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珍なるこっとう 江戸時代 美濃 野香炉

2022年03月27日 13時42分53秒 | 骨董
珍なるこっとう 江戸時代 美濃 野香炉

かなり珍しいお品かと思います。
江戸時代後期の美濃だと思うのですが、
ほか産地の可能性もありますので、ご理解の範囲でお求めください。


生まれは野香炉(線香立て)でしょうが、
口縁の内側に欠け、疵が集中しているので、
おそらく煙草盆に組み込まれて使用されてきたものと推測します。


内側は無釉、外側は最初に薄く鉄釉を塗り、その上に長石をだいたんに散らしています。
当方では洗浄後、消毒も兼ねて何度か抹茶を点てていますが、実際にはまだのんでいません。点てたのみです。


座辺、ただ眺めているだけでも楽しいものですが、
もうしばらく抹茶洗浄を施し、小服茶碗としていただければと思います。
外側、へら使いを駆使してあります。


口径 約10センチ前後
高さ 約6.6センチ前後


実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。














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