美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

ボリビア独立190周年記念式典(8/8)

2015-08-13 21:15:14 | 津のこと


8月8日(土)昼12時から、
津市西丸之内のお城西公園で、駐日ボリビア大使館主催の
ボリビア独立190周年記念式典が開催されました。



三重県は全国で2番目にボリビア人が多い県で、
現在、県内に843人のボリビア人が生活しており、
約4割の339人が津市で暮らしている、
つまりボリビアの人が多い自治体だということと、
NPO法人「日本ボリビア協会」が津市を拠点に活動していることから
記念式典を津市で開催することになりました。

で、私もスタッフとして動員されてましたので、
今年の美里夏まつりは夕方から参加した次第、
「今年は祭りの準備を手伝いに来やへんだなあ」と
私が来てなかったことを不審に思う方もいらしたかもしれませんが
そういう事情でした。



壇上の、エリック・サアベドラ駐日大使、鈴木知事、前葉市長、
サアベドラ駐日大使は、世界各国の駐日大使の中でも最も若い大使なんだそうです。
で、かなりの巨漢です。
お帰りになられる際に私と握手をしていただいたのですが、
あんなに大きくて分厚い手は初めてでした。



イベントの最後に、大使を中心にボリビア国家の大合唱があったのですが、
日本人と違うところは、国家が流れると手拍子が始まり、
しかも皆さんが楽しそうに踊り始めたのです。

ボリビアと言えば、
絶景のウユニ塩原、チェ・ゲバラの革命、石川康選手(元ヴェルディ川崎)の母国、
国土が海に面していないのに海軍を持っている珍しい国、というくらいしか知識が無かった私ですが、
少し知識が増えたような気がします。

2014津市国際交流デー(10/19)
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お盆の精霊迎え、家々に灯籠が点されていました(芸濃町楠原)

2015-08-13 20:15:41 | 津のこと


津市芸濃町楠原は、かつて伊勢別街道の「楠原宿」があった集落で、
昔の街道の両側に110軒余りの家が並んでいます。

現在も道の両側に、千本格子を残した伝統的な様式の家屋が連なり。
集落の中央付近で街道が折れ曲がる「枡型」が完全な形で残っています。

楠原地区で、お盆の行事として昔から行われているのが
「精霊迎え」の行事です。



「精霊迎え」の行事は、
①各家の玄関に灯籠を吊り下げ、夜間は灯籠を点灯する。
 期間は8月11日から14日まで。
 灯籠は各家が用意したもので、注意深く見ると形や、書かれた文字が異なっている。
②8月14日には、夕刻から住職が初盆の家をお参りする。
 住民と子どもたちが住職に従って行列し、唄と囃子で精霊を迎える。
 これのための練習が、8月1日から毎夜、地区の公民館で行われる。
となっています。
 


集落の端から端までは、約700mほどで、
その間に約60個の灯籠が点灯しています。

間口の広い、立派な家が多いため、
隣の家の灯籠との間隔が長く、
道路に沿って「点々と灯かりがある」ような光景です。



あえて言うなら、公民館よりも西のほうで、
灯籠が連なる光景が見られたように思います。



というわけで、灯籠が連なる光景を撮影するのはあきらめて、
「灯籠と千本格子から漏れる家々の灯かり」を撮ってみたのが
以下の画像です。





家の中から光が漏れてくるのと同時に、
格子の内側から、話し声も聞こえてきたりして、
観光地を歩いているのとは違った雰囲気を感じました。



唄と囃子の練習が、公民館で行われていました。
画像のように、入口を開けたまま練習しているので、
灯籠を見ながら歩いていても、100mくらい先まで唄と囃子が聞こえていました。

唄の曲調や、ほら貝のリズムなどは
美里町の「かんこ踊り」の唄に似ていて、
今回初めて聞いたのですが、懐かしく感じました。


旧楠原宿
津市芸濃町楠原
県道津関線沿い、楠原東バス停付近に空き地があり駐車可能、
芸濃町林のファミマから関ドライブイン方向に、約800m

石山観音公園の紅葉(津市芸濃町楠原)
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