(見出し画像は、宮島五重塔前で記念写真を撮るご夫婦)
人力車では周囲に手を振ってくださってました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
今回は、紅葉の始まった広島へ食べ飲み歩きの旅です~♪
2日目の今日は宮島に渡り、厳島神社や弥山を散策
3日目はレンタカーでしまなみ海道をドライブ予定です。
しかし、トラベルはトラブル!!
実際は、計画通りにはなりません(-_-;)
宮島では厳島神社も参拝したいのですが、
第一の目的は弥山のロープウェーを利用して、頂上まで行くことです。
こちらは3年前のゴールデンウィークに行った時の画像ですが、
ロープウェーを降りて、獅子岩からの展望です。
これだけでも素晴らしかったのですが、
獅子岩からは、もっと高い位置に展望台が見えています。
あちらに行けば、360度の展望なのですが、一旦下って登るという山道でキツそうです。
その時は、高齢の母も一緒でしたので諦めました。
しかし、いつかは、あの展望台にも上がってみたい、
また紅葉の時期に来たいと思っていたのです。
まずは、JRのフェリーで宮島に渡りました。
宮島へは、同じ港からJRと松大汽船の2種類のフェリーが出ていますが、
どちらも乗り場は隣接していて、料金は同じです。
しかし、往きはJRにすると厳島神社の前を大回りしてくれるんです(^^♪
もう一つの松大汽船は、まっしぐらに島に向かう分、少し早いです。
牡蠣いかだが続き、少し弓状に航行して
厳島神社の正面を経由してくれるのですが、
ん?
そうです、宮島と言えば海に浮かんだ大鳥居が目に浮かびますが・・・?
この大鳥居は、1875年の建立から140年以上が経過しています。
損傷や老朽化のために、令和元年6月17日から大規模な保存修理工事を行っているのだそうです。
ちょっと、様子が違いますね( ;∀;)
到着すると間もなく、
厳島神社のガイドさんによる「世界遺産」コースの案内があると、館内放送がありました。
こちらの観光案内所で申し込みです。
出発は10時からで1時間半、参加費用は500円ですって、
もちろん、参加致しま~す!!
参加の前に集合場所周辺を歩いてみると、
ロープウェーの予約受付!?
予約が必要なのですが、予約できるのは15時位になるそうです!!
えーっ、そうなんですかーっ!!
色々と考えた結果、明日の朝一に予約をして出直すことにしました。
明日はしまなみ海道をドライブするつもりで、レンタカーを予約していたのですがーっ!!
大幅な計画変更です。
準備不足だった私が行けなかったんですね、承知いたしましたよっ
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
仕方ありません、今日は厳島神社に集中することにします。
満潮から、少し潮の引きかけた状態だそうです。
鹿は、野生です、お風呂に入っていませんから、ダのつくものもいるかもしれません。
触らないようにと注意してくださいます。
奈良の鹿はそんな説明もなく、鹿せんべいめがけて噛みついてきたりしたのに・・・。
商店街から五重塔を通り、厳島神社に降りてきます。
ここは、プロのカメラマンが厳島神社として撮影する立ち位置だそうです。
本来でしたら海に浮かぶ大鳥居が、このように囲まれています。
今しか見られない景色です~!!
大鳥居に掲げられた2枚の扁額がはずされて、本殿の左右に展示されています。
これも、今だからこそですね~(^^♪
能舞台も、
以前はこのような災害で復旧されているんですね。
広島のお酒が並んでいます。
オバマ大統領が来日時に、銀座のすきやばし次郎で提供されたのは「賀茂鶴特選ゴールド」、
NHKドラマのマッサンで有名になったのは、こちらの竹鶴。
この太鼓橋は、天皇からの使者(勅使)だけが許されたものだそうです。
通る時に滑ってしまう・・・?
使用するときは、階段を取り付けるのだそうです。
錦帯橋の1/25模型が飾られていますが、明治時代にパリ万博で展示されたものだそうです。
後に本物の錦帯橋が火災で焼失した時に、
こちらの模型を参考に復元する事が出来たのだとか。
これでガイドさんの案内は終了ですが、やはり聞いて納得できることもありますね♪
ガイドさんが案内してくださった五重塔の前の豊国神社千畳閣に再度行ってみました。
千畳の広さがあり、壁のない吹き曝し、台風でもそのままだそうです。
豊臣秀吉が作ったものだそうですが、厳島神社を眼下に見下ろす事が出来ます。
お昼ですが、宮島に来たならあなご飯でしょうか。
案内の道すがら目を付けたお店があります。
待つ人たちで溢れています。
受付をすると番号札を渡されましたが、19組目となりました。
「和田」というお店ですが、
店主が「皆さん、お待たせしてすみませんね、うちはいいものしか出しませんので」
と言いながら、暖簾を内側に入れました。
本日は終了です。
メニューは「あなごめし」だけ、値段は1か所だけ見つけました。
白飯にタレのかかった、炭火でこんがりとした香りの蒲焼です。
出汁で焚きこんだものではありません。
私は美味しいと思いましたが、夫は「鰻の方が美味しいよ」とイマイチな様子です。
出汁で焚いたご飯に1本まるごと乗せた、柔らかく蒸したものを期待したのでしょう。
フェリー乗り場からの所要時間を確認するために、
明日の下見で、ロープウェー乗り場まで行ってみましたら、鮮やかな紅葉です(^^♪
イチョウの葉も絨毯となり、赤と黄色がとてもきれいです。
安芸の宮島は、秋の宮島ですよね・・・。
人々が楽しんでいる分、
混雑のためにロープウェー乗り場までのシャトルバスは運転休止です(-.-)
予約を取っていなくても、待てば乗る事が出来るのですが、2時間は待ちそうです。
下見は完了いたしました、
今日は広島市に戻り、平和記念公園に向かいました。
え、ここでも行列があります、「最後尾」のプラカードを持ったスタッフもいますし!!
ここも、予約していなければ整理券が必要です。
今からですと40分待ちとの事。
うーん、ここでもネット予約しておくべきだったんですね。
時間まで少し散策することにしました。
まっすぐ向うには原爆ドームが見えているはずなのですか、何かが違います!!
これが原爆ドーム!?
まるでマンションの改修工事です( ;∀;)
通りがかった住人の方が説明してくださいました。
建築から100年余りが経過し老朽化が進んでいますので、
耐震性にも問題があり、保存工事をしているのだとか。
宮島の大鳥居といい、原爆ドームといい、いずれも昨年の台風被害と関係なく、
老朽化による保存工事なんですね。
公園の中の、何気ない建物。
こちらは被爆当時は呉服店で、地下室にいた1人が生き残られたそうです!!
犬を連れたお散歩の方が説明してくださらなければ、気づきませんでした。
さて、平和記念資料館に入ると、
最初は当時の平和な暮らしが紹介されています。
笑顔の子供たち。
その横で、あの、1945年8月6日の日付を通り過ぎると・・・。
突然、すべてが崩壊した街に変わります。
左が原爆ドームで、右に先ほどの地下室に1人だけ生き残ったという建物があります。
原爆が投下されるまでの街の様子も映像で映し出されます。
この資料館を訪れるのは2度目です。
こちらの広島駅の工事中の防護壁で、1日目のブログの見出し画像なのですが、
「75年は草木も生えぬと言われた街」
「けれど被爆3日後には市内電車が走りだし」
という部分でハッとしました。
こんな状態で、3日後に市内電車が走り出したというのでしょうか。
誰かを恨んだり、憎しみをぶつけるのではなく、前を向いて「立ち上がった」のです。
素晴らしい街だなあ…と感じました。
2度目ではありますが、また行ってみたいと思ったのです。
広島駅に戻り、予約している居酒屋に向かうのですが、続きは後半の夜編、
別ブログとさせていただきます(⋈◍>◡<◍)。✧♡