美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

初夏のモミジも、美しいと思いました(足助町)

2010-05-18 22:17:03 | 日記


愛知県豊田市足助町の、巴川に架かる待月橋です。
香嵐渓のシンボルとして、観光パンフレットなどにもよく登場する橋です。

「豊田市に吸収合併されてから、
 一番最初にこの橋を整備してもらった
(以前のものより数段立派なものを作ってもらった)」
と地元の人が言っていました。



こちらは紅葉の名所として有名ですが、
初夏のこの季節も、新緑が鮮やかで、水も綺麗で、
なかなか良いなと思いました。



市営駐車場から香嵐渓への入口にある仏像群です。
ここに建つ、左端の石碑にはこう刻まれています。
 ↓


曹洞宗の僧侶で、滋賀の永源寺から来た参栄禅師という人が
江戸時代にこちらの山に紅葉を植えたのが、
足助町の紅葉のルーツなんだそうです。

滋賀の永源寺も紅葉で有名なお寺で、
自分のいた永源寺をイメージして紅葉を植えたのだろうということです。



巴川沿いに点々と置かれたベンチには、
こんな感じ↑の男女の姿が多数見られました。

この日はかなり暑くて、
川風の当たるベンチがいちばん涼しい場所だったのです。

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足助城見学・総集編(美里ボランティアガイド会)

五平餅の南限が足助町だそうです

2010-05-18 09:14:32 | グルメ


豊田市足助町の、
昔の山の生活を再現したテーマパーク「三州足助屋敷」にある、
食事処「桧茶屋」です。

アユの塩焼き、山菜そばなど、
山里の伝統料理が楽しめます。



お店の前に出ていた、おすすめ定食の説明です。

アユの塩焼きとそば、五平餅がセットになっています。



五平餅とは、南信州(木曽地方)の名物で、
木の棒に、ご飯を平たく固め、
木の実などで作ったたれを付けて焼いたものです。

足助町の観光ボランティアガイドの方に聞いた話では、
五平餅は、塩尻(長野県)が北限で、南限は足助なんだそうです。

昔は、愛知県の三河湾で採れた塩を、南信州まで運ぶ「塩の道」があり、
海岸部から足助までは、船に乗せて矢作川を遡上し、
足助で馬に載せ換えて、山を越え、信州まで運んでいたそうです。

この「塩の道」の馬で運ぶ区間(足助~塩尻の間)が、
五平餅が郷土料理として伝わっている区間と見事に一致するのだそうです。

きっと、山越えで信州まで塩を運ぶ仕事をしていた人々が、
通りすがりの宿場などで、毎度のように五平餅を買い求めていたのでしょうね。

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足助城見学・総集編(美里ボランティアガイド会)