みちのくの風の旅人 [ 愛と義の街(上杉の城下町)から情報を発信中 ]

米沢・山形・東北の自然や文化・風土を季節の便りとして届けています。HP[新・天空の流れ雲]と合わせてご覧ください。

未だ余震収まらず(9)

2011-06-19 00:22:12 | 東日本大震災に寄せる想い

 昨日、震災から100目を迎え、3度の福島訪問のブログを書き終え一安心したと思った矢先、午後8時31分福島県沖でM5.9の地震がありました。浜通りでは震度5、ここ米沢でも震度3を記録しました。

 米沢市には現在も多くの福島県民が避難してきています。4月一杯、市営体育館で過ごしていましたが、県営住宅や雇用促進住宅、旅館の二次避難所に移っています。市内万世町のコミュニティセンター内には、避難者支援センターが開設されました。米沢市内には南相馬市出身者が一番多いと聞いています。南相馬市は避難制限地域の20km、さらに30km圏内、その他と市が三分されています。6月5日訪問した市役所は旧原町市内にあり、30km圏内になります。

 みちのく山形もいよいよサクランボの季節となりました。今年は好天に恵まれ、例年になく美味しいサクランボが実っているとのことです。しかしながら、原発の放射線による風評被害により、観光客が激減しているとのことです。終戦間際の8月6日と9日、広島・長崎に原爆が投下され今年で66年、あれから日本は復活しました。当時は放射線計はありませんでした。今考えれば恐ろしい事ですが、逆に現在はデータに過度に反応し、怯え過ぎているのではないかと危惧しています。66年前に比べると、心配する余裕があるだけ幸せと言えるかもしれません。福島第一原発の事故処理に尽力している方々には、敬意を表するばかりです。

 きのうの記事に掲載できなかった写真です。いわき市の常磐道サービスエリアの案内板、右は南相馬市の海岸地域です。

☆いずれも、オリジナルの写真を大幅に圧縮しています。よって、写真データは撮影日時を示しているとは限りません。

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コメント
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