2年振りにJR東日本「大人の休日倶楽部パス」を購入し、冬の青森一人旅に出掛けた。当初4日間フルに活用する予定だったが、1月下旬の今年一番の寒波による連日の除雪作業のため、一日遅れの出発となった。
1月27日(土)の朝も寒波の余波は収まらず、山形新幹線も一部運休が発生していた。その結果、当初予定のスケジュールが大幅に狂ってしまった。つばさで米沢から福島へ、やまびこに乗換え仙台へ、さらにはやぶさで新青森へ、普通列車に乗換え青森駅に到着したのは午後3時半頃だった。
氷点下の気温に吹雪が重なり、午後の4時前と言うのに、空は北国特有の鉛色の暗さだった。
以上の3枚は青森駅で撮影。
順番は逆になるが、下の写真は新青森駅では新幹線から降りた乗客が、青森行きの電車にどっと乗り込むところ。
青森駅から歩いて約10分位の所のホテルに到着したのは、4時半頃だった。ホテルで相撲を見てから近くの居酒屋に出掛けた。その時に撮影したホテルの写真。冷たい粉雪が舞っていた。
居酒屋の写真は、28日の朝、ホテルを出てから青森駅に向かう途中に撮影したものです。
ところで青森駅に下りたのは約20年振りのことである。職場での北海道旅行の帰り、一行と分かれて三内丸山遺跡を見学した時だった。
※ 三内丸山遺跡 ホームページのURL→ http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/about/
三内丸山遺跡は、今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれていました。
平成4年からの発掘調査で、竪穴住居跡、大型竪穴住居跡、大人の墓、子どもの墓、盛土、掘立柱建物跡、大型掘立柱建物跡、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡などが見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境などが具体的にわかりました。
また、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具、木器(掘り棒、袋状編み物、編布、漆器など)、骨角器、他の地域から運ばれたヒスイや黒曜石なども出土しています。
ヒョウタン、ゴボウ、マメなどの栽培植物が出土し、DNA分析によりクリの栽培が明らかになるなど、数多くの発見が縄文文化のイメージを大きく変えました。
平成12年11月には国特別史跡に指定されました。
次回は、翌日(28日)の青森駅周辺の散策の写真を、グログに掲載予定です。 どうぞお楽しみに!!
※ 下の画像は、旅行出発前夜(26日午後8時)の積雪状況です。2・3日で積雪が50cm以上増えた。
~ ~ ~ ~~ ~ ~ ~~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~~~ ~ ~ ~ ~ ~
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
「ポチッ!」 思いがけないブログに巡り合うことが出来ます。 「ポチッ!」