3月は別れの季節、3日には卒業式があり、233名の生徒が巣立っていった。入学式に始まり3年後の卒業式、繰り返し行われたこの光景を、30年近く見てきた。いつの時代も若者が夢と希望に向かって元気で歩める世の中であって欲しい。
20数年前の初めて担任した生徒と同世代の生徒の子供が昨年卒業していった。その当日の卒業祝賀会で、母親が生徒だった事を明かされ驚いた。昔の卒業アルバムには初々しいセーラー服姿の面影が残っていた。
これまでに知り合いや、友人、近所は元より、親戚の子の卒業式にも参列した。私にとって現役最後の卒業式になった。校歌はいつの間にか、自分の母校の校歌より歌詞を見ないでしっかりと歌える様になった今日この頃である。