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2019年2月9日から3月3日まで、
旧東海道の亀山宿・関宿で開催されています、
「東海道のおひなさま 亀山宿・関宿」を見に
関宿(亀山市関町)へ行ってきました。
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関宿では、街道沿いの公共施設や民家にひな人形が飾られています。
期間中は、会場周辺で様々な催しが行われるほか、
三重県内7地域のお雛様を巡る、スタンプラリーも行われています。
7地域のうち、伊賀上野と伊勢二見は
このブログで紹介済みですので、
今年は旧東海道の関宿へやってきました。
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1軒目は佐野屋さん、北海道産のいろいろなお豆を取り扱っているお店で、
お店の前にも小豆を入れた箱が並んでいました。
現在はあまり見られなくなった、
昭和中期の「木目込み人形」のおひなさまと、
明治時代の「おひなさまの掛け軸」を展示していました。
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銘菓「関の戸」で有名な、和菓子店・深川屋 陸奥大掾さん、
江戸時代(幕末)のおひなさま、
昭和中期の木目込み人形、
昭和後期の七段飾り、
昭和末期の七段飾り、
が並んでいました。
江戸時代の人形は、元は五段飾りで、
三人官女らの人形もあったそうですが、
画像の2体のほかは行方不明になっているそうです。
老舗和菓子店が月1回限定販売するあんぱん/深川屋 陸奥大掾(亀山市関町)
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(はらや化粧品店)
早朝の9時に行ったこともあって、
展示しているお家はまだ戸を閉められていました。
関宿は山間部なので、開けていると寒いからでしょう。
1軒ずつ玄関を開けて
「お早うございます、朝早くから失礼します、
お雛様を見せていただいてよろしいでしょうか」と、
声をかけながら撮影させていただきました。
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江戸時代には大阪で「鴻池と並ぶ」とまで言われた、旧両替商の橋爪家です。
こちらの「御殿雛(ごてんびな)」は必見です。
平安時代の寝殿造りの邸宅を模したような巨大な御殿に、
十数体の人形が配置されている、江戸時代の作品です。
ご主人に伺うと「これを組むのに2日かかる」とのこと、
その理由は、というと、
「見えないところ(天井とか廊下の裏側)にも装飾が施されていて
パーツの数がとんでもなく多い」のだそうです。
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百五銀行の向かいにある、和洋レストラン 山石さん、
お店の中の階段を利用しておひなさまを展示されていました。
和洋レストラン 山石(亀山市関町)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/92/3ea7582062c0e5e2cd0a17b3dcd7ae83.jpg)
上)関宿の「まちなみ案内所」です。
この項の冒頭の画像は、この案内所に展示されているおひなさまです。
下)「関の地蔵院」の境内では、フリーマーケットが開催されていました。
「おひなさまめぐり in 二見」に行ってきました 2018.2.
伊賀上野・城下町のおひなさん 2016.2.
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