気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

スズメ

2012-12-24 15:04:34 | 日記

12/21にスズメの夢を見た。
名前がチュン太のような気がしていた。
気になって民話を調べたら、腰折雀が気になった。

心からの「気持ち」で動いて行動しているか、
下心があって事を行うかの違いを言っているんだろうなと思った。
実はこの日、スズメを目にしていたんだよね。

実家へ行く前に買い物をしてたら遅れて、バスが行った後だった。
次のバスまで30分以上あるから、時間を潰そうと歩き出した。
多分、見せたいモノがあって遅れたのかもしれないなと思ったから。

すると変わった小鳥が目の前を通っていた。
スズメみたいに小さいけど綺麗な色をした小鳥だった。
「珍しいな!カメラに撮ろうかな」と携帯を出していたら
見失ってしまい、飛んでいなくなった。
そのあとにスズメがやってきたけど、珍しくないからと携帯をしまった。
木の上にたくさんのスズメがとまってチュンチュン鳴いていた。

この時は気付かなかったけど、
これは「珍しいモノ、貴重なモノ、特別なモノ」に対する欲心だった。
自分の価値観が「外を向いている姿」だったなぁと思い知らされた。
普通のモノには関心がない、珍しいモノに心が動く。
可愛い小鳥の「外見」に魅せられてた自分が、そこにいた。
見るべくして見せられていたなと思った。

そして実家に行って、私がやってた行動も
よく考えたら「下心」があってやってた事だったと解った。
その時はそうは思ってなかったんだよね。
父の為にそうした方が良いと思ってやってた。
でも、よくよく考えたら、下心があるなって理解した。
どうでも良かったら、そこに関心が行かないと思うから。
関心があるという時点で、それは執着なんだなと思った。
これは物質に対する執着です。

父の為と言っておきながら、実は自分の為だったのかと気付いた。
こうやって父と接しながら、自分の姿を振り返ることで
少しずつ、魂を成長させているんだなと実感した。
だから、気付いた時点で大きな「宝」を貰っているんだよね。

スズメの昔話と同じだと思った。
気持ちで動いたら「幸せの宝」を手に入れることが出来る。
相手に送った気持ちが、そのまま返って来ているに過ぎないんだよね。
だから下心で動いたら「下心」が返って来る。

でも下心で動いたとしても、その心に気付いて自分を顧みたら
そこからでも「心の宝」は手にする事が出来る。
誰だって間違うから、そこが一番大事な事なのかなって思った。

いつでも変われる。
変わろうと思えば、心が変われば、そこで変われる。
一番大事なのは、そこに気付けるかどうかで
気付こうとしているかどうかなのかもしれないね。

  

コメント
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