豊かに含まれ、かつ人間の体液とほぼ同じバランスで存在しています。
この自然の贈り物である海水を瞬間的に空中で結晶させて作ったものが、ぬちマース(命の塩)です。
このぬちマースはこれまで自然海塩に含ませることの出来なかった
微量ミネラルの種類を豊富に含んでいます。ぬちマースは単に味付けだけの塩ではなく、人間が必要なミネラル全てをバランス良くかつ理想的な量で含んでいるミネラル供給栄養塩です。
栄養表示(製品100g当り) | ||||||
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熱量 | 32Kcal | 鉄 | 0.96mg | |||
たんぱく質 | 0 | 銅 |
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脂質 | 0 | マンガン |
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炭水化物 | 8.1g | ホウ素 | 74ppm | |||
ナトリウム | 27.9g | フッ素 | 12ppm | |||
塩素 | 49.0g | 総クロム | 0.8ppm | |||
カルシウム | 1.15g | ニッケル | 0.28ppm | |||
マグネシウム | 2.60g | コバルト | 0.05ppm | |||
カリウム | 8.32mg | リン | 検出せず | |||
亜鉛 | 3.17mg | セレン | 検出せず |
コップ1杯のお湯に、ぬちマースをとかし、飲んでください。毎日続けられますと、
平熱が上がってきます。平熱の低下は、万病の元です。(株)日本厚生科学研究所と京都大学医学部でここ何年間か取り組んで、どうも間違いないというような研究が「身体の体温を上げることによって病気を治す」というもの。彼らの研究によれば、大人の体温は36.8分前後が一番良いそうです。
沖縄県具志川市にある有限会社ベンチャー高安の高安正勝社長が作っています。
ベンチャー高安の製塩工場は、海辺ではなく、どちらかといえば丘陵部のほうにあります。
高安社長が開発した技術は、いわば「常温瞬間結晶製塩法」と呼ぶべきものです。
ビ二ールハウス内で原材料の海水を極微細な霧状にし、そこに送風機で強い風を送る。風に飛ばされた霧状の海水は、張ってあるネットに吹き付けられる。そのとき
水分は気化し、海水中の塩分が瞬間的に結晶化して、ネットにはたちまち白い塩の花が咲く。この塩には、塩化ナトリウムはもちろん、海水が本来持っている豊富なミネラル分も損なわれることなく結晶化されて含まれているのです。
海水は勝連半島沖に浮かぶ津堅島の太平洋側を北上する黒潮を使っているといいます。
この製法が従来の釜焚きや天日乾燥による製塩法よりも優れているのは、
海水中のミネラル分が損なわれないことです。
ぬちマースには、力リウムやマグネシウムが豊富なうえ、亜鉛や鉄、さらには
クロムやニッケルといった極微量ミネラルまでが含まれています。
従来の製法では、このせっかくのミネラル分が十分でなかったのです。なぜなら海水から水分だけを蒸発させようと釜焚きしますと、最後には、ミネラル分が焦げてしまいます。そこで、これまでは濃縮ミネラルではなく、いわゆる塩の部分だけをすくい上げて使っていたのです。これは、一時期健康に良いと話題になった天日塩にも同じことが言えます。
時間をかけて乾燥させても、塩の下部にある水分にはどうしても熱が伝わりにくく、上層部と下層部のミネラル含有バランスがどうしても崩れてしまうようなのです。これでは上層の塩も、下層の塩も、海水のミネラルバランスからはかなり離れてしまいます。
生命は海から生まれたというくらいです。いまの海水は古代のものより少し塩辛さが増しているらしいのですが、そのミネラルバランスに近い塩がいいと考えるのが自然でしょう。
最近の研究によりますと、自然にあるすべてのミネラル分に対し、人間の体内で起こる必要不可欠な生体反応がいちいち一つ一つ対応しているらしい、とも言われています。不要なミネラル分などはないようなのです。だからこそ、ぬちマースは「生命の塩」なのだと思います。
ほとんどすべてのミネラルを含む塩を作ることに成功した高安社長の「常温瞬間結晶製塩法」は、それがもたらす効果に較べて、どちらかというと拍子抜けするほど単純です。高安社長は、この製塩法を洋ランの栽培をしていた経験から思いついたそうです。洋ランの栽培には細心の注意が必要で、特に水をやるときには霧状にして吹きかけたりと、非常に気をつかうのだと言います。その方法が常温瞬間結晶製塩法を生み、丘陵地で塩を作っているのも、お金をかけずに洋ラン用のビニールハウスを
そのまま使いたかったからだそうです。
この本物技術を思いついたとき、高安社長は自信満々で国の出先機関や県に研究のための助成金を申請しましたが、結局は理解してもらえませんでした。
そこで今度は、よい技術があれば、それを使ってのベンチャー事業の立ち上げを
資金面はもちろん、さまざまな面から支援するという機関(「創造法」に基づく認定機関)のほうに申請を出しました。そこの担当者はこの技術のすばらしさを理解してくれたそうです。ところが、その上の委員会で「話を聞くまでもない」と門前払いされてしまいます。担当者が良い技術だと認めたものが、委員会で否決されたのは前代未聞のことだそうです。「あまりにも単純すぎて、かえって誰にも理解してもらえなかったんですよ」(高安社長)高安社長は仕方なく自分で資金を借り入れ、本格的な実験工場を建てて実際に
塩を作ってみせました。大変なご苦労があったようです。失礼ながらベンチャー高安は、東京なら大田区あたりの、大阪なら東大阪市あたりによくある小さな町工場にすぎません。そういうところで驚くような本物の塩が産声を上げました。日本の沖縄に世界一の塩が産まれたんです。
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