
夏休みの観光客でにぎわう、
三重県鳥羽市にやってきました。
私は、昨年の夏にも来ていますが、
昨年来たときには無かったものに気づきました。

近鉄鳥羽駅の南にある地下道です。
市営駐車場などがある線路の東と、
赤福などがある線路の西の旅館街を結ぶ地下道で、
鳥羽観光に来た人は、必ず利用する地下道ですが、
この巨大な壁画は、昨年はありませんでした。
これは、
地元ゆかりの戦国大名・九鬼嘉隆(1542―1600年)を紹介する壁面展示で、
嘉隆の年表や嘉隆が築いた鳥羽城などが描かれています。
製作したのは
鳥羽旅館事業協同組合で、今年5月に完成しました。
近くにある「門野幾之進記念館」において
従来から、九鬼嘉隆と鳥羽城に関する展示が行なわれていますが、
この鳥羽城の壁画は、非常にわかりやすく迫力があります。

「キッチンたかま」の前を歩く観光客、
普段は「たかま」さんから西へ、
観光客が行くことはないのですが、
この日は大勢の人が行き交っていました。

この日(8月18日)、
鳥羽港の沖には、豪華客船が停泊していました。
もちろん「伊勢湾フェリー」ではありません。
こんな巨大な客船を鳥羽港で見たのは初めてです。
家に帰ってから調べてみたところ、
この客船は日本郵船の「飛鳥Ⅱ」で、
8月16日に横浜港を出航、
3泊4日の「鳥羽・熊野大花火クルーズ」というツアーで
三重県に来ていたものです。
前日は熊野の花火を洋上から見物するため
熊野の海にいたようです。
ちなみにツアー代金は
208,000円~1,040,000円、
だったそうです。
更に調べてみると、
鳥羽港には、年に10回ほど、
今回のように豪華客船が寄港することがあるそうで、
あらかじめ寄港スケジュールを調べておけば
鳥羽の海に浮かぶ姿を目撃することができるようです。
伊勢湾フェリーのターミナルビル(鳥羽市鳥羽)
キッチンたかま(鳥羽市鳥羽1丁目)