立ち止まる
なんでもない一言が、崩れ落ちてしまいそうな気持ちを、救ってくれることもあります。
なんでもない一言が、どうやったところで消せない傷を、心に残してしまうこともあります。
言葉というのはたいそう強いツールであり、だからこそ慎重に取り扱わねばならないと思うのです。いのちを救う薬にも、いのちを奪う毒にもなるのですから。
言葉を発する前に10数える。注意深く立ち止まるための方法です。
「暮らしのなかの工夫と発見ノート
あなたにありがとう。」
松浦弥太郎 より
言葉は怖い。一度出してしまったら、消すことができない。
今までに何度失敗したことか。
逆もある。逆境のとき、誰かの言葉が支えとなり、乗り越えてこられたこと。
ついつい近い間柄だと、特に家族とかには、甘えからそんなことも気にせず、思いつくまま言い放ってしまうことがある。
立ち止まること。10数えてから発すること。気をつけていきたい。
だいたいバランスよく書けたかな。
「止」が微妙に空間が気になる。
シンプルは難しい。