ブルーシャムロック

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俺の器の中身にならぬか_02

2020-05-09 11:20:47 | 逆襲の藤隆
シンガポール在住の作家武内渉が、日本や
ファラカマポチェ王国に住んでいた時代から楽しみにしている人気YouTuberの
スペースにサイトが合わさっていた、彼は格別YouTuberのファンではないけれども、
自分がかつてハマった変わった道具を紹介するup主として彼を高く評価していた。
「さて、彼はどんなものを紹介しているのかな。」
武内は、嬉しそうにスペースに足を運んだ。
すると・・。
「皆さん、今日は日本にあるぷりぷり縣ぷりぷり市にいます。そこではあの数年で巨大になった
發明家の山田守さんの企業の記者会見に来てみました。いぜんからチーフエンジニアの山田守さん
の商品も愛好させてもらった部分があるので、ぜひともここまで来たいと思いました。」
いつもの戲けたYouTuberの彼とは大違いだった。
「えっ。」
武内は目を疑つた。
數分後、山田守さんの企業の記者会見が始まった。
「xxファクトリーの、チーフエンジニア、山田守です。今回の会見は深刻にならざるをえません。」
これは山田守だ。
「今日は一体何です。」
YouTuberの声ではなくて、テレビかインターネットの大口サイトの運営スタッフの声だ。
「これまで、様々な發明品を世に生み出して来ましたが、発想の枯渇で、私一人では
ものが作れなくなりました。現在ブレーンとして、あの出来杉英才氏を迎えています。
私は彼を參謀役に迎えてから、また仕事ができるようになりました。
これまで、徒手空拳でやってきたけれども、私にも限界があります。」
記者会見の画像はYouTuberのスペースで1時間ほど続いた。
そして、
「これで記者会見の私が収録したテイクは終わりです。」
と、YouTuber自身の声で終わった。
「なんってこった。」
武内は話した。
「私も拍子抜けです。しかし山田守さんのことですから、出来杉英才氏をブレーンに
これまでの仕事を続けていくことでしょう。」
と、YouTuber本人は話した。
「色々難しいな。」
武内渉はそう締め括った。
コメント
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