昨日は…水仙を摘んだ
夜景がきれいすぎて、家も可愛いすぎて、楽しくて…飲み過ぎた/ 移動準備中
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昨日は、愛車ブレビスさんと肉眼で見える風景を指差して、そこを目指して山坂海の小樽をドライブした。
ずっと謎だった崖に建つ家とかさ、街の盛り上がりの夢をちょっと見たあの最上町付近の白亜の殿堂とかさ・・・
娘が使ってた込み入った山の中にある防音スタジオとか・・・そして北の花を摘みたかっんだ。
此処かしこに、やっぱりフロンティア的な光景があって別荘にしているのか流行りのそれっぽい家に勝って、空き地や売り地の看板が目立つ。そして朽ちていく潰れたトタン屋根の家も何軒も見たよ。観光地ってことの宿命だろうね。すっぽりと空き地になっている段々畑のような《元は家》は、多分30年から60年のスパンで庭を作って子供を育てていた人たちの痕跡として、この時期に・・・水仙やチューリップが咲くんだ。丘陵や小山や谷や海に向かって、野良になった彼等は春のお祭りをしているんだ。
基本の野良のラッパ水仙は、好きな花だ。すっきりとしていて可愛らしい。フリージアの花束より可憐で好きなのだけど、クライストチャーチの空港のように花束で売られているのは、見たことがない。何かナルキッソスの云々のように、真面目な日本ではいわれがあるのかしら・・・それとも、庭に咲く花の掟があるのだろうか❔
私にとって水仙は、兄のイメージだった。だから四半世紀前以上の兄の結婚式の式次第パンフレットにはモノクロームの水仙が描かれているんだ。6月の花嫁よ、幸福であれ・・・
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久しぶりの我が家は、眠り姫の城のように時間が止まっている。
設計者である私に抗議するでもなく・・・全てが愛おしく発掘の対象なることを禁止して・・・
私は、サラウンドで家らしい音楽をかけてもらい、、、少しだけ荷造りをしてみた。