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2021国際女性デー

2021年03月08日 | 社会・経済
「性暴力被害者が路上で声を上げなくてもよい社会に」フラワーデモ、寒空の下きょうも【国際女性デー】

ハフポスト 2021年03月08日

国際女性デーの3月8日、性暴力被害の実態に見合った刑法改正を求め、フラワーデモが各地で行われた。

Jun Tsuboike / HuffPost Japan
法務省前で行われたフラワーデモ

「被害を受けた人たちが、路上で声を上げるなんてことがなくなるような社会にならなければいけない。社会の方が、変わらなければいけない」--。

「国際女性デー」の3月8日、性暴力の撲滅を呼びかけるフラワーデモが、東京都・霞が関の法務省前であった。冷たい雨が降る中、参加者たちは「同意のない性交を性犯罪に」「地位を利用した性犯罪に罰則規定を」などと書かれたプラカードや花を手に集い、性被害の実態に見合った刑法の見直しを求めた。

被害者たちが、訴えたこと

性犯罪に関する刑法改正を議論する法務省の検討会は、山場を迎えている。8日には第13回の会合が開かれた。

この日、法務省前では、各地のフラワーデモの主催者や性暴力被害の当事者などが自身の体験や刑法改正への思いを訴えた。

14歳の頃から数年にわたり、実父による性暴力被害を受けたという女性は、「いまだにフラッシュバックを起こします。夜、ものすごいつらい状態を繰り返しています」と、今なお精神的な苦痛を抱えていることを明かした。

Jun Tsuboike / HuffPost Japan
参加者が掲げたプラカード

フラワーデモ名古屋の呼びかけ人の女性も駆けつけた。「被害を受けた人たちが、路上で声を上げるなんてことがなくなるような社会にならなければいけない。社会の方が変わらなければいけない。そのためにはまず、被害者にきちんと寄り添った、実態に即した刑法に変わらないといけないと思います

同意で「大事な人を守る」

ある女性は、過去の性暴力により現在の夫との関係が一時悪化したことを明かした。

「夫と同意について二人ですごく勉強しました。本を読んだり、お互いどうしたらいいかと話したりして。触るのも手をつなぐのもキスも、もちろんセックスも全部同意をとるようになったら、仲が悪くなるどころがすごく仲が良くなりました。信頼関係が良くなって、むしろスキンシップがすごく増えました」

同意のない性交を犯罪とする「不同意性交等罪」の新設をめぐっては、「いちいち同意書を持ち歩いて同意を取らなきゃいけないのか」といった否定的な意見もある。

女性はこうした意見に対し、「同意についてちゃんと学んで、大事な人を守ろうと思ったら、(同意の有無を確認することが)面倒くさいなんてことは全くない。同意ってすごく大事だし、信頼関係を築くことになると思います」と反論した。

Jun Tsuboike / HuffPost Japan

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「選択的夫婦別姓に賛成します」ある企業は広告で訴えた。【国際女性デー】

「女性がもっと自分らしく生きるためには、自由に生きることが大事。姓の選択はその一つだと思います」

女性がもっと自分らしく生きるためには、自由に生きることが大事。姓の選択はその一つ」と語る前川彩香社長に、企業広告を出した理由を聞いた。

LIFE CREATE提供
国際女性デーに合わせて掲載された LIFE CREATE社の企業広告

北海道で13年前に創業した同社は、現在では全国に75のフォットネススタジオを展開している。500人を超える社員の99%は女性。社内では、互いに姓にちなんだニックネームで呼び合うことも多い。

「この1年、結婚や出産をするメンバーが多かった。呼び方を変えるべきか、悩むこともありました」

前川さん自身、結婚後の姓で起業したものの、後に離婚。結婚前の姓に戻すか悩んだが、仕事で使う姓を変えずにすむよう、別れた夫の姓である「前川」を自分自身の姓にするべく新たに戸籍を作るという不自由を経験した。

「一緒に働く仲間はもちろん、私たちは女性が主な顧客となるお仕事をしています。女性たちに姓も働き方も、自分の人生を選んでいいんだよ、というのを伝えたかった。特に地方では、まだまだそれが難しいと感じています」

この国で生きるすべての女性が、

もっと自分を愛せるように。

もっと人生を愛せるように。

もっと世界を愛せるように。

 

「姓」や暮らしや働き方を、

女性も自由に選べることができる社会へ。

そんな未来に挑戦していきます。

広告に込めた思いについて、前川さんはこう語る。

「自分らしく生きること、自分らしい選択を諦めている女性はいっぱいいると思う。この広告を見て『これでいいんだ』と、踏み出す一歩になればと思っています」

LIFE CREATE提供前川彩香さん

企業が社会的メッセージ性の強い広告を出すことは、日本ではまだ珍しい。前川さんも「一つのチャレンジ」だと語る。

それでも企業広告という方法をとったのは、会社の規模が大きくなってきた今だからこそ、「『人生を愛そう』という企業ビジョンをお客様だけでなく、社会と共に描いていきたいという想いがあった」からだ。

前川さんは、プライベートでは高校生の娘を持つ母親でもある。広告は、未来の世代へのバトンという意味合いもあるという。

「娘を見ていて、若い世代は『自分の名前で生きていく』『自分を生きていく』という考え方が強いと思います。時代は変わってきている。娘が社会に出るころには、本人の意思で選べる社会になっていてほしい」

「娘には、結婚したら『〇〇さんの奥さん』『〇〇ちゃんのママ』というように誰かの付属品のような気持ちを味わってほしくない。わたしは起業して、自分らしく生きて、従業員にもそうしてもらって…。女性が自由に選べる社会を、娘たちに託したいんです」



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