「一瞬の輝き…」
ちらつきだした雪は
あっという間に吹雪となり
あれよあれよという間に
すべてを隠してしまった
世界が美しいものだけで
できているかのように
春の準備を始めたものたちは
当たり前のように耐えている
朝の光に
世界は輝き出す
一瞬の輝きだ
風が吹き
おしゃれをした木々の服は
剥ぎ取られ
キラキラ光り物で着飾った花たちも
普段着に戻る
何もなかったかのように
日常に戻る
また夜が来る
そして
また新しい朝が始まる
(晶子)
暖冬と言われ、例年のような雪景色をなかなか見ることができなかったけれど、ようやく、そしてやっぱり雪は降った。
多すぎる雪は困るけど、やっぱり少しは雪景色が見たい。
でも、あっという間に溶けてしまった。
少しだけ写真に留めた。
雪と梅の蕾は、よく似合う。
今日も素敵な一日になりますように🎵