いつもお読み頂きありがとうございます。
今日は昨日に引き続き、どうしたら治るのかに焦点を当てて送りたいと思います。
Kids＆CANNABIS
youtubeをご覧になれない方の為に書き起こします。
これは2歳の子どもが医療用大麻で癌を克服した実際の出来事で、彼の父親は、この万能薬は神からの授かり物だと語っています。
2歳のキャッシュ君はステージⅣの悪性脳腫瘍（末期癌）と診断されました。
小さな体で高容量の化学療法にさらされて彼の死は近く、副作用に見舞われ助かる見込みがありませんでした。
この物語は、彼の父親が医療用大麻を与えて、悪性腫瘍が完治した物語です。
彼の自宅のあるモンタナ州では医療用大麻は合法ですが、政治的切り札としてワシントンやモンタナ州で扱われています。
『あなたの子どもが癌で死にかかっている時、助かる方法があるば何でもするだろう』と話し、
彼のとった行動が子どもの命を救ったと医師に評価されました。
キャッシュ・マイケル
2000年6月21日出生。
彼に今後何か起こるなどとは想像もしてなかったことでした。
キャッシュ君は生まれた時はとても健康な赤ちゃんでした。
しかしその幸せも長くは続かず2回目の誕生日を迎える前に間もなく病気になったのです。
最初は彼は腺熱と誤診されました。
彼がとても疲れているように見え、過剰に眠り、落ち着くが無くなったことを医師に話しました。
6週間は何度も同じ診断でした。
しかし、異常を感じたマイクは医師が言っていることを信用しませんでした。
何かひどく間違った診断がくだされていることに気付いていたのです。
（父親のマイクさん）
腕の中で死んだように眠る子どもを見て、より精密な検査が必要だと思った。
CTスキャンで調べた時には４~５㎝大の腫瘍があったよ。
ソルトレイク州の病院から他の病院へ移動中に分かったんだ。
医師はキャッシュの腫瘍は視神経にまでまきついていることを認めました。
脳には重大な出来事が起きていたのです。
病院に着いたときには、眼が押し出され始めていた。
毎日16時間~18時間寝続け、嘔吐もひどかったよ。
その後手術で腫瘍の10%だけを除去することができました。
医師はその後、化学療法3回、高用量化学療法の3ラウンドを勧めてきましたが、
これは大人にとっても過酷な治療計画です。
2歳の子どもがどうなったかを想像してみて下さい。
最初の化学療法の夜に発作が起き、10時間も続いた。
医者にはこの発作で脳に損傷を与える可能性があると言われたよ。
明け方ごろだったかな。
2歳の誕生日は薬の副作用の腫れと腫瘍のあるなか病院で過ごし、
3歳の誕生日までい切れるか分からないと告げられました。
恐れていた事態は6月に起こりました。
彼は、血液感染で敗血症ショックにおちいってしまいました。
心肺停止状態に。
僕はただ離れてみているしかなかった同時に、彼の状態を見た。
もう彼は死にかけていた。覚悟した日だよ。
彼は信じて祈った。
高用量化学療法はキャシーの脳腫瘍を減らしはしたが、それはこれまで以上に酷い副作用が伴いました。
120ミリグラムの5つの異なる薬剤をとっていましたが、症状は重くなる一方で、痛みは大きなものでした。
約2か月間かけて高用量化学療法が行われ食欲を失い毎日10回は嘔吐していました。
とうとう枕から頭を持ち上げることさえも出来なくなってしまい、子どもの為に何か出来ることはないのかたずねました。
しかし医師は答えを持っておらず、彼自身で見つけました。
それはカナビスオイル（医療用大麻油）を使う治療法でした。
医療の専門家の許可なしに所持することは違法です。
理由は告げず、化学療法をやめさせるよう医師に言い、キャシーに与える為に大麻の許可を州から得て、独自で行われました。
大麻油は供給管を介して与えられ、全ての化学療法がこの油に置き換えられた。
マイクによると効果はほとんど即座に現れる。
4カ月も5カ月も自分で食べる意思がなかった子どもがチーズのかけらを手にする所を見て本当に信じられなかった。
生きようとしているのが分かったんだ。
最後の高用量化学療法を終えたことに医師は驚きましたが、理由は言いませんでした。
本当は医療用大麻油を使っていることを言いたかったけど、取り上げられることを危惧して言えなかったよ。
我々は医療用大麻を子どもに与えることの危険性について副作用について伝えたいと思いました。
しかしワシントンやモンタナではい用ではないという事実にも関わらず、カメラの前でそのことを語ってくれる医師を見つけることが出来ませんでした。
我々は最終的にTHC（大麻主成分名）診療所に行きました。
（診療所責任者）
私がこの診療所で伝えたいことは、大麻は医療に有用であることです。
違法ドラッグではなく、薬としての側面を知って頂きたいわ。
疝痛管理に長年携わってきて、この薬が癌患者に有効であることを知っています。
必要なことは、本当に医療的な雰囲気を作成することです。
私たちは薬として大麻を使用していると普通に言える環境が必要です。
疝痛管理に有効であることを信じて、彼女は患者に大麻使用許可を発行します。
（オバマ政権になり、医療用大麻の連邦法による取り締まりは終結しています）
マイクはこの論争またはこの薬をめぐる政治的な争いを気にしていません。
彼は息子が生き残っただけではなく、大麻は良い助けになったという。
それは化学療法での彼の臓器への長期的なダメージを防いだことです。
その証拠は活気に満ちたこの2歳の少年である。
とても怖かった。しかし子どもを失うよりも怖いものはありません。
数週間前の検査により腫瘍が無いことを確認された。
自宅に戻ってすぐに兄と一緒に行動が出来るまで回復。
数か月後、他の子どもと同じように3歳の誕生日を迎えることが出来た。
というものです。
決して大麻油だけを使ったわけではないことにも留意しましょう。
医療を否定するものではなく、併用することでより効果があったのかもしれません。
そして、カナビスオイルと言われているものについては細かく分けていかなくてはならないのですが、
そもそも、マリファナと呼ばれて吸引され、人が気持ちよくなっているのはTHCと呼ばれるδ-9-テトラハイドロカンナビノールという物質です。これは熱帯が原産地で、強い紫外線や虫に対抗するために植物が樹脂として作り出した成分です。
一方で、日本では大麻吸引などという文化はありません。
日本人は古来から麻を使ってきていますが、精神作用を求めた使用法はないのです。
なぜか？
日本に生えているのは温帯が原産地のものなので、そのような強い紫外線や、そこまで強い虫がいなかったからなのです。
植物の身になってみれば、そんなに頑張る必要のない環境だったともいえます。
大麻を今、普段の生活に取り入れることが出来ます。
ここで参考資料としてエアーグリーンさんのサイトから一部引用します。
大麻種子（ヘンプ・シード）には必須脂肪酸や蛋白質が含まれています。
蛋白質でいうと、畑のお肉と呼ばれる大豆が35.3%なのに対して大麻種子は34.5％含まれており、牛肉の27%を抜いています。
また、20種類のアミノ酸が含まれています。
グルタミン酸、アスパラギン、ロイシン、イソロイシンも含まれています。そしてグロブリンとアルブミンは血清グロブリン、血清アルブミンとなり、免疫で最初に反応するγグロブリン抗体が作られる原料になります。
麻の実油を日常的に使用することで、そもそも病気を予防できるのではないでしょうか？
大麻油を服用することで、γリノレン酸とαリノレン酸の両方を同時に補給することが出来ます。又、化粧品などに配合することで、皮膚からも吸収して補給することが出来ます。又、大麻油には、他の植物油と比較して非常に低濃度の飽和脂肪酸しか含まれておらず、体にとって非常に安全な油であると言えます。
| 飽和脂肪酸 | 含有率 | 不飽和脂肪酸 | 含有率 |
|---|---|---|---|
| パルミチン酸(16:0) | 6.5% | パルミトオレイン酸(16:1w9） | 0.12% |
| マルガリン酸(17:0) | 0.03% | オレイン酸（18:1w9） | 10.50% |
| ステアリン酸(18:0) | 2.5% | リノール酸(18:2w6) | 55.20% |
| アラキドン酸(20:0) | 0.4% | γリノレン酸（18:3w6） | 3.1% |
| ベヘン酸（22:0） | 0.2% | αリノレン酸(18:3w3) | 20.0% |
| リグノデリン酸(24:0) | 0.06% | ステアリドン酸（18:4w3） | 1.2% |
| エイコサエノン酸(20:1w9) | 0.5% |
平均的なエアーグリーンの大麻製品の成分組成
| 100g中 | ロースト大麻種子 | 大麻胚乳 | 大麻油 | 大麻粉 |
|---|---|---|---|---|
| カロリー | 500Kcal | 560Kcal | 725kcal | 385Kcal |
| タンパク | 23g | 33g | 不検出 | 33g |
| 総脂肪 | 31g | 44g | 99.9g | 7g |
| 飽和脂肪 | 3g | 5g | 9.7g | 0.7g |
| 不飽和脂肪 | 28g | 39g | 90.2g | 6.3g |
| 炭水化物 | 34g | 12g | 不検出 | 44.5g |
| 食物繊維 | 30g | 7g | 不検出 | 41.9g |
| 糖 | 2g | 3g | 不検出 | 2.6g |
| 灰分 | 6g | 6g | 不検出 | 7.3g |
| 水分 | 6g | 5g | 0.1g | 8.2g |
| コレステロール | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
| ミネラル | ||||
| カルシウム | 75mg | 12mg | 不検出 | 200mg |
| 鉄 | 5mg | 3mg | 不検出 | 23mg |
| ナトリウム | 8mg | 1.5mg | 不検出 | 15mg |
| ＴＨＣ | 0.4-1.5ppm | 0.3-1.5ppm | 不検出 | 0.5-1.5ppm |
以下、エアーグリーンさんのサイトの冒頭の部分を引用します。
大麻取締法で麻の栽培が禁止されるまでは、麻は、重要な商品作物で広く日本中で栽培されてきました。大麻の種子は、「麻の実」と呼ばれ、重要な食料でした。綿花の栽培が日本で始まる（室町時代後期）以前の日本人の衣服のほとんどは、麻から作られていました。
大麻（cannabis sativa L.）は、食用植物として、又その繊維を利用する為に人類が最初に栽培した植物と言われております。そして、その栽培は、人類の移動と共に世界中に広がっていきました。食用なるのは、種子の部分で、大麻種子は、ナッツとよく似ていますのでヘンプナッツとも呼ばれています。
大麻は、クワ科の１年草で、15週間ほどで4mの高さまで成長します。その長く延びた茎の繊維を利用して、布、袋、ロープ、紙などが作られてきました。このような有益な商品作物である大麻は、大麻取締法と言う法律のために、世界的に栽培が禁止されるようになりました。それは、大麻取締法が、マリファナになる大麻とならない大麻を一緒にして、すべての大麻を取締の対照としているからです。 
有用な植物をこのような誤った法律で栽培させないことに対する反省の機運が盛り上がってきて、1998年にイギリスとカナダで、大麻製品のTHCの含有量が10ppm以下と言う条件を付けて、大麻の栽培が解禁になりました。2002年には、オーストラリアとニュージーランドで解禁になりました。アメリカでも、現在解禁を求めた裁判が行われています。この裁判の経過から近々解禁されるかもしれません。
これだけ医療効果のある医療大麻を断固使用することです！
今は、非常時ですぞ！
健康を日常から意識するのは自分コンシャスなこと。
自分自身を大切にすることから、他者への思いやりも生まれることと思います。
今日もお読み頂きありがとうございます。
