南東北インターハイが28日から始まった。県内では昭和47年(1972)以来の45年振りの大会である。
競技の大部分はきのう・今日で終了する。きのうは懐かしい山形県総合運動公園に陸上競技の観戦に行って来た。
先月の28日、総合開会式の行われたのは同会場の体育館だった。
↓ 置賜農業高校が制作の花でデザインしたインターハイのシンボル
男女の200m予選や男子三段跳びなどが行われていた。
今大会の注目選手、山形中央高校2年青野朱李(あおのしゅり)選手の予選が行われていた。
100mの優勝候補であったが、先日惜しくも3位となった。
今朝のやまがたニュースオンラインには、見事に優勝した姿が掲載されていた。
下の記事と写真は「やまがたニュースオンライン」
記事の転用です。
全国高校総体夏季大会「南東北インターハイ」は第5日の1日、山形、宮城、福島の各県で競技を行った。県勢は陸上女子200メートルで青野朱李(山形中央)が県記録に0秒01と迫る23秒98をマークし、初の栄冠をつかんだ。同種目で県勢が優勝するのは、1968(昭和43)年の池田明子(酒田西)以来、49年ぶり。今大会の県勢の優勝は三つ目。
陸上では他に男子200メートルの斎藤諒平(九里学園)が21秒15で3位、同三段跳びの松田基(山形中央)が15メートル08で5位だった。弓道の女子個人では奥山舞(鶴岡中央)が8位に入った。
レスリングは男子個人が行われ、県勢は3階級で準々決勝に駒を進めた。
陸上では他に男子200メートルの斎藤諒平(九里学園)が21秒15で3位、同三段跳びの松田基(山形中央)が15メートル08で5位だった。弓道の女子個人では奥山舞(鶴岡中央)が8位に入った。
レスリングは男子個人が行われ、県勢は3階級で準々決勝に駒を進めた。
【ハイライト】23秒98、悔しさばねに自己ベスト
悔しさを文字通り「ばね」にしたような、一気の伸びだった。スタンドの熱い視線が集まった女子200メートル決勝。誰よりも速くフィニッシュラインを駆け抜けたのは青野朱李(山形中央)だ。23秒98の自己ベストでの初優勝に「最高の気分」。念願の地元優勝を果たした表情は、充実感にあふれていた。
2日前に行われた女子100メートル決勝。優勝を狙ったが12秒15で3位に終わり、悔しさを味わった。しかし、いつまでも引きずってはいられない。「もう200メートルでしか挽回のチャンスはない」。即座に気持ちを切り替え、得意種目での雪辱を誓った。
予選は余力を残しながら24秒54の組1着で通過。疲労や足の痛みなど不安はあったが、「23秒台を狙っていく」と上だけを見据えた。続く準決勝は向かい風0.5メートルの中で24秒27の自己ベスト。リラックスした走りでの好記録に、自信が深まった。
悔しさを文字通り「ばね」にしたような、一気の伸びだった。スタンドの熱い視線が集まった女子200メートル決勝。誰よりも速くフィニッシュラインを駆け抜けたのは青野朱李(山形中央)だ。23秒98の自己ベストでの初優勝に「最高の気分」。念願の地元優勝を果たした表情は、充実感にあふれていた。
2日前に行われた女子100メートル決勝。優勝を狙ったが12秒15で3位に終わり、悔しさを味わった。しかし、いつまでも引きずってはいられない。「もう200メートルでしか挽回のチャンスはない」。即座に気持ちを切り替え、得意種目での雪辱を誓った。
予選は余力を残しながら24秒54の組1着で通過。疲労や足の痛みなど不安はあったが、「23秒台を狙っていく」と上だけを見据えた。続く準決勝は向かい風0.5メートルの中で24秒27の自己ベスト。リラックスした走りでの好記録に、自信が深まった。