試写会で観ました。 秋谷は前藩主の側室と不義密通し小姓を斬り捨てた罪で10年後に切腹、それまでに「家譜」(藩の歴史書)を完成させることを命じられていて、その日は3年後に迫っていました。
一方、城内で刃傷沙汰を起こした壇野庄三郎は、家老の中根平右衛門のはからいで切腹は免れたが、向山村に幽閉されてる戸田秋谷の見張り役を命じられました。
家譜作りをすることで藩の秘め事を知った秋谷が逃亡せぬよう、また逃亡を企てた時には妻子ともども斬り捨てよというものでした。
秋谷家族と暮らし始めた庄三郎は、来る日来る日を大切に、家族と共に穏やかに暮らし、家譜作りを勤める秋谷の姿を目の当たりにし、秋谷の事件に疑問を抱くようになり真相を探り始めます。
そして庄三郎は事件の真相となる文書を入手するのですが・・・。
とても上質な作品でした。
特に大きな盛り上がりもなく淡々と描かれてるんですが、退屈することなく見入ってしまいました。
秋谷や家族、庄三郎たちが清く正しい人で背筋がピンと伸びた気持ちになりました。(なってないけど)
キャストが皆さん素晴らしいですね~。
岡田くんはいい作品に出るな~と思ってしまいました。
もう何も言う事ないです。とにかく観て下さい。
ラストに秋谷が歩く後ろ姿を見ながら涙が溢れましたよ。
10年の思いとか覚悟とか、勝手に頭に巡って込み上げる気持ちを抑えられませんでした。
秋谷にはもう一点の曇りもなかったと思う。
エンドロールに流れる曲もぴったりで余韻に浸ってたのに、そそくさと帰られる方がおられ・・・
この前観た柘榴坂と比較されそうだけど、私はこっちの方が好きなかな。
こんないい作品の後で何なんですが・・・。
岡田くんという事で、ひらパーが便乗しちゃってますね~。
Twitterで流れた画像をお借りしてます。
見て「枚方ノ記」だって。
もうめちゃ笑ったわ。
それにもじってる文もナイスやね。よく思いつきますね。
あかん、これ見るとこの美しい作品がぶち壊しやわ。
もう枚方ノ記にしか思われへん。
10月4日(土)より公開です!
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芸人はどうすりゃいいのさって感じですね。(;´∀`)
「永遠の0」のときも「退屈な時間0」とかいうパロディポスター作ってましたけど、
岡田くんの映画出演をちゃっかり利用して
すっかり日本中にひらパーをPRしまくってます。
年間入場者数100万突破しなきゃ園長クビ~がかかってるとはいえ、大概イジられてますね~。彼は。
・・・と、未見なのにコメント失礼しました。
10月に見たい映画が目白押しなので参考にさせていただきまする。柘榴坂よりよかったですか~(≧∇≦*)
フォローに回るしかないような。
小杉さんから岡田くんになったことでよりPRになるし、しかも映画に便乗するとなるとすごい効果を期待出来そうで。
実際どんだけ効果あるのか知りませんが。(^^;
ひらパーよりあのチラシが話題になりそう。
ラストはもしかしたらあれで良かったのか?と思う声も上がりそうな気もするのですが、柘榴坂でもるろうも逆の考えになってるところに。
美徳としていいのか分かりませんが、とにかく涙が溢れてしまいました。