一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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2×4工法の構造体検査

2009年05月21日 18時38分47秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲2×4工法の屋根にトップライトの取付立会い


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日2009年5月21日は、2×4工法で工事中の建物の現場定期打ち合わせです。

トップライトの取り付けをこの日にセットし、

現場監督と大工さん、屋根屋さんに同席してもらい、
注意事項の説明も行いました。


このあと、構造体の検査も行ったのですが、

みなさんにもわかる

2×4工法の構造体検査のポイントを簡単に写真で述べておきましょう。
(この建物は外壁は2×6を使用しています。)




▲▼外壁合板への釘の間隔や位置、めり込み具合で、
不具合があったものは、前回、赤のチョークで印をしておきました。
その手直しが完了しているか今回、確認します。







▲未完の部分は、その場で手直しをしてもらいます。




▲室内側の不具合も…




▲手直しをしてもらいます。






▲▼すべての金物の位置と取付けをチェックします。








▲たて枠の本数を確認します。特に多いところは、
本数が不足していることがあります。





▲まぐさ(窓や開口部の上の幅の広い木)の大きさと釘の本数をそれぞれ、
確認します。





▲根太(床材を支えている木)の本数と位置、木材の状況を確認します。



これらを構造図を見ながら、全部チェックします。
時間がかかります。

そのため、ミタス一級建築士事務所から、
私を入れて3人で現場へ行きチェックしました。

ここまで、細かく全数チェックする検査会社は無いと思いますが、
我々は検査会社ではなく、設計して監理をしている設計事務所なので、

なおさら、ここまでチェックするところは、かなり少ないでしょう。


さらに、ここでは紹介していませんが、
もっと多くのことを確認し、取替え依頼や打合わせを行いました。

有意義な現場打ち合わせとなりました。




横浜市 一級建築士事務所  

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