先月末に、山形県内で起きた特殊詐欺の記事が、同じ日に二つ載った。金額の大きさと、騙された人の無防備さに驚くばかりである。この1年間で記憶に残る同様の被害に、山形市の60代の女性の5・6千万円の振込み事件が思い出される。
連日、警察や自治体から特殊詐欺の注意喚起がなされている。また、テレビでも同様である。それにも拘らず何故騙されるのか? 冷静に考えればウソの話だと気付きそうなはずなのに、結局騙されるのは、お金への執着の強い人だからなのだろうか?
騙された振りをして、特殊詐欺を未然にふさいだニュースなども、時々ある。自分にも遭遇することがあったら、騙された振りをして、犯罪者を検挙するのに一役買いたいものだと思う。
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記事のURL https://www.yamagata-np.jp/news/202207/27/kj_2022072700714.php
山形の男性、特殊詐欺で3364万円被害
県警特殊詐欺対策強化推進本部と山形署は26日、特殊詐欺(うそ電話詐欺)の架空請求詐欺で、山形市の60代アルバイト男性が約3364万円をだまし取られたと発表した。今年の特殊詐欺被害の最高額。
県警組織犯罪対策課によると、6月4日に男性の携帯電話に「インターネットの利用料金未納」に関するショートメールが届いた。記載された番号に電話すると、NTTファイナンスサポートセンターの職員を名乗る男から「利用料の支払いが必要」と言われ、9万9600円を指定された銀行口座に支払った。
その後も、個人情報保護協会や日本ネットワークシステム協会、警視庁の職員らを名乗る人物から損害賠償や保険料、口座凍結の回避などを口実に金を要求され、今月5日までに約70回にわたり、個人名義と暗号資産交換事業者名義の口座に現金を振り込んだ。
今月6日の本紙で同様の詐欺被害を知り、警察に相談した。
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記事のURL https://news.yahoo.co.jp/articles/2ef2d3dc16271133f3bda8eea55f5a2dd065e4f5
ロマンス詐欺、暗号資産6699万円の被害 置賜の男性、今年最高額
置賜地方の40代公務員男性が、マッチングアプリで知り合った外国人女性を名乗る人物らから暗号資産で約6699万円相当をだまし取られたと、県警捜査2課が26日に発表した。インターネット上で知り合った外国人らと連絡を取り合ううちに被害に遭う「国際ロマンス詐欺」とみられ、同様の手口による被害額としては今年最高額。 同課によると、男性は昨年4月ごろに外国人女性を名乗る人物と知り合った。投資に詳しいという男性を紹介され、ともに無料通信アプリでメッセージのやり取りをした。「最近、相場がいい」「私の言う通り実行すればこの市場はあなたにとって紙幣製造機になる」などと投資に誘われ、同年8月ごろまでの間、18回にわたり指定された暗号資産取引所に約6699万円相当の暗号資産を送った。
資産を現金化しようとしたところ「保証金として口座資金の10%が必要」などとされたことから不審に思い、弁護士らに相談してだまされたことに気付いた。女性を名乗る人物は日本語で、投資に詳しいという男性は外国語でそれぞれ書き込んでいた。
今年に入り県内で同様の手口による被害は7件確認され、被害額は約7261万円相当に上る。
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