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M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

47ヶ月の軌跡・・・Suzuki Intruder LC1500(VL1500X)

2005-10-29 10:26:22 | Motorcycle/Touring
** 画像はBoulevard M109R


43ヶ月目のインプレッション(05年5月 46,000km)

前回のインプレッション(04年11月 37,000km)から期間的には6ヶ月程とやや短いが、距離的には9,000kmを積上げた。大きい所では、1月初乗り箱根、南房総で700km、2月はYahoo LCトピオフミで沼津まで500km、3月に入ってから俄然距離を延ばし、RLC紀伊半島二泊三日で1,300km、翌週に白河ラーメンツー400km強で月間1,700km。4月は仙台・志津川下道ソロツーで1,200km、翌週南房総350km、GW(4/29~5/8 10連休)始めに奥多摩・佐久方面ソロで580kmで月間2,100km、九州家族旅行から戻った翌日に奥日光大笹牧場ツーに参加の後、ソロで恒例の笹川流れ方面2泊3日で1,300km。そして5/21~22のJAB-NETミーティング西富士に参加400km、これを書いている5/23現在その他ショートツーを入れて5月は月間2,000km確定。

メンテナンスとしては、1月にEオイル、エレメントを交換(ライコランド)、また購入後一度も交換していないバッテリーを交換。年末に通販で新しいものは入手済み(送料・代引き手数料、税込み10,000円丁度)であったが一ヶ月程様子見。やはり二週間乗らないとバッテリーが弱まりスタートが危ういので、予定通り交換。4年経過でバイク用としては上出来である。バッテリー交換自体さほど面倒では無いが、バッテリーケース上部カバーの嵌め込みは、すんなり入る場合と手こずる場合がある。

GW最終日の5/8に、EオイルとRタイヤをライコランドで同日交換。45,000km。Rタイヤはスリップサインぎりぎりで寿命は前回と同じ15,000kmであった。
Fタイヤは未だ11,000キロであるが、10,000キロを過ぎたあたりからウオブルが発生。
スリップサインは出ておらず、おおよそ4分山と言うところであるが、やはりこのタイヤはウオブルの発生が起こりやすいようである。前回の寿命は18,000kmであったが、そこまで我慢するかは様子見。実際左右のサイドで偏磨耗が少し見受けられる。
空気圧をF2.3、R2.7に上げた。特にハンドリング上の不都合は無いが、もう少し様子を見ないと磨耗については判らない。

バッテリーを新品したこと、長距離走行が多かったことからか、エンジンの始動は冬の間も順調。昨年エアクリーナーの交換後、空燃比のバランスが崩れたのか走行後渋滞に入るとアイドリングが上昇しそのまま落ちない現象が見られたが、40,000kmを越えたあたりからエアクリーナーが適度に詰まった為か、その現象は殆ど見受けられなくなった。

どうもエアクリーナーエレメント交換後は一時的にエンジン不調の要素(アフターファイア、アイドリング不調等)となり、また実際ブローバイガスによる汚れも酷くはないので、交換のインターバルを2年毎から3年乃至4年に延ばすつもりである(2年毎に汚れはチェックする)。

燃費であるが、長距離を60~80km/hで流すとパニアをつけていても18~19km/lまで伸びる。しかし100km/h以上では燃費が悪化、130~150km/hだと13~14km/lまで悪化し燃料ゲージが見る見る減少する。高速よりは、下道ツー向きである。
エンジン自体はその後変化無しであるが、冷間時にはアイドリングがばらつき、時折片肺気味になる場合がある。

ブレーキパッドはRを38,000km時にRKに交換したが、40,000km時に再び純正に交換。RKの寿命は僅か2,000kmであった。交換した純正も後2,000km弱でまた交換時機を迎える。それでも純正はRKに比べたら4倍程長持ち。純正は購入毎に外観が変化。今使っているものは角の面取りがバックプレートに近い所まで行われている。ブレーキダストは相変わらず多い。

パニアはあまり使い勝手は良くない(蓋やロックリッド開閉等)が、故障や破損は今の所無い。先日久しぶりにパニアを外して走ったがかなり軽快感あり。やはりパニアは空荷でも負担になっているようである。重量は3kg/個であるが、空気抵抗が大きい。燃費の面でも革のサドルバッグとの落差が激しい。
また荷物(片側10kg前後、左右重量バランスが均等になるように調整)を積んでいるとコーナリングでの挙動に影響がある。これも革のサドルバックは軽微であった。

ホイールを除き、顕著な錆の発生は無い。ただ全体的に鍍金光沢は落ちてきている様に感じる。また、塗装面の光沢も落ちてきており、加え細かなデントがサイドカバー等に見受けられる。ホイールは表面のクリアの下層で腐食が進行している。特にF右側(ブレーキディスク側)とR右(同ブレーキディスク側)が著しい。バフ掛け、鍍金、サンドブラスト・塗装等を検討してもみたがコスト・手間で最良の方法は未だ見つからず。一番手っ取り早く確実なのはホイール交換であるが、米国INで見ると$560/個(F/R同値で送料他込みでは7~8万円)の投資は厳しい。

その他細かいところでは、リアのLEDボルトを交換した。これは紀伊半島ツーリング中、片側のケーブルと抵抗のつなぎ目が振動で断線を起こした為で、左右2個共に新品に交換し、配線の取り回しも変更した。
また、レーダー探知機の取り付けステーが長年のストレスでプラスチックが劣化してきた為ばね効果が得られず、振動が出て位置ずれを起こす為、厚手の革を利用して取り付け方法を変更。これに併せ電源プラグも直線からL型に交換する為新しいものを秋葉原で購入済みだが、未だ作業は未実施。

47ヶ月目のインプレッション(05年9月 51,000km)

月数は中途半端であるが、購入から丸4年になる2005年10月を待たずして、5万キロを越えた(新車登録は1998年12月)。今年は1月から順調に距離を伸ばしていたので、至極順当ではあるが、それでも単月でみれば凸凹があり因みに8月は600km程しか走らなかった。
前回43ヶ月目(05年5月)以降の長距離走は、6月に新潟1泊2日キャンプツーリング、7月に3泊4日RLCミーティングで高岡~高山~新潟、8月は長距離は無し、9月に2泊3日で山形方面キャンプツーリング等。他には近距離ツーリングを幾つかこなした。

Fタイヤは前回交換後10,000kmを越えた辺りからウオブルが発生し、9月の山形ツーリングの頃にはサイドとセンター部分との段減りが顕在化、片手離しでもウオブルが頻繁に発生し,直進が困難な状況にもなってきた。サイドコンパウンドの方が軟らかいようで、スリップサインまでほぼ減り16,000kmでの交換となった(キャンペーン、ポイント利用でNet12,000円)。 前回は18,000kmでの交換であったから今回の方がやや寿命が短かった。前回はサイドとセンターウオールの磨耗段差がさほど目立たなかったから(ウオブルは同様に発生)乗り方の違いも現れていると考える。今回、確かにサイドウオールをほぼ一杯まで使っている。

Fタイヤ交換と前後してFブレーキパッドの磨耗もチェックしたが、内側外側共に未だ2/3を残しており、当面は交換の必要は無い。尚、Fブレーキパッドには鳴き止めのシムがついており、代わりにパッドのエッジは立っている。Rパッドはかなりの深さで面取りがしてある代わりにシムは付いていない。フルード類も9月に1年半振りに交換したが、クラッチ、Rブレーキ、Fブレーキの順に汚れが激しかった。

エンジンについては始動性、オイル漏れ、オイル消耗、異音等の問題は無いが、冷間時の不等爆発と燃費の低下は気になる所である。前回のインプレッションではパニア付きでも60~80km/hで流すと18~19km/lまで伸びると書いたが、最近は同条件で16~17km/lどまり、18km/lを越えたのは9月の山形ツーリング位であった。ただ夏の暑い時期にキャンプ道具満載での走行が主であり条件的には余り良くない。10月に入ってから一泊で会津方面をマスツーリングで走った時も総じて15km/l台と良くなかった。この時は、大型スポーツバイクのペースに合わせた事、(直線ではなくコーナーでのスピード)、山岳地帯で雨、帰りは80~120km/hのハイペース走行であり、加えて休憩ストップとかアイドリング時間が多いとその分燃費が下がる傾向にあるようだが、以前の18km/l台は確保したいところである。クラッチの磨耗も考えられる要因である。

それ以外に特段の不具合等も無く順調に距離を稼いでいるが、先日ワックスを掛けているときに誤って腕時計がタンク(右側)に当り、3mm程度の塗装剥れを作ってしまった。スズキ四輪用純正職タッチアップペイント(サタンシルバーメタリック)を購入したが、LCのサタンシルバーメタリックと同色かは不明。メーカー(スズキ)のコスト戦略から考えれば共通ペイント仕様としている可能性が高いと考えているが…

錆の進行は前回からさほど進んではいないが、F/Rホイールは半ば諦めかけている。Fフォークのボトムケースの錆も気になる所ではある。

10月の会津ツーリングは雨に降られたが、パニアの中の荷物が微妙に湿っていた。元来このパニア(Krauser K5)は完全防水との歌い文句であったが、以前にも雨天走行の後底の部分に雨水が溜まっていた事もあり、防水性能はさほど高くないと思っている。経験から衣類だけはビニール袋でくるんでおいたので実害は無かったが。

アクセサリー類の追加は無いが、レーダー探知機は電源コードが抜け落ちるトラブルが以前より継続発生しており、過去雨濡れ等でスイッチ類に浸水したせいか作動が不安であった事から新品に交換した。ソーラと充電電池の複合駆動であるが、通常バイクからの電源をつないで使用。アラームランプが大きく、操作性の単純なもので且つ廉価を条件に選んだつもりであったがサングラスをしているとランプは見難い。昨年自作したPTT SW(トグル→Push Onに変更)やアンテナ取り付け位置変更をした仕様を10月のクラブツーで試したが、無線機(C460)が熱暴走?し、送信SWがONのままになるというトラブルが発生した。また送信時にオルタネータ発電ノイズが入るとの指摘も受けた。もう20数年バイク無線をしているが、中々満足のいく仕様にはならない。出力をHからMに落とし電池駆動でテストをしてみようと考えている。

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