私はよく
「ケン太君はいろいろ話してくれていいね」と言われます。
ひと時の、もう親子関係もこれまで。もう終わった・・・と悲しみに暮れていた時代には、
その後、こうして何気ない雑談ができるようになるなんて想像もできなかったので、
本当にありがたいことです。
でも、ケン太は雑談はするけれど、心の奥はあまり見せないので、
ケン太のことを本当に理解できているのかと言えば・・・クエスチョンマークです。
でも、今は、それでいいと思えるようになりました。
ケン太が不登校に突入する頃、
荒れていたこともあり、ケン太の気持ちを理解したいと私は必死でした。
でも、いつも「わかっていない」という言葉で返されました。
本当にわかっていなかったと思います。
でも、わかるはずもないのです。
あの当時は、ケン太の自己肯定感がどん底まで落ちていて、
プライドの高いケン太はそれに気付かれまいと必死に鎧をまとっていたと思います。
言葉と気持ちが裏腹でした。
言葉通りに受け取ってはいけない時でした。
でも「わかっていない」の言葉は
「わかってほしい」の裏返しだったと思います。
言葉どおりに受け取ることは誰にでもできること。
あえての自分の気持ちとは裏腹な言葉?
それがわかるか?
それを見抜いてくれよ・・・という叫びだったようにも思います。
それだけ不安定だったのでしょうね。
結局はケン太の気持ちは、わかったのか、わからないままだったのか
よくわかりません。
「こういうこと?」と聞いても正解ではなかったし、
無理にわかろうとすることはやめました。
ケン太の気持ちを想像して間違ったことを言うのではなく
そのまま受け取ろうと思いました。
ケン太を動かそうとするのはやめ、肩の力も抜けてきて・・・
そのうち「わかってない」と言われることはなくなりました。
子どもの気持ちがわからなくて
悩んでいる方がいるかもしれません。
何故、学校に行かなくなったのか・・・
言葉にしない子もいます。
これは本人もわかっていない場合もありますが。
その気持ちを引き出したい。
どうしたら子どもは自分の気持ちを伝えてくれるのか・・・
子どもの気持ちが見えないことに不安を抱いたり、
引き出せないのは自分の力不足だと悩んだり?
でも、私はそんなことに悩まなくてもいいなと思います。
親が・・・子どものことは何でもわかっていなければ。
子が・・・親はわかってくれるはず。
距離が近すぎると、お互いの期待も強くなり、
「わかってくれない」と不満が出て来る。
「なんでわかってくれない?」時に相手に攻撃する。
「どうしたらいい?」「なんて言えばいい?」と
親にいちいち確認しないと動けない子になってしまったり・・・
親も自分のことのように悩んでしまったり・・・
近寄り過ぎるゆえに問題も出てくると思います。
親子とはいえ、別の人格。
わかりあえるとは限らない。
そのくらいに構えていていいじゃないかな?
何気ない会話ができればそれで充分ですよね。
親に言わない子は
自分で解決ができる子なのかも。
友達に相談しているかもしれないし。
それならそれでいいよね。
子どもはいろんなことに悩んで
いろんなことを考えて
そして自分なりの結論を出す。
それが出来ればいいわけなので。
親に話してくれない・・・という悩みを持つことはないと思います。
だからといって親は何も聴かなくてもいいわけではなく、
何かあった時に、話しやすい環境は作っておきたいね。
聞き出そうとするのではなく、
なにかアドバイスしようとするのではなく
話してきたら耳を傾ける。
子どもの言葉を親の言葉で塗り替えることなく
「へぇ~そうなんだ~」ってただ聴いてあげる。
そうしたら自分の気持ちをぽつりぽつりと話し始めるかもしれないね。
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「ケン太君はいろいろ話してくれていいね」と言われます。
ひと時の、もう親子関係もこれまで。もう終わった・・・と悲しみに暮れていた時代には、
その後、こうして何気ない雑談ができるようになるなんて想像もできなかったので、
本当にありがたいことです。
でも、ケン太は雑談はするけれど、心の奥はあまり見せないので、
ケン太のことを本当に理解できているのかと言えば・・・クエスチョンマークです。
でも、今は、それでいいと思えるようになりました。
ケン太が不登校に突入する頃、
荒れていたこともあり、ケン太の気持ちを理解したいと私は必死でした。
でも、いつも「わかっていない」という言葉で返されました。
本当にわかっていなかったと思います。
でも、わかるはずもないのです。
あの当時は、ケン太の自己肯定感がどん底まで落ちていて、
プライドの高いケン太はそれに気付かれまいと必死に鎧をまとっていたと思います。
言葉と気持ちが裏腹でした。
言葉通りに受け取ってはいけない時でした。
でも「わかっていない」の言葉は
「わかってほしい」の裏返しだったと思います。
言葉どおりに受け取ることは誰にでもできること。
あえての自分の気持ちとは裏腹な言葉?
それがわかるか?
それを見抜いてくれよ・・・という叫びだったようにも思います。
それだけ不安定だったのでしょうね。
結局はケン太の気持ちは、わかったのか、わからないままだったのか
よくわかりません。
「こういうこと?」と聞いても正解ではなかったし、
無理にわかろうとすることはやめました。
ケン太の気持ちを想像して間違ったことを言うのではなく
そのまま受け取ろうと思いました。
ケン太を動かそうとするのはやめ、肩の力も抜けてきて・・・
そのうち「わかってない」と言われることはなくなりました。
子どもの気持ちがわからなくて
悩んでいる方がいるかもしれません。
何故、学校に行かなくなったのか・・・
言葉にしない子もいます。
これは本人もわかっていない場合もありますが。
その気持ちを引き出したい。
どうしたら子どもは自分の気持ちを伝えてくれるのか・・・
子どもの気持ちが見えないことに不安を抱いたり、
引き出せないのは自分の力不足だと悩んだり?
でも、私はそんなことに悩まなくてもいいなと思います。
親が・・・子どものことは何でもわかっていなければ。
子が・・・親はわかってくれるはず。
距離が近すぎると、お互いの期待も強くなり、
「わかってくれない」と不満が出て来る。
「なんでわかってくれない?」時に相手に攻撃する。
「どうしたらいい?」「なんて言えばいい?」と
親にいちいち確認しないと動けない子になってしまったり・・・
親も自分のことのように悩んでしまったり・・・
近寄り過ぎるゆえに問題も出てくると思います。
親子とはいえ、別の人格。
わかりあえるとは限らない。
そのくらいに構えていていいじゃないかな?
何気ない会話ができればそれで充分ですよね。
親に言わない子は
自分で解決ができる子なのかも。
友達に相談しているかもしれないし。
それならそれでいいよね。
子どもはいろんなことに悩んで
いろんなことを考えて
そして自分なりの結論を出す。
それが出来ればいいわけなので。
親に話してくれない・・・という悩みを持つことはないと思います。
だからといって親は何も聴かなくてもいいわけではなく、
何かあった時に、話しやすい環境は作っておきたいね。
聞き出そうとするのではなく、
なにかアドバイスしようとするのではなく
話してきたら耳を傾ける。
子どもの言葉を親の言葉で塗り替えることなく
「へぇ~そうなんだ~」ってただ聴いてあげる。
そうしたら自分の気持ちをぽつりぽつりと話し始めるかもしれないね。
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