観光マップによるとワイナリーらしき建物。
中に入ってみないとなんとも言えませんが(笑)



そしてここにもこのマーク(笑)



歩き続けてやっとホテルに着きました。
高層階の部屋なので眺めがいいです。
先ほど旧マイン橋から眺めていたマリエン要塞が見えます。

夜は美帆さん達がオススメのレストランに連れてってくれるそうなのでしばらく部屋で待つことに。

つづく



おまけ
スマホを使っていると途中でバッテリーが残り少なくなりますよね。充電用のモバイルバッテリーはあると安心です。容量の大きいものは重いので適度な容量の物を選びましょう。




FIRE ROCK Pale Ale

2020年03月25日 19時12分00秒 | お酒・料理・スイーツ
今日のビールはこちら。



KONA BREWING の
FIRE ROCK Pale Ale

麦芽とポップのみで作られたビール。
アメリカのビールって軽いイメージがあるかもしれませんが、アメリカのクラフトビールは決して軽くないんです。
このビールはハワイをイメージしたラベルですが、味は濃い。
でも後味はすっきりしているので思ったより飲みやすいビールでした。

原産国 アメリカ
度数 5.8%
容量 355ml


ドイツ旅行記 5月31日 vol.2 ヴュルツブルク

2020年03月24日 20時00分00秒 | 海外旅行
ローテンブルクからヴュルツブルクに向かう電車(RB)はたくさんの駅に停まります。
なので速度の遅めで、外の景色をずーっと眺めていました。
市街地とは違い長閑な景色が流れていきます。


今回は電車も遅れることなく順調にヴュルツブルクに到着しました。よかった〜




お昼過ぎに到着したためか、ヴュルツブルク駅前のテラスは人でいっぱい。

ドイツの人は外で食べるのが好きですね。

天気もいいので外の方が気持ちいいですよね。




荷物が邪魔なのでまずはホテルに荷物を預けました。

出来るだけ軽装にしてさっそくヴュルツブルクの街に出かけます。もちろん徒歩で()

最近はスマホの地図があるのでどこに行っても安心です。

今回のホテルはローテンブルクと違って近代的な建物でした。

古い建物ばかり見てきたので、その大きさにびっくり。

遠い未来の世界に来た感じがしました()


目的地というのは特に無いんですが、とりあえず街の中心に向かって歩くことにしました。


歩いていると向こうからアジア系の人が自転車に乗ってこちらに向かってきました。




よく見たらヤギヤで会ったピアニストの美帆さんでした(笑)

美帆さんとはこの街で会う予定でしたが、ここで会うのはまったくの偶然でお互いにびっくり。

美帆さんはお買い物の帰りだそうで。

日本から遠く離れたドイツの街でヤギヤに出演したピアニストに会うとか。

地方都市ではよくあることなんですが、まるで金沢にいる気分です()


後で夕食を一緒に食べましょうという話になって、また夜に落ち合うことに。


私たちはそのまま街の中心に向かって歩き続けました。
途中の公園では日光浴をしながら本を読んだり、寝ていたりする人も見かけました。


美帆さんが非常勤講師として通っているヴュルツブルク音楽大学の隣にある聖ヨハネ教会(St. Johannis Kirche)はとてもかっこいい建物でしたが、今回は中には入りませんでした。



聖ヨハネ教会、ヴュルツブルク音楽大学を過ぎるとヴュルツブルクのレジデンツに着きました。


この時期、ヴュルツブルクではモーツァルト・フェストがあって、ここレジデンツも会場になっています。なのでどんな建物なのか気になっていたんです。


レジデンツって宮殿ですよね。かなり立派で大きな建物でした。ここヴュルツブルクのレジデンツはヨーロッパでも屈指の宮殿だそうで、本当に立派な建物でした。




写真はレジデンツ正面の一部です。
自分の住んでいる街にこんな宮殿があるなんていいですね〜
地元の人にとっては当たり前になっているのでしょうが。

レジデンツの中は撮影禁止だそうで、写真はありません。
レジデンツはとても広い宮殿で大きく見えるのですがほぼ二階建てなんです。
天井が高いので四階建てのビルくらいの高さがあります。
謁見の間やその控え室、ゲストルームに演奏会場までありました。
簡単に中を見学するだけでもうクタクタになりました。
喉も渇いたところで出口から外に出るといい所に森のテラスがあるレストランがあるんですね(笑)



で、もちろんビール(笑)
ここはB Neumann Residenzgaststatte
室内のテーブルもありますが、天気がいいので外でいただきました。
奥に見えるのがビールやフードを出してくれるカウンターです。


木陰が気持ちいいんだけど、やっぱり外は暑いです。まあ暑いほうがビールが美味しくいただけるからいいかな。

ちなみに、ドイツのビールはあんまり冷えてません。お店でビールを注文してもなんとなくぬるいビールがやってきます。




奥さんはオレンジジュース。
本当に喉が渇いた場合はビールよりもソフトドリンクの方がいいんですよね。
分かってはいるんですがついついビールを飲んじゃいます。


とても広いレジデンツはヴュルツブルクの代表的な建物であり観光スポットでした。
ちなみに、宮殿に大きめのカバンを肩に掛けて入ろうとしたら係員に止められて、
「あなたはバックパッカーか❓」と聞かれたので、まあ似たようなものかと思い、そう答えたら、
「カバンはロッカーに預けて」と言われました(と思います)
大きめのカバンは持ち込めないんですね。

と思っていたら中には大きな鞄を持っている人もいたんですよね。
バックパッカーは鞄を持ち込めないみたいなので聞かれたら「違う」と答えましょう(笑)

つづく



おまけ
写真を撮るのが好きなのでカメラバッグの選定には迷いました。結局息子が使っているバッグが良さそうなので色違いを使っています。ポケットがたくさんあるので旅行にも便利でした。