約2年間、CTのフロントサスのインナーチューブ潤滑用にドライファストルブを使って来た。
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CTはフォークブーツを被っていることもあって傷や錆びの面ではむき出しよりも条件は良いが、ファストルブの主目的はインナーチューブのフリクションロス軽減によるフロントサスの動きの維持、劣化減少。記事にもあるようにダンパークオイルの交換時期等はとうに来ているのだが、今更店に出すのもなんだし、そろそろと思っている内に腰をやってしまったので、今はやりたくないという事情も。
普段のメンテナンスではフォークブーツを捲って先にCR-556をインナーチューブ全体に掛けて先ずは防錆、ついで摺動部はCR-556を拭き取ってドライルブを掛けるという流れ。初めの内はこの作業をした後はプラシーボ効果を差し引いても、ギャップを拾った時のフロントサスの動きが良くなった様な感じがあったが、暫くしたらそういう感覚は薄れて来た。ただ、サスの動きが我慢できない程酷くなってもいないから、目的だった動きの維持、劣化減少にある程度の効果はあったのかもしれないと思うし、勿論オイルシールの破損やオイル漏れ、インナーチューブの錆び等も今の所はない。
今回は、Amazonのポイントが貯まっていたこともあり、フォークオイル交換作業迄の更なる延命?(先延ばし、いつになるやら)を狙って、ベルハンマーを導入してみた。製品紹介動画でもフロント、リアサスへの効果を謳っているから間違った使い方ではなさそうだし、ベルハンマー自体以前から興味があり、他にもいくつか使ってみたい所もあり楽しみにしている。