ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

信楽筒茶碗

2022年04月29日 08時30分59秒 | 骨董
信楽筒茶碗

生まれはおそらく窯道具であろう筒茶碗です。
一部画像でご確認いただけるかと思いますが、
釉肌にカセもみられます。
江戸中ころまでさかのぼるものと推定しますが、
断定には至りませんので、ご理解の範囲でお求めください。
生まれが生まれだけにずっしりと重いのですが、
筒数寄の当方にはそんなことはいっこうに気になりません。
むしろやわいボディより何度も焼成され、焼きしまった頑丈さに惹かれます。

発掘後、掛け花入れに見立てようとしたのか、
あるいは実際に見立てられたのか、
入手時穴があったので、当方で埋めました。
ほか、ボディに「入」の文字のような窯ワレや、その他の窯キズ等あります。
底部は糸切り、付着物ありますが、それほどかたつきありません。
口縁にも欠け等ありますが、唇を切るようなものではありません。

釉はまさしく自然釉で、
桃山〜江戸初にすでにみられた、灰を意図的にかけたものではなさそうです。
箱はありません。

口径 約8.7センチ前後
高さ 約11-11.3センチ前後
底部脇に成型時のへたりがあります。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解ですので、ご理解の範囲でお求めください。













白磁茶碗

2022年04月29日 08時08分28秒 | 骨董
白磁磁碗

南宋〜元時代ころと思いますが、
明朝期まで下がる可能性もあります。

画像の通りニュウがありますが、
音は完全に磁器の音で、
鳴きはありません。

大きさも手頃で、
見込みには長年使用されてきたと思われるスレが無数にあります。
高台畳付にカケがいくつかあるほかは目立った傷もありませんが、
画像の通り、成型時のくずれのようなものと虫食い、ピンホール等あります。

近頃めずらしいまじめな中国白磁です。
箱はありません。

径 約15-15.4センチ前後
高さ 約6.5-7センチ前後
かたつきはありません。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代に多少ずれがあるかもしれません。