埼玉県の羽生市って、利根川を越えると群馬県、
思い浮かぶものは、赤飯でくるんだような饅頭の「いがまんじゅう」だの、うどんだの、ゆるキャラにもなっている植物の「ムジナモ」、
(ゆるキャラのムジナは狸じゃないんです、このあたりに生息している植物なんですよっ!!)
まさに、映画「翔んで埼玉」の舞台にぴったりの街というイメージじゃないでしょうか。
(失礼、致しました~!!)
そんな埼玉最北端ともいえる羽生に、フレンチのお店がオープンしたんですって!?
HPを見てみますと、
—Cuisine Française Bellement
—Concept
(シェフ)
新井 裕介 Yusuke Arai
経歴: エコールキュリネール国立 フランス料理科卒業。
レ・クレアシヨン ド ナリサワ、ブラッスリーラ・フェット、レストランモナリザ丸の内店で研鑽を積む。
(こちらは、公式HPからの引用です!!)
ナニナニ、こんなお店が、羽生に出来たのォ~!?
おおっ、期待できそうです~!!
早速、予約して駆けつけましたっ。
122号(羽生バイパス)を舘林方向に行き、途中で羽生インター方向に右折、羽生高校を右に見ながら通り過ぎて、次の交差点の左手前にあります。
交差点には、回転寿司や牛丼店もありますので、目印は多くて分かりやすいです。
チェーン店が目立つ中、スタイリッシュな外観です。
入り口のボードには、本日は予約で満席だとの案内がありました。
平日なのですが、人気なんですね。
大人の雰囲気漂う、素敵な店内です。
カウンターの向こうには、調理しているシェフの姿もチラチラと見えています。
ランチメニューは大変シンプルで、Aコース(2000円)とBコース(3000円)、
違いは、魚料理と肉料理のどちらか一方だけか、両方かです。
もちろん、Bコースをいただいてみましょ!!
最初に提供されたのは、カボチャのムースです。
このフワフワの泡、グラスに入ったビールのようなイメージです。
見た目はお菓子の様です、カボチャのプリンのような・・・。
でも、頂いてみると、甘くはありません。
カボチャのポタージュを緩く固めたようなもので、上には泡立てた卵白のようなもの、何種類かのナッツが載っています。
美味しいっ!!
濃厚で、パンですくい取る様にして最後までいただきました。
パンは温かくふわふわ、モチモチ、目の前で注いでくれるオリーブオイルもフレッシュな香りです。
<前菜>
パテドカンパーニュ サラダ添え
豚肉のパテなのですが、最初っから結構なボリュームです。
<魚料理>
宮崎県やひろ丸直送 オオニベのカダイフ巻
トマトバターソース
お魚はふんわり、外のカダイフがパリパリで食感が楽しめます。
付け合わせの青菜にもしっかりとバターの味がついていて、ごぼうのリゾットが良い香りです!!
こんなリゾット、ここならではの逸品ですね!!
<肉料理>
上州もち豚のロースト塩こうじマリネ
プラス500円で、蝦夷鹿もも肉のロースト ボワブラードソースに変更することも可能ですが、もち豚を選びました。
加熱具合が絶妙で外はしっかりとした焼け具合なのですが、中はしっとりと柔らかくてジュワッという食感、とっても美味しいです。
野菜の色どりが綺麗で、それぞれにしっかりとした味わいです。
ジャガイモは、インカの目覚めです。
<デザート>
下はミルクプリン、上部はフルーツゼリー、上のふんわりした泡は、紅茶の香りです。
薫り高いフルーツティーを頂いているような感じです。
とっても、美味しいです!!
結構なボリュームでしたので、最後はエスプレッソを選びました。
近隣の香藏(かぐら)のコーヒー豆にこだわりがあるようです。
今回はBコースに致しましたが、魚料理か肉料理だけのAコースでも十分なボリュームです。
埼玉の最北端フレンチ、素敵です!!
(最北端と申しましても、深谷の方が北ですから正確ではないのです、謹んでお詫び申し上げます)
この価格で、この内容、素晴らしいです!!
都内では望めないコストパフォーマンスです。
唯一、残念なのは自宅から遠いのでワインを頂けない事です。
電車で来るなら、かなりの時間を要しそうですし・・・。
—Shop info
詳細は変更となる可能性がありますので、公式HPをご確認くださいませ。
https://cuisine-bellement.com/
さてさて、ここまで来たら、東北道のPAである「鬼平江戸処」に立ち寄って帰りましょう。
側道沿いに行けば、一般道からのお客様向けの駐車場もありますので、立ち寄りやすいです。
詳しくは、こちらに記載の通りです。
https://blog.goo.ne.jp/morino-kon2/e/2e87381683c2fc7a6b9f87ba6bd1b95d
前述致しました「翔んで埼玉」をご存知ない!?
と言う方は、こちらです。