ルクラシック

京都の骨董ルクラシックです。

薩摩平佐 白磁大碗

2022年04月11日 08時22分34秒 | 骨董
薩摩平佐 白磁大碗

19世紀ころの薩摩平佐かと思います。
おそらく鉢として制作されたものでしょうが、
ぎりぎり茶碗として使用できるサイズかと思います。
頑丈な造りですので、手取りはやや重いですが。


画像はモニターによってやや青みが強調されているかもしれませんが、
実物も高台脇の釉溜まりのあたりは分院の肌のようにかすかに青みを帯びています。


見込みに窯キズ(貫通はしていず、漏れはありません)、
口縁に直し、そこから伸びるニュウがありますが、短時間では漏れはありません。
ほか、時代なりの汚れ、スレ、黒ずみ等ありますので、
完品をお求めのかたはご遠慮ください。


口径 約15センチ前後
高さ 約8センチ前後


実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にないキズ等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解、断定するものではありませんので、ご承知置きください。













灰釉筒碗

2022年04月11日 08時09分46秒 | 骨董
灰釉筒碗

該当するカテゴリがないので、瀬戸の茶碗で出品していますが、
19世紀の美濃で、生まれはおそらく向付かと思います。


よく使われてきたようで、全体に佳き貫入染みが入っています。
当方でも筒茶碗として使用してみましたが、
かなり育ちやすい肌かと思います。
御深井釉に近いものですが、灰釉としました。
画像の通り、ニュウの先端を直しでとめてあります。
箱はありません。
座辺、己と向き合う時間を過ごすための茶碗としておつきあいくだされば幸いです。


口径 約10.4センチ前後
高さ 約8.35センチ前後


実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。