戸をあけると左手に本棚とあふれた本の山
ところどころ鉛筆の書き込みが入った洋書
サメのほんや蛾の図鑑・・専門書から絵本までなんでも・・・
手前には斜めにおかれた机、ライトの電球はなぜか赤いろ
正面には小さなキッチンとイーゼル
戦車みたいなオリーブ色に塗られたアンティークな冷蔵庫・現役
むき出しでこっちを監視してるような大きなスピーカーが一対
なぜかオープンリールのテープレコーダーがひとつ
右手にベッド
しましまの洗い立てシーツとにんじんのピロー
ベッドの横には下着売り場でみかける蛍光灯が中で光るトルソ
首の部分にジェイソンのアメフト面がひっかかってる
淡いブルーとアイボリーの2枚仕立ての紗のカーテン・・・・
切抜きやポスターで埋め尽くされたサイケな祭壇風の押入れ
どうでもいいようなデザインのステレオと、
散らばったBlue NoteのLPにみえかくれするSam Cook
天井付近の飾りだなには、おかしな錬り込みの陶器の仮面が7個
スカーレッドの妖艶なフォルムのソファが一客、珈琲の染み付き
テーブルがわりの丸いポータブルのストーブの上は
コゲたパンくずがいっぱい
石鹸とかすかなカビとホピーオイルの香り・・・・・
・・・・・彼女はこの部屋でみつ豆を3度たべた・・・・・
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