もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

青森県立美術館「青森コンプレックス」

2006-09-27 23:38:08 | アート
9月10日

今年の7/13日に開館したばかりの青森県美がすごいのはちらりと知っていたが、
真っ白な建物がとてもとても美しい。
設計は青木淳氏。
さらに総合的なビジュアルイメージを、アートディレクターの菊地敦己氏。
木をモチーフにしたシンボルマークを始めとして、展示室名表記から、
トイレのサイン、コインロッカー、消火器表示まで統一されていて、これがまた美しい。

青森県ゆかりの美術家の作品展示。常設展「青森コンプレックス」
最初は三内丸山遺跡の出土品展示。
ううむ。土器、土偶、石器です。実はあんまり興味ないの。
・棟方志功
去年棟方志功記念館に行った時にも感じたけれど、
好き嫌いに関係なく、めちゃくちゃパワーを感じる。
・成田亨「怪獣デザインの美学」
おおっ、ウルトラ怪獣沢山!!
ウルトラマン・ウルトラセブン・カネゴン・ケムール人・ギャンゴ・ジャミラ
・バルタン星人・シーボーズ・エレキングetc 
青森出身の方がデザインしてたんだ~。知らなかった。
・澤田教一
私の前にいた人はサワダを知りませんでした。地元民でもそうなのか。
ピューリツァー賞を取った「安全への逃避」はやはりすごい作品。
以前に観たときとなにか違うと思ったら、全作品ニュープリント。
「泥まみれの死」「敵をつれて」などの有名作品多々で見ごたえあり。
・奈良美智「ニュー・ソウルハウス」
ソウルで三階建てだった小屋を平屋にアレンジしてある。
小屋中の作品の他に、周りにドローイングが展示してあり、
小樽であった「ぼくらのヒーロー&ヒロイン展」に来ていた絵もあった。
そして「あおもり犬」!でかい!すごい!素晴らしい!
・「寺山修司という虚構」
展示室の壁にぐるりと天井桟敷のポスターが張り巡らされていて、
なぜか足場が組んであるなぁ、と見上げれば、
一部分仮設の天井がありその上に大好きな
~マッチ擦る つかの間の海に 霧深し 身捨つるほどの 祖国はありや~
が立体でデザインされているし、他にも短歌と立体イラストが展示されていて、
妖しい空間になっている。
この展示のアイディアは秀逸。
他にも日本画、彫刻、抽象画、前衛芸術、版画、焼き物など
多岐に渡る青森県ゆかりの作家の作品が展示されていて、見ごたえあり。

青森県美はエントランスホールからはじまり、チケットブース、展示室はもちろん、
通路、ライティングの仕方までも既存の美術館のイメージにあてはまらない。
青森県民うらやましいぞ。
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日ハム、一位!

2006-09-27 21:29:47 | サッカー とか
道産子はまたしてもおだってます。
平日ど真ん中に、ドームには朝から長蛇の列。
みなさーん、仕事はどうしたんですかぁ。
プロ野球には興味がない私も、
地元ニュースの”どこを回しても日ハム”に乗せられて、
試合見てたよ。
優勝でなくて一位で、プレイオフというシステムも
さっぱり解らないんですが、
おめでたいからいいや~。
ラジオは二局で同じ中継をやってるし、
各TV局も夜中にスペシャル番組やるのね。

景気の悪い北海道の明るいニュースだ!
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