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(石神さん)
今年の三重県は、伊勢志摩サミットで盛り上がりました。
ただ、伊勢市と志摩市はクローズアップされたものの、
両市の隣りにある鳥羽市は、なんか仲間外れみたいになっていたけれど、
その心配はございません、鳥羽は相変わらず、
温泉宿泊客が三重県1位の観光都市であり、
恋のパワースポットとして「相差の石神さん」も
ますます人気が上昇しています、ということを書きたくて、
「鳥羽相差編」を企画しました。
もともと、相差(おうさつ)のとある場所に興味があって
以前から訪ねたいと思っていたので、
今回はそれも合わせてご紹介します。
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(鳥羽水族館前)
今回は高速道路は使わず、
国道23号線から国道42号に入り、
二見を通過して鳥羽に向かいました。
鳥羽市街はスルーして
安楽島から国道167号で志摩方面に向かいました。
鳥羽市松尾の「みやげセンター王将」付近です。
屋上に船を飾っているお店で、よく目立ちます。
こちらの前の信号から、県道47号に入り、
相差を目指しました。
実は、相差に来るのは27年ぶりなんですよ。
あの当時はまだ、近鉄の踏切を渡っていましたが、
現在は相差へ向かう県道が高架になっています。
相差へ向かう県道、
通行量は多くないのですが、
上の画像のような、カーブで見通しの悪い箇所が多く、
スピードには注意が必要です。
私が行ったのは12月21日で、
画像の通り、ちょうど紅葉が美しい時期でした。
まずは「石神さん」に向かいました。
町内各所に「石神さん」への案内板が出ているので、
相差の狭い道路でも、迷うこともなく着きました。
後方の建物が「相差海女文化資料館」で、
その前が駐車場となっています。
資料館の横のクロマツも「昇龍の松」と呼ばれる名勝です。
これだけの駐車場なので、
休日はすぐに満車となってしまいます。
他にも何か所か、無料の駐車場があるので
案内表示を見て探してください。
相差海女文化資料館
鳥羽市相差町1238
℡0599-33-7453
開館時間:9:00~17:00
休館日:年末年始
入館料:無料
駐車場:無料
資料館の付近には、郵便局や交番、消防団詰所などもあって、
ここが昔からの漁村の中心部だったことがわかります。
ただ、
郵便局の名前が「長岡郵便局」だったので、
「あれ?相差郵便局じゃないんだ?」と不思議に思いました。
相差と言うのは江戸時代の地名(村名)で、
明治22年に、相差村・国崎村・畔蛸村・千賀村・堅子村が合併して
できたのが長岡村だったということです。
上の画像の郵便局の前の坂道が
石神さんへと至る参道(約250m)です。
車の通行も可ですが、道幅が狭く、
登っても神社に駐車場が無いので、
ここから歩くほかはありません。
上)参道の途中にあります「相差古民家海女の家五佐屋」、
テラス席で休憩できます。
下)旅館「まさみや」の石垣の上にあった重りの石、
相差の海女の魔除けの印である、星と格子のマークがあります。
鳥羽相差編その2・石神さん(神明神社)に続く
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鳥羽相差編&南伊勢町編 記事一覧
鳥羽方面に向かう、新美里温泉
民話の駅 蘇民(伊勢市二見町松下)
鳥羽相差編その1・恋のパワースポット「相差の石神さん」は相変わらずの人気
鳥羽相差編その2・石神さん(神明神社)
鳥羽相差編その3・古民家海女の家五佐屋
鳥羽相差編その4・相差漁港から展望台へ
鳥羽相差編その5・菅崎園地~駆逐艦春雨受難の碑
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南伊勢町編その5・虹橋食堂 大乃木坂店(度会町大野木)