音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

ドイツ旅行記 6月4日 vol.3 ライプツィヒ

2020年04月09日 20時00分00秒 | 海外旅行
ここにもありました。
世界中にあるんじゃないかという巨大コーヒーチェーン店ですね。



街なかを少し歩いて、宿の近くにある聖ニコラス教会までやってきました。

外から眺めるとシンプルな建物でしたが、中にはいってみてびっくり。




色調がとても明るい。

そして柱の彫刻が素晴らしい。

どこか南国の葉のような造形の柱は淡い緑色でずっと見てても飽きない緻密な彫刻がほどこされています。





天井をよく見ると新芽のような彫刻が見事です。

これ、地震があったら落ちてくるんじゃない?

と心配してしまうほど精細な作りに見えます。

柱や天井など、上ばかり見ていたのでここではオルガンがあったのか見た記憶がありません()


※後で気がついたのですが、ここは写真を撮ることは禁止されているようです(^^;




鉱物にも興味があるのでこういう店には反応してしまいます。

英語だと「The Crystal Store」かな?

もちろん中に入っていろいろ見て回りましたが、欲しいと思う石は高くて買えませんでした。物色している人が何人かいましたが、石好きな人は世界中にいるんですね。

お気に入りの石も見つけたんですが、重いので持ち歩けない。。。今回は見るだけにしておきました(笑)




疲れたのでここで休憩。
街中にあるレストランのテラス席です。
向こうに見えるお店では「焼きそば」を販売していました。店員さんを見ると東南アジアの人みたいだったので味はどうなのか知りません。
せっかくヨーロッパに行くんだからアジア系の料理は食べないようにしよう、と思っていたけど無理せず食べればよかった(笑)



今日も一日歩いて喉が乾いたので、やっぱりビールですね。

割と普通のビールを頼みました。

それでも美味しいのは、歩き疲れていたから?()




ドイツに来たら夜の街に繰り出そうと思っていたのですが、実際に来てみると歩き疲れて夜はホテルから出る気がしないのです。

だんだんそのことに気がついて、夕方にホテルに帰る前にスーパーで飲み物と軽い食べ物を買うようになりました。

まあ飲み物はほとんどビールなのですが。

ビールばかりだと喉がかわくのでブドウも買ってきました。

あまり食事には気を使わないのですごくチープな夕食ですね()


なかなか夜の街に繰り出せないまま、つづく




ドイツ旅行記 6月4日 vol.2 ライプツィヒ

2020年04月08日 20時00分00秒 | 海外旅行
聖トーマス教会の近くに屋根が無いバスが走っていました。 これは気持ちよさそう! 


街なかには古くて高い建物が多いので屋根があるとよく見えないと思います。 でもこれ急に雨が降ってきたらどうするのかな? 座席には雨合羽が用意してあるとか? 

聖トーマス教会の向かいにある公園にメンデルスゾーンの像がありました。 ひっそりと建っているので見逃してしまいそうです。 

道路脇の小さな公園です。 バッハの像よりも立派な気がしました(笑)

聖トーマス教会のすぐ近くにはバッハ博物館もあるのですが、そういうのを見るよりも街をフラフラするのが好きなので博物館には入らずに、ライプツィヒの新市庁舎方面に向かって歩きました。 


聖トーマス教会から300mも歩けば着いてしまうくらい近くにあります。 新市庁舎というわりには古い建物でした。 中に入ってみるとやはり古い感じで、人が少なくて静かなロビーです。 ロビーの片隅では写真展も開催していました。 日本の市役所って人が多くていつもざわざわしているので、こことても不思議な空間でした。 



ここに来て初めて気がついたのがこの自転車置場。 このバーの形がとても実用的です。 
日本だと前輪をロックするのが一般的ですが、ちょっと高価な自転車はフレームと車輪をロックしたいのでこの形状のバーはとても使いやすい。 
その後、行く先々で自転車置き場を気にしてましたが、ほとんどこの形式でした。 日本方式と比べるとスペースを取るので日本では普及しないのかな?



新市庁舎からライプツィヒ大学に向かう途中、見かけた公衆トイレ。 「公衆トイレはお金が必要なんですよ」と聞いていましたが、ここに来てやっと見ることができました。 



コインを入れるところがあるんですね。 0.5ユーロでした。 試しに入ってみればよかったかな(笑)
旅行中の支払いはほとんどクレジットカードで済みましたが、トイレは現金のところが多かったですね。
ほとんどが0.5ユーロなので、ポケットにはいくつかコインを持っていた方がいいです(笑)



こちらは地下鉄の入り口です。
路面電車ももちろんありますが、地下鉄もあるんですね。
日本でも地下鉄に乗ると方向がわからなくなるのでドイツでは地下鉄に乗りませんでした。



ライプツィヒ大学が近づくと学生さんたちがたくさん。 外でお昼ごはん食べているようです。 時間は13時。お昼には少し遅いような。。。 
どこも混んでいるのでお昼はもう少し先に伸ばすことにしました。 



ライプツィヒ大学の向かいにあるゲヴァントハウスに来ました。 この日はコンサートは開催されていませんでしたが、中に入るとチケットを買い求める人たちが売り場に並んでいました。

コンサートや施設のパンフレットが並んでいました。
一番下の段はゲヴァントハウスの年間プログラム。




年間スケジュールが乗っているプログラムが積み重ねられていました。
 製本された立派なプログラムですが、なんと無料で配布していました。 



すぐ近くにはチケットの自販機もあって、とても便利です。



ゲヴァントハウスの外観。
これまで古い建物ばかり見ていたせいか、とても現代的な建築物に見えます(笑)



ゲヴァントハウス前の広場にはセグウェイに乗って観光している人たちがいました。
左の人はガイドさんのようでした。
最近はセグウェイでの観光が流行っているのでしょうか。オーストラリアでも同じようにセグウェイツアーを見かけたことがあります。


ゲヴァントハウス、ライプツィヒ歌劇場、ライプツィヒ大学の中心にあるAugustusplatzは小さな広場です。 
みなさんベンチでのんびり過ごしています。 ここはライプツィヒの文化の中心地のようにも感じます。 
広場の横には路面電車の駅もあって、とても便利そう。



広場の中央には池があり、その中にはかっこいい像が建っていました。
像のあちこちから水が噴き出していて、夏は気持ち良さそうです。

ゲヴァントハウスから広場を挟んで反対側には歌劇場があります。


残念ながらライプツィヒ歌劇場は工事中で中には入れませんでした。歌劇場前にアヒルがいますが、本来はここは池の真ん中なんです。工事で池の水が無くなるとこんな風に。。。ある意味貴重な体験かも(笑)

ライプツィヒ大学の中庭らしき場所は歩いてきましたよ。 学生がたくさんいるけど、みんな何を勉強しているのかな?


大学が近いので学生がたくさん歩いていました。道路も広くて綺麗なんです。街づくりの方向性がちゃんと決まっている感じがしますね。
私が住む金沢は市街地は古い建物と新しい建物(ビル)が混在していて、街としての魅力が無くなってしまったようで残念です。
街のカタチを作るにはとても長い年月がかかると思いますが、金沢ももっと魅力的な街になるといいなあ。

金沢の景観を憂いつつ、つづく


おまけ
学生と言えば自転車ですが、街を散策する時には自転車があるととても便利です。自分の街も自転車で走ると新しい発見があって楽しいですね。




ドイツ旅行記 6月4日 vol.1 ライプツィヒ

2020年04月07日 20時00分00秒 | 海外旅行
ここのホテルも朝食はビュッフェスタイルでした。 月曜日の朝だからか朝食時からパソコン触っている人がいますね。 出張でしょうか?

ついつい食べすぎてしまうので注意が必要です(笑) みなさん思い思いにのんびりと食べてます。


朝食には必ずハムとチーズがありました。
朝からチーズ、って気もしますが。

私たちものんびり朝食を食べてからライプツィヒの街に繰り出しました。


ホテルは旧市街の端っこの駅よりにあるので、とりあえず聖トーマス教会あたりに向かって歩きだしました。 
旧市街にはかなり大きな建物の教会も見かけました。 きっと有名な教会だと思いますが、下調べをまったくしてないのでよくわかりません(笑) 

それよりも気になったのがこちらのイチゴの屋台。

これ、どうみてもイチゴ屋さんですよね。 Erdbeer-Hofって書いてあります。 Bahnhofが電車の駅だから、イチゴの駅みたいな意味でしょうか? ときどきスーパーでイチゴを買うことがあったのですが、ここで買ったことはありませんでした。 
ここのイチゴも食べてみればよかった。 
その後、この屋台はここだけでなく街のあちこちで見かけました。




しばらく歩くと課外授業なのかな?子どもたちが先生らしき人と建物を見学しに来ていました。 
今は歴史博物館になっているようですが、建物の裏に回ると旧証券取引所って書いてあります。 17世紀ごろに商人の集会場として作られた建物のようです。 それにしてもおしゃれな集会場ですよね。 

子どもたちは勝手にいろんなところに行くので先生も大声で制止したりとたいへんそう(笑) 


先程の建物のすぐ近くにはマルクトがありました。 なにかやってるので気になりましたが、どうやら昨日までイベントをしてたみたいです。 のぼり旗を見るとビール関係のお祭りだったみたいですね。 一日早く着てたら楽しめたのに。。。 



マルクトのすぐ近くに聖トーマス教会があります。 バッハがオルガンを弾いたりと縁のある教会で有名らしいです。 教会横にはオルガンを背にしたバッハの像もありました。

この像も観光スポットらしく、子どもたちがたくさん集まっていました。



観光客が多い場所でもありますが、教会の中はいつものように静かでした。 



教会の彫刻は素晴らしく、バッハとメンデルスゾーンのステンドグラスもありました。 





言語別にたくさんの案内チラシがおいてありましたが、日本語版だけは無くなってました。 日本人観光客が多いのか、チラシの数が少ないのか?(笑) 

J.S.Bachのお墓もあり、たくさんの花が手向けられていました。 


天井の装飾は細かいけれど落ち着いた色合いなので派手さはないけど、荘厳な雰囲気の教会でした。



残念なことに教会コンサートは金曜日、土曜日、日曜日に開催されるみたいでしたが、ライプツィヒに滞在するのは月曜から水曜までなので聴けそうもありません。
ああ~ここでオルガン曲を聴いてみたかった~ 
まあ、また来ればいいのか。(いつになるかわかりませんが)



マルクトから教会に向かったため聖トーマス教会の後ろ姿を最初に見たようです。 教会をぐるっと廻ったこちらが正面のようです。 大通りにも面してますしね。 
入り口の扉もとても大きく、人がいないので比べにくいですが、3メートル以上あると思います。 教会の建物はいずれも大きいです。

ライプツィヒの街歩きはまだまだつづく


ドイツ旅行記 6月3日 vol3 ライプツィヒ

2020年04月06日 20時00分00秒 | 海外旅行
90分くらいでライプツィヒに着きました。
ICEで快適な移動でしたよ。



駅のホームも広くて日本みたいに混雑してないし。
大きな街なのでホームも多いし、駅もかなり広い。



ドイツはどの駅もきれいです。 
列車に自転車を乗せることもできるので、ホームには自転車を押している人もときどき見かけます。 これも日本ではあまりお目にかかれない光景です。 
上の階は電車のホームで下はショッピングモールです。 更に下の階もお店がたくさん入っています。 
写真の右下にsushiの文字が見えますが、ちょっと怪しいです。 よーく見ると sushi and more ですし(笑)



とっても広い駅のコンコース。 午後6時半にしては人が少ないですね。あ、この日は日曜日だからみなさんもう自宅にいるのかもしれませんね。 


ライプツィヒの駅も歴史を感じさせますね。



予約したビジネスホテル(MEININGER Hotel Leipzig Hauptbahnhof)は駅から近いので歩いていきました。 
まだ明るい街をキャリーバッグをゴロゴロ引いていくとすぐに到着。 普通のビジネスホテルでした(笑) 



内装もシンプルですがほとんど寝るだけなので問題ないですね。
それよりも駅に近いのが便利です。
今日はバンベルクでたくさん歩いたので夜はぐっすりでした〜

つづく

ドイツ旅行記 6月3日 vol2 バンベルク〜ライプツィヒ

2020年04月05日 20時00分00秒 | 海外旅行
次に立ち寄った教会はこちら。


Erzbischöfliches Offizialat
 DOMの近くの小さなカトリック教会です。 時計と丸い窓がおしゃれ。 この教会はとても質素な感じがします。

前に小さなトラックみたいな車が停まっていますが、後にGoogleマップでも同じような車が写っていました。教会の前に会社があるのかな。




この教会は天井の造りもシンプル。
窓から差し込む陽の光も、教会の中で見ると神聖な気がしてきます。
1ヶ月くらい滞在できるならいろんな所で写真を撮りまくりたいですね〜 



小さな教会ですが、オルガンはあります(笑)
ただ、演奏しているタイミングに教会にいることはほとんどなく。。。運が悪いというか、行動する時間帯が良くないんですよね〜
ちゃんと調べれば聴けると思うんですが、面倒なことが嫌いなのでなかなか聴けません(笑)



教会を出て、路地を歩くと町並みがヨーロッパらしくていいですね。 壁や石畳、窓や屋根、何を見ても素敵です。
 
路地を歩いていたらDOMに着いてしまいました。 昨日も来たけど、ここは人が多くて観光地って感じがします。 
日本と同じように自動車産業が盛んなドイツなので、ここでもいろんな車を見ることができます。 自国のメルセデス・ベンツ、BMW、VW、ポルシェ。 近隣のルノー、プジョー、フィアットなども。 意外と現代も多いですね。 日本の車はマツダが多いです。 



しかし、今日一番の車はこれかな。 ダイハツ・ミラジーノ。 ヨーロッパに合わせて左ハンドルです。 外観は同じですが、排気量はどうなんでしょう? オーナーさんはいなかったので不明のままです。 (言葉が通じないのでいてもわからなかったと思いますが) こういう車を見かけるなんだかホッとします(笑)



歩き疲れたので、また旧市庁舎の近くに戻って (個人的には旧市庁舎がバンベルクの中心だと思ってます) ビールをいただきました。 
だってテラスに座っている人が飲んでるとこっちも飲みたくなるんですよね〜



頼んだのは BAMBERGER Herren Pils 
Hellenって明るいって意味だから、このビールも明るくて爽やかなビールなのかな? って考えていたら実はHerrenは紳士という意味らしい。 紳士のビールってこと? もしくはメンズビールなのかな? 
さぞかし大人の味かとおもいきや、味は普通のビールでした(笑)



ビールを飲み終えると、そろそろいい時間になったのでホテルに戻ろうとしたら旧市庁舎に渡る橋でなにやら撮影していました。 
時間はそんなに無いけど気になる。。
 気になるといえば、橋に書かれている顔も気になる。
誰? ドイツ人ならわかるのかな? 
考えてもわからないのでホテルに向かって歩き続けます。


旧市庁舎もこれで見納めかと思うとちゃんと見ておこうという気になります。(これまでもちゃんと見てましたよ)
この建物の細かな細工が施してありました。


DOMの向かいのバラ園のバラも綺麗だったけど、ここのバラも立派なものでした。
6月はいい季節ですね。


途中で見つけた不思議な車(?)
ピザ屋さんが乗っていそうな車だけど、こっちの方がカッコいい。
近所に出かけるくらいならこれでも十分ですね。

今日もけっこう歩きました。 ホテルに戻って荷物を受け取り、タクシーを呼んでもらいました。 
いつもなら駅まで歩いて行きましたが、ここからバンベルク駅まではちょっと距離があるんです。 (駅の近くの安いホテルは予約が取れなかったので)



しばらくするとホテル前にタクシーが到着。 アジア系の女性ドライバーが降りて来たので一緒に荷物をトランクに積んでいたら 
「日本からいらっしゃいました?」と日本語で尋ねられました。 なんと、偶然にも日本人のドライバーでした! 
駅に向かう車の中でドライバーのK子さんの話を聞いたところ、チェロを弾いているそうで、運転が好きなのでタクシーのバイトをしているそうです。 
昨夜食事をしていたKさんのこともご存知だそうで 
「バンベルクに住んでる日本人でKさんのことを知らない人はいませんよ~」と話してくれました。 Kさんを紹介してくれた輪島さんの事も話したら輪島さんの事も知ってて、明後日はK子さんのピアノの調律に輪島さんが訪れることになってるそうです。 
金沢に住んでいるとよくあることなんですが、まさかドイツでこんなことがあるなんて。 世界も思ったより狭いですね~ 

K子さんに駅まで送っていただいて、次は電車でライプツィヒに移動です。



今回はICEの1st Classを予約しました。 革シートで席から食事の注文もできます。(何も頼みませんでしたが) ドイツ人の体型に合わせてあるのか、列車のシートが大きくてゆったりしています。 私は身長が180cmなので日本の列車のシートはちょっと窮屈な感じがするのですが、こちらのシートは楽です。 奥さんは小さいので、このシートに座ると子供みたいですね(笑)
飛行機のエコノミーのシートは狭いけど、列車はいいですね~
ちなみに、2nd Classのシートも大きめなので楽です。



車窓から眺める景色にもだんだん慣れてきました。
いつものように風力発電の風車が立ち並ぶ丘を眺めながらライプツィヒに向かいます。

つづく


ドイツ旅行記 6月3日 vol.1 バンベルク

2020年04月04日 20時00分00秒 | 海外旅行
翌朝はホテルの朝食を外でいただきました。(屋内でも食べられます)
 


天気がいいので外で食べてる人が多いです。
空いてるテーブルを探して、食事を持ってきます。



このホテルも朝食はビュッフェスタイルのようです。 
昨夜たくさん食べたので今朝は控えめに食べました(笑) 

外で食べると気持ちいいので時間をかけてゆっくり食べました。急ぎの旅でもないし。
次はどこに行こうかな。 


ホテルの前には高級そうなオープンカーに荷物を積んでいる人がいました。
かっこいい〜
でも私たちは徒歩でがんばります(笑) 



時間があるのでホテルから少し散歩することにしました。 
ホテルの裏口(?)から出るとすぐ横には川が流れてます。 
ホテルの壁にはホテルの名前と何故かビールの名前がありました。 
どうやらここは昔はビール工場だったみたいです。(ビールの名前は忘れてしまいましたが) 



ホテルの横の橋を渡ると、そこにはコンサートホールがありました。 



ブロムシュテットさんの大きなポスターが貼ってありましたよ。 
ここのホールは昨夜お会いしたKさんの所属していたバンベルク交響楽団のホームみたいです。 
とても立派なホール。 
バンベルク交響楽団はドイツでも有数のオケだそうで、入団するのも難しいとか。
Kさん、思った以上に凄い人だったのか! 



川の対岸からホテルを眺めてみるととても立派な建物です。 何を見ても歴史を感じてしまえるところが凄い。 自転車で散策している人がとても多くて、こういう所は日本人よりも健康的な生活をしている感じがしました。 



川縁の散歩道を歩いていたら、犬が川を泳いでいました。 しばらく眺めていてわかったのですのが、飼い主が犬を川に飛び込ませて泳いで戻ってました。 そういう遊びなんでしょうね。 犬も楽しそうにしてましたので、飛び込む瞬間を撮ってみました(笑)

川沿いに散歩してホテルに戻り、電車の時間が夕方だったのでホテルに荷物を預かってもらい、手ぶらでもう少しバンベルクの街を散策することに。  



昨日眺めていたバンベルクのヴェニスと言われる建物が並ぶ川の裏側(?)
右の建物の向こうには川が流れています。
こちらから見ると普通の街並みなんですけどね。


まるで消防車のように赤いバス。




昨日も訪れた旧市庁舎。 今回は違う角度から眺めてみました。 もう道路の石畳にも慣れて、歩くのも苦にならなくなりました(笑) しかし、見れば見るほど細かな造形が施されている建物ですね。 橋の途中にある像も素晴らしい。 



橋から川を眺めるとカヌーの練習をしている人が何人かいました。 旧市庁舎は中洲に建っているので周りは川の流れが急なんですね。 それが練習にはちょうどいいみたい。 しばらく練習風景を眺めていました。



橋の袂にあった本屋さんのお店の前に積み上げられていた料理本。 Japanってなんだろう?と思い、手にとって見ると。。。いろんな丼料理が載っていました。 日本料理って書いてあるけど、ほとんど丼でした(笑) 
海外で料理の本を買うのも面白いけど、日本(特に金沢)で手に入らない食材や香辛料が使われていることが多いので簡単には手が出せません。 しかも本は思いのほか重い。 これは帰国時にキャリーバッグを持った時にちょっと後悔したくらいです(笑)



ツタでたいへんなことになったビル。
壁が白いのでツタの緑ととても似合ってます。


どこかで室内楽コンサートがあるみたいですね。
街の掲示板に普通に貼ってありました。
こういうのも行ってみたいですね。


 旧市庁舎から高台に向かって坂道を登ります。 特に目的地は無いのですが、街をフラフラ歩きます。 ここは狭い広場でしたが、自転車がやたら多い。 ここに自転車を停めてどこに行ってるんだろう?



 街にはいくつもの教会がありますが、歩き疲れたので途中で見つけたこの教会に入ってみることに。 Karmelitenkloster Bambergという教会らしいです。 関係ないけど、車のナンバーがBAで始まっているので、バンベルク管轄なんでしょうか?



こちらの教会もとても静かで落ち着いた雰囲気です。 装飾も素晴らしいです。 晴れの日の昼間なので教会の中も明るいですね。 教会が休憩ポイントになりつつあります。 



そして後ろを振り返れば、やはりここにもオルガンがありました。 なかなかタイミングが合わなくて、実際に音を聴くことはできませんでした。 



祭壇脇には蝋燭を立てる台がありました。 これはほとんどすべての教会にありますね。 1ユーロで蝋燭を購入して灯します。 日本だと線香みたいなものかな?



ドイツで見るミニ。しかもオープンなのでかっこいいです。 ヨーロッパではマニュアル車がまだまだ多いのですが、みなさん坂道発進も上手です。 
日本ではアクセルとブレーキを踏み間違う事故が多発していますが、マニュアル車だったらあまり心配しなくてもいいのでは? 
日本でもマニュアルの車を選べるようにしてほしいものです。

まだまだ街歩きはつづく



ドイツ旅行記 6月2日 vol.5 バンベルク

2020年04月03日 20時00分00秒 | 海外旅行

やっと今日の宿に到着。

宮殿みたいなホテルですね。




フロントもホテルの従業員もとてもスマートで親切でした。

さすが四つ星ホテル。

これまでのビジネスホテルとはずいぶん違います()

個人的にはビジネスホテルは楽で好きなんですが。




広くて落ち着いた配色の室内。

特に目立つものはありませんが、どれも必要十分なものばかり。

あ、そうそう、冷蔵庫が無い宿が多かったですね。

冷蔵庫はあっても冷凍庫が無かったり。

まあフロントで借りればいいんでしょうが、これはちょっと不便でした。


ささっと荷物を置いて、輪島さんの知り合いのKさんのお宅を訪問しました。




ホテルからそんなに離れていない坂の上の住宅地にKさんのお宅がありました。

静かな住宅地にあり静かなところです。

庭からはバンベルクの街が見えました。


Kさんは地元のオーケストラ(バンベルク交響楽団)の元団員で、コントラバス奏者。

奥様はヴァイオリン奏者だそうです。

きっとバンベルクでは名の知られた方なのでは。




とても気さくなKさんと気の利く奥様とみんなで外のテラスで夕食をいただきました。

ここでも肉料理が中心で、傍にはワインとビール()

私は少食なので少しずついただきました。

Kさん夫妻がドイツに移住してからずいぶん経っていますが、こうして2人で遠い異国で暮らすってどんな感じなんでしょうね。

たいへんな事もあると思いますが、憧れてしまいます。

この日は外が薄暗くなるまで飲んで食べて楽しくお話しできました。


ホテルまで送っていただき、部屋に戻る。

さすがに疲れました〜

寝るにはまだ早い時間ですが、ワインも飲んでいたので眠くなってます。




お風呂にはシャワー用の仕切りがありました。
シャワーカーテンはよく見ましたが、ガラス製の仕切りはここでしか見てないかも。



テーブルにはこんなものが。
いたって普通なんですが、カップのロゴがかっこいいです。

今日も長くて濃い1日でした。
明日はライプツィヒに移動です。
おやすみなさい。

つづく


ドイツ旅行記 6月2日 vol.4 バンベルク

2020年04月02日 20時00分00秒 | 海外旅行

先ほどの教会の向かいに「Neue Residenz Bamberg」という宮殿があります。

Neueというくらいだから比較的新しい宮殿なんでしょう。




この中には入りませんでしたが、この宮殿の裏にはみごとなバラ園があります。




日本のバラ園のバラに比べると低く剪定されたたくさんのバラが咲いています。

ちょうどいい時期に訪れたみたい。




ここに住んでいた貴族が優雅にバラを眺めながら歩いていたんでしょうね。

庭師は手入れがたいへんだったと思いますが()




庭園からはバンベルクの街も見えます。

こういう庭園で語らう姿もいいですね~

向こうに見えるのは「Stadtjugendamt Bamberg」の塔です。

写真にはありませんが、この左には旧市庁舎の塔も見えますよ。

ここからの眺めはとてもいいので、バラ園を訪れたらぜひ立ち寄ってみてください。




街を歩いている時々この黄色い箱を見かけます。

これは郵便ポスト。

ドイツの郵便局はこのホルンのマークがシンボルです。

黄色もイメージカラーみたいです。

日本だと赤ですが、ドイツは黄色なんですね。

たまにこのマークをつけた郵便配達の自転車も見かけました。




川の中州に建っているのがバンベルクの旧市庁舎です。

とてもカラフルでかっこいいです。

川が増水したら水に浸かりそうな場所にあるのが気になります。

ドイツでは洪水とか川が氾濫するとか無いのかな?




旧市庁舎は小さな中洲に建っていますが、もっと大きな中州もあります。

その中州の一方の川は比較的流れが穏やかで、小舟に乗せてもらえるみたいです。

なんだかイタリアっぽいですが、色合いはドイツですね()




旧市庁舎にかかる橋からも「小さなヴェニス」と呼ばる地区が見えます。

観光船の船着き場もすぐ近くにありました。

ここからどこまで行けるんだろう?




旧市庁舎を近くで見ると、壁一面に絵が描かれていました。

いつから描かれているのか謎ですが、立体的な絵でした。




旧市庁舎に渡る橋のたもとにあるアイスクリーム店(イタリア料理も食べられるらしい)で休憩です。
疲れた時には甘いものというのは万国共通なんですかね〜(笑)

この後は輪島さんの知り合いの家で一緒に食事をする予定なので、とりあえずホテルに戻ってひと休みしました。

つづく


ドイツ旅行記 6月2日 vol.3 バンベルク

2020年04月01日 20時00分00秒 | 海外旅行

ここKlein Venedigはマスクス通りにある橋とバンベルク旧市庁舎の間の川沿いにあります。



緩やかに流れるリンカー・レグニッツァルムの川に面して建物が並んでいます。

観光客も多く、バンベルクの観光名所であることがわかります。




鮮やかな色合いの可愛らしい建物が並んでいますが、水辺にあるためか湿気で建物が傾いています。

この地域の建物は保存する必要があるため簡単に立て直すこともできず、補修もままならない建物がたくさんあるとか。

次に訪れた時にはもっと傾いているかもしれません。。。


でも、この河面のテラスでくつろいげたら気持ちいいでしょうね~

川には多くの観光船が往来しているので動物園の動物みたいな気分になりそうですが()




お昼ごはんは「Klein Venedig」のすぐ近くにある「Kachelofen」というドイツ料理のお店で。

テラス席が気持ちよさそうなのですが、テラス席はみなさんに人気があるので空きは少ないです。

席を探していたら先に座っていた人(写真のピンクのシャツのおじさん)が詰めて空けてくれました。

今回だけでなくいろいろなシーンでとても親切にしていただいてます。

ドイツって親切な人が多いです!




席を空けていただいたので、さっそくメニューを開いきます。

なぜか最初にビールのページを開いてしまうんですが()

Biere vom Fass というのが樽生ビールのようです。

もちろん樽生から選びましたよ。




ドイツのビールはどの街のお店で飲んでも美味しい。

ただ、量が500mlがほとんどで、オシャレな店だと300mlもあります。

ワインはたいてい250ml、どれだけ飲むんですか~

たいていの日本人ならワイン一杯で十分ですね。




輪島さんが注文したのは、ナイフを大胆に突き刺した肉料理。骨付きです。

左の丸いのはクノーデル。

クノーデルはジャガイモをいったん潰して、丸めたものを茹であげたもの。

何も入っないプレーンなものから、中に具が入っているものまでいろいろあります。

お店で出るのはプレーンなクノーデルがほとんどでした。

どんな種類があるのか気になったので本屋さんでクノーデルの作り方の本を買ってきました。

ドイツ語なので簡単には作れそうもありませんが、機会があれば作ってみたいですね。



こちらは先程のレストランのすぐ近くにある(レストランから見えるくらい近い)ビアハウス。

ビアハウスというより、Ambräusianum GmbHという醸造所が経営している店です。

併設されているのでここで作ったビールを飲むことができて、とても人気のお店です。

輪島さんも大のお気に入りらしいので、みんなで飲んできました。


ここはバンベルクの旧市街のほぼ中心なので、ここからは歩いて街を散策します。



まずは大聖堂 Bamberger Dom

DomCathedralのことで、ドイツでは大きな教会はDomと呼ばれています。

この教会も例に漏れず補修工事をしていました()

が、幸い中に入ることができました。





中は薄暗くて静かな空間です。

休憩している人、祈っている人、物思いにふける人などさまざまな人が静かに過ごしています。




ここにも立派なパイプオルガンがありました。それも2つも。

2台同時に演奏することってあるのかな?

教会の造りと合わせてとても装飾が見事です。



今回の旅行では教会に入るといろいろ見て回ることよりも、椅子に座ってぼーっとしていることが多かったような気がします。

静かな教会でただ座っている時間がなぜか幸せなんですよね~()




どこの誰だか知りませんが、なぜか気になった像です。

銅で造られているのか、石で造られているのかもわかりませんが、この表情とうなだれてるような首がいいですね。

これお土産にあったら欲しいと思いましたよ。

ちゃんと探してないけど、販売してたのかな?



やはりここも補修工事中でした。
大切な文化遺産を保存するのもたいへんですね。
でもその努力のおかげでこうして素晴らしい建物が形を残して目の前にあるわけです。

次はすぐ近くにあるバラ園に向かいました。

つづく



















ドイツ旅行記 6月2日 vol.2 バンベルク

2020年03月31日 20時00分00秒 | 海外旅行

修道院からは1キロちょっと離れているのですが、車だとすぐに移動できます。

歩いて移動することもできますが、ずっと坂を登らないといけないので車がない人にはこちらの観光バスをおすすめします。

バンベルク市内観光バスみたいですね。



Altenburg の駐車場には市内観光バスが停まっていました。

カンテラのようなヘッドライトが可愛らしいバスで、けっこう人が乗っていましたよ。

ドイツの人は歩いたり自転車に乗ったりするのが好きなのかな?

街もコンパクトなので自転車で移動するととても便利だと思いました。

(今回はまったく利用しませんでしたが)




来月にお祭りが開催されるようですね。

早くも準備をしているようでした。

721日と22日に行われる「祝祭の週末」というお祭り(祝典?)のようです。

ちゃんと調べて無いのですが、ここAltenburgはバンベルク市民にとってはかなり大切な・象徴的なお城のようです。




塔が建っていると登りたくなりますよね。



塔には中の階段を登って上に行きます。




石や木の階段を登るとすぐに塔の上に到着。

補修の跡がたくさんある塔の上に着きました。

頑丈にできているので不安はありませんでしたが。

石の壁が高いのは外からの攻撃を避けるためでしょうか❓




塔の上から眺めはとても良くて、かなり遠くまで見ることができます。

上の写真はバンベルクの郊外の方を見たもの。

畑が広がるのどかな風景ですね。

戦争があった頃はあの畑の向こうから敵が攻めてくるのが見えたんでしょうね。

(ここで戦争があったかどうかは知りませんが)





城の中には馬を飼っていたような場所や井戸の跡もありました。

その時代の生活が垣間見えたような気がしました。




こちらは井戸の跡です。
落ちないように柵がありました。
高台なので井戸もかなり深いのでは❓



眺めの良いテラスもあるし、塔に登ってバンベルク市内を眺めるのも気持ちいいですよ。

ここのレストランは評判も良くて人気のレストランらしいです。


さて、次はバンベルクの「小さなヴェニス」(Klein Venedig)と呼ばれる場所に向かいました。


つづく