愛知県豊田市足助町の旧中馬街道沿い、豊田信用金庫の向かいにある
「井筒亀(いづつかめ)」という和食店です。
今日はこちらで昼食を頂きました。
かなり大きなお店です。
肉料理とうなぎが名物なんだそうです。
お店の前にあった、解説板です。
この商店街のあちこちに、
商店の由来を書いたこのような解説板が掲げられていました。
こちらの「井筒亀」さんは、
明治20年創業の老舗で、現在4代目とのこと。
そして、説明書きの最後の行に
「名物猪コロッケは1年通じてご賞味いただけます」
と書いてあります。
昼ご飯を食べたばかりでしたが、
これは食べておかないと、と隣の肉屋さんへ。
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看板も出ていました、「名物シシコロッケ」です。
同じ井筒亀さんのお店です。
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「名物シシコロッケ」1個130円です。
肉はミンチになっていましたので、
果たしてイノシシなのか何なのかよくわかりませんでしたが、
手作りでしっかりと作ってあり、
見た目以上にボリュームがありました。
この旧中馬街道の商店街は、毎年2月から3月にかけて、
各商店街の店先に雛人形を飾る「中馬のおひなさん」で有名ですが、
この季節は五月人形を飾っています。
こちらの「シシコロッケ」のお肉屋さんの奥にも、
鎧飾りがありました。
その横を、将来の6代目店主?の男の子が走り回っていました。
このような昔の町屋(まちや)は、どこでも
間口が狭くても、奥行きが長いのが特徴ですが、
この足助の町も同様で
(間口が広いと税金が高かったのだそうです)、
お店の奥(この鎧飾りの奥)に中庭があり、
中庭を挟んで、その奥に家人の住む家がありました。
最も奥行きの長い家で、間口から裏口まで100mもあるんだそうです。
「そんなに奥行きがあったら、
玄関で、おーいと呼んでも、一番奥でTV見てたら
絶対に聞こえないねえ」と思いました。
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足助城見学・総集編(美里ボランティアガイド会)