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知花焼締褐釉瓶 17世紀後半

2019年09月07日 09時26分43秒 | 骨董

知花焼締褐釉瓶

17世紀後半

琉球17世紀後半の知花あるいは喜名の徳利です。

どちらも17世紀後半から18世紀前半に稼働した窯ですが、判別が難しいため、一般的に知花・喜名として分類されているようです。

後世の琉球ものの徳利とは違い、薄造り、そしてとくりとして重すぎません。

画像からもおわかりいただけるかと思いますが、

精錬されたような細かな粒子の土を胎土に用い、

褐色釉がうすくかけられています。

佐賀県立九州陶磁文化館出版の「沖縄のやきもの」に類似品が掲載されていますが、

個人蔵となっていることから、コレクター氏が手放さないくらい希少なものだと考えられます。

高さ 約16.2センチ前後

口径 約5.3センチ前後

高台径 約6.3センチ前後

容量的にはたっぷり350ml入るのですが

ごくごくかすかに何かの匂いがします。

土臭あるいは油臭ではないです。

そのため資料あるいは鑑賞用、またあるいは花入としてご愛用されることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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