江戸小紋見本帖 伊勢型紙見本帖
江戸小紋の見本帖です。
江戸小紋は鈴鹿の伊勢型紙を使用した型染で、
その技法には
「錐(きり)彫り」「突(つき)彫り」
「道具彫り」
「縞彫り」があり、
これらの技術は重要無形文化財に指定されています。
一度に6~8枚の型地紙を重ねて1箇所を固定し、
下絵にそって彫り上げていきます。忍耐と根気のいる作業で、
1セットを彫り上げるのに半月~1ヶ月以上かかるとされています。
文様を成す細かな点が彫られたものなのです。
欠損はかなりあると思います(番号が飛んでいます)。
ここまで細緻な作品を制作できる彫り型師は現在いらっしゃるのでしょうか。
時代は明確にもうしあげられませんが、明治〜昭和初めころのものかと思います。
江戸小紋自体は江戸初期にはすでに制作されていたようですが、
このように工業ベースに乗せたのは幕末〜明治かと思います。
本品は実際に紙に型染めし、それをさらに和紙に貼りつけたものかと思います。
エンドユーザー様向けではなく、
型染を志されているかた、
あるいは彫り型の勉強をされておられるかた向きかと思います。
最後の画像に2枚、広げた状態のものを掲載しましたが、
全部で15枚あります。
広げた状態のサイズは
43×15.2センチ前後
貼付けた見本(紺の紙一枚)のサイズが
4.8×6.4センチ前後です。
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。
レターパックライトでの発送とさせていただきます。
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