いつもありがとうございます。
今日は福島県南相馬市に在住の高校教師のぬまゆさんのブログからです。
彼女はお子さんがいらっしゃらないことと、教師であるということから、移住しないことを選択。
そして、ネット上で日々の体調の変化などを綴っておられます。
歯が殆ど抜け落ちてしまったこと、
「原因不明」の皮膚病になったこと、
生々しい写真が沢山出ています。
また、周りでの鼻血や突然死や、避難した人達の間でも異常が続いていることなどなど、他の放射能被害者と同じことが非常に早いペースで現れているようです。
更に、数ヶ月前になりますが、3月1日号の週刊文春の記事によれば、郡山市4歳児と7歳児に「甲状腺がん」の疑いがあるとのこと。
【小児2人に甲状腺がんの疑い、成人女性甲状腺がん確定】
福島県から北海道に避難した子供(郡山市など)に、甲状腺がんの疑いがある、というのです。
誌面によれば、4歳の男の子の甲状腺には10ミリ、7歳の女の子には8ミリの結節(かたまり)が見つかりました。
「今までにこんな例は見たことがありません」
超音波の画像を診た医師は、そうつぶやいたといいます。
小児性甲状腺がんは、チェルノブイリ原発事故で唯一公的に認められた被曝による健康被害です。
さらに驚くべきことに、成人女性一人は、すでに甲状腺癌が確定しています。
福島県で昨年調査した結果からも、35%の子どもの甲状腺に異常が出ています。
大手マスコミは、A判定として99.5%に問題がなかったと報じました。
福島県は26日、東京電力福島第一原発事故に関連して18歳以下の子どもたち対象に行っている甲状腺超音波検査のうち、3月末までに受診した3万8,114人(受診率79.8%)についての結果を発表した。
その結果、(1)結節やのう胞が認められなかった人は2万4,468人(64.2%)、(2)5.0ミリ以下の結節や20.0ミリ以下ののう胞が認められた人は1万3,460人(35.3%:結節202人、のう胞1万3,379人)、(3)5.1ミリ以上の結節や20.1ミリ以上ののう胞が認められた人は186人(05%:結節184人、のう胞1人)、(4)甲状腺の状態などから判断して、直ちに2次検査が必要な人はいなかった。
(1)(2)についてはA判定として次回(2014年度以降)の検査までの経過観察、 (3)はB判定として良性の可能性が高いものの、あらためて次検査を行うという。
福島県は、子どもたちの健康を生涯にわたって見守るために、約36万人を対象に甲状腺超音波検査を実施している。今回の検査は、現状握のための先行検査として昨年10月から行っているもので、2014年4月以降は本格調査として対象者全員が20歳になるまでは2年ごと、20歳以後は5年ごとに調査を継続する。
【関連リンク】 |
福島県の子どもたちの甲状腺調査結果 |
しかしながら、よく見て欲しい。
5.0mm以下の結節または20.0mm以下ののう胞が認められたのは35%にも上るのです。
発表の仕方がいかにも問題ないというように歪曲された感が否めません。
なお、リンクについてですが、今月5日までは詳細に亘るデータがありましたが、今ではわずか5ページしか公開されていません。
先日の内閣府のデータも、原子力安全委員会のデータも、引用後に白書が白紙になってしまっています。
いつか復旧することを期待しています。
また、福島市内で授業中にかなりの子どもが鼻血を出しているというメモもアップされています。
更に、そろそろ自然界でも植物に異変が起きています。
クレマチスが縮れて咲いたとの報告も。10年間、普通に咲いていたとのこと。
こちらが通常のクレマチス。花弁はまっすぐなのが普通です。
更に、東京都世田谷区で撮影された75cmのタンポポ。
そして、twitterには様々な日々の暮らしの情報があり、
アゲハチョウとツマグロヒョウモンが毎年大量にやってくる庭に、今年はアゲハが皆無、ツマグロは越冬幼虫が大きくなったものの羽化しなかったとの報告がありました。
昆虫の変態には放射能は害になってしまいます。
人間は大丈夫でしょうか・・・。
日ごろの防衛が大事だと思われます。なお、今、我々を囲んでいる不自然な問題は山ほどあり、瓦礫のことや病気だけではなく、心理的な負担について、また食の安全について、ノバルティス社の子宮けい癌のワクチン、人工甘味料など、書ききれないほど多くのテーマが存在しています。
今日もお読み頂きありがとうございました。