台風10号の影響で悪天候が続いていましたが、今日はとってもいい天気。
どうやら台風が過ぎ去ったらしい。
なにしろ朝から快晴の空。ここ北陸金沢では珍しいくらいいい天気です。
こんな日に出かけないのはもったいない。
ということで、今日はバイクでは行ったことが無い白峰に向かいます。
まずはいつものようにスタート地点から。
ね、快晴でしょ(^^)
ガソリンも満タンにしたし、気持ちよく出発です。
いつものように山側環状道路から鶴来に向かいます。
鶴来には初詣ではお世話になっている白山ひめ神社があるのですが、なぜか寄ることも無く。。。。
今回こそはと思っていたら、それより気になる昆虫館に寄ってしまいました(笑)
夏休みもそろそろ終わるので、子どもたちはここに来てるんじゃないか?という気がして。
しかし、来てみると駐車場がガラガラ。
ほとんど来館者がいないみたい、とほほ。
いや、僕はトホホではないんですが、予想に反して少ないので少し残念な気持ち。
今度は時間を作って来館することにしよう。
ここからは国道を使わずに、鳥越方面に向かいます。
何度も走っているコースなのですが、これまでとは景色の色が違います。
田に広がる稲穂が黄色くなってきているんです。
バイクを買って最初に走ったのがこのルートだったのを思い出しました。
あの時は天気が悪くて、途中で雨が降ってきたので木の下で雨宿りしてましたよ。
ということで、雨宿りした地点に寄ってみました。
あの時は田んぼに張ってあった水に雨粒が落ちてましたが、今は稲がびっしり。
あっという間に成長してます!
もうしばらくしたら稲刈りですね(^^)
川沿いの道路もとても気持ちいいです。
秋にはまだ少し早いですが、山の色や川沿いの草の感じが少しずつ秋に近づいてますね。
あ、微妙にですが(笑)
稲の感じは夏の終わりの匂いがします。
子どもの頃は夏休みの終わりには稲刈りの時期だったような。。。
手伝いもしないで、稲が刈り取られた田んぼで遊んでいました(笑)
あの時の匂いは今でも覚えています。
もうしばらくしてここをバイクで走ったら、きっとあの時の匂いがするはず。
その頃にまた来たいですね。
ここから国道に戻って、瀬女へ。
瀬女から先にはまだバイクでは行ったことがないんです。
なぜかと言うと、そこからはトンネルが多いんですよ~
トンネルはどうしても苦手なので、あまり走りたくないんです。
しかもこの道路のトンネルはけっこうみなさん早く走ってて。。。怖い。
今回もけっこう怖かったけど、なんとか手取ダムのところまでやってきました。
いや、まだ2つ目のトンネルを過ぎたところなんですけどね(^^;
予想通りダムの水は少なかった。人も少なかったけど。
ここからさらに白峰に向かって走ります。
今日は平日だからか、道路工事のため片側交互の区間が多い。
トンネル手前で止められたので、左折してちょっと寄り道。
この先には立派な橋があるんですよ。
これ。
ダム湖の上にかかる橋。
ちょっとここで写真でも撮ろうと思って停めたら。。。。なんだこれ、すっごい風!
ちょうど風の通り道になってたみたいで、台風並みの風が吹いてる。
慎重にバイクから降りて、風で飛ばされないように足を踏ん張って写真を撮りましたよ。
油断したら橋から落ちそうでした。怖かった~
撮った写真の何枚かは風でブレてました(笑)
興味のある方は台風の日にここに立ってみてください。
落ちても、ソコは自己責任で(笑)
ちなみにここは水面から10数メートルはあると思うので、落ちると痛いと思います。
さて、すごく怖い思いをしたからか、それとも慣れてきたのか、いくつものトンネルをなんとなく過ぎて白峰にやってきました。
白峰には比較的新しい総湯があるので、入るつもりは無かったのですがちょっと立ち寄りました。
いつかお風呂セットを持参して来たいお風呂なんです。
写真を撮ってると係員らしき人がいたので、何時から入浴できるのか聞いたら、なんと
総湯の人ではなくて、遠足の下見に来てた小学校の先生でした(^^;
とうぜん入浴時間などはわからないようでしたが、逆にこちらが白峰のお気に入りポイントを質問されましたよ(笑)
とりあえず、僕が知ってる限りの白峰ポイントを説明しました。
説明してみると白峰って意外といいところがいっぱいあるんですよね。
トンネルを走るのは好きじゃないけど、また来ようと思いました。
さて、ここから勝山に向かうかとも思いましたが、白山に向かうことに。
何しろすごく天気がいいので、山に行きたい気分なのです。
白峰の町のすぐ近くには展望の湯(だったかな?)があって、ここのエリアはいろんな施設が集まっているんです。
写真の建物は砂防科学館。
子どもが小さい頃はよく連れて行きました。
隣には温泉、その横には公園の管理事務所や旅館、コテージなど。
楽しめる施設がいっぱいなんです。それに自然もいっぱいだから、冬以外はオススメします。
ここからさらに先に進むと、百満貫岩があります。
バイクの向こうに見える大きな岩がそうです。
計算すると確かに百満貫くらいの重さがあるそうですよ。
資料によると
「昭和9年の手取川大洪水で約3km上流の宮谷川より流出したもので、流出した岩の塊の中では日本最大級。平成7年に計測した結果、高さ16m、重さ4839t(129万貫)で、名称通りの「百万貫の岩」であることが証明された。」
だそうです。
水の力ってすごい。
土石流や津波の力は液体の力に石や木など個体の力も加わってとんでもない力となって押し寄せます。
雨の日には川に近づかないほうが無難です。
人間なんて木の葉も同然ですよ。
そんな百満貫もある岩を眺めてから、もう少し先に進むと偶然にこんな看板を発見。
小さくてこれまで気が付かなかった(^^;
こんな場所から頂上が見えるとは!
で、どこが頂上なのかは書いて無く。。。たぶん真ん中の山かな??
数台分の車を停めるスペースがあるだけのスポットですが、どれだけの人がこの場所を知ってるんだろう、と考えてしまう不思議スポットでした。
それにしても空がきれい。
ここからしばらく走ると、市ノ瀬に到着。
白山登山する人はここで車を停めて、シャトルバスで別当出合の登山口まで行きます。
なので登山シーズンの週末は車はここまで。
今日は平日なので、規制は解除されているので、このまま先に進みます。
おお~だんだん白山に近づいている感じです。
バイクの先に見える滝みたいなのは砂防ダムが連続している川です。
道が狭いので車はとても停められませんが、バイクは道路わきに停められるのでいいですね(^^)
それにしても空が青い。
ここで黄色いクロスカブに追い越されました(笑)
実は百満貫岩で追い越され、途中で追い越したんですが、ここでまた。
トコトコとまるで「ウサギと亀」の亀のようなバイクです。
ということは先にゴールするのはクロスカブ?
なんとなく別当出合の前で追い越して(笑)、なんとか先にゴール。
ゴールというのは、この先はもう行けないからなのです。
最終地点の別当出合の駐車場も平日のため車がほとんどいません。
広い駐車場に10台くらいの車。
どこに停めても文句を言われないくらい余裕があります。
それにしても空が青い(笑)
しばらく山の景色を眺めてから、帰ろうとすると途中の道端でさっきのクロスカブが停まっているのを発見。
すぐ横でおじさんが椅子に座っていたので、話かけてみました。
おじさんは天気がいい日はクロスカブでお昼ご飯を食べる場所までツーリングに出かけているそうです。
なんと松任からここまできたそうで、キャリアがあるクロスカブに椅子とお昼の弁当を積んできたみたい。
椅子に座って、山を見ながらのんびりするのが好きみたい。
昔はもっと大きいバイクに乗ってたらしいが、今は軽いこのバイクであちこち行ってるそうです。
そんな歳の取り方もいいね~
おじさんによると、こんなにすっきりと晴れて山が良く見える日は珍しいそうです。
今日はここまで来てよかった。
またいつか黄色いクロスカブのおじさんに会えるかな。
今度は一緒にお昼ご飯食べよう(笑)