野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
今日は生憎の雨予報だったけど、なんと活動する頃には雲の切れ間から、時折太陽が♪
実はこの天気予報に、畑係りさんは日曜日から活動場所について悩みに悩んでおりました。
当日の朝に決定した活動場所に集合し、子供達はなんだかいつもと違う様子。
砂遊びを楽しむボーイズの中に混ざっているTマちゃんグループと遊具で遊ぶ女の子グループの2つに別れていました。
今日の当番Cタに朝の会をどこでやろうか尋ねると「あの山の上♪」
当番母が工事中だから行けない事を伝え、近場のマウンド?!の様にちょっとこんもりした妥協案を聞いてみると、「それならあっちの方♪」って…。
「えっ?! それは道路を渡った向こうの東屋?!」
何度かやり取りした結果、
どうすれば安全に道路に渡れるか
遊具で遊んでる女子達にどう告げるか
を当番母&年長ボーイズと話し合い、動き出すことに。
まず女子達にはCタからKミへ伝え、その話を聞いていた女子達は納得。
次に、年長と年中は年少と手をつなぐ…。
この相手選びは予想通り、結構時間をかけてすったもんだありました。
…が、何とか形になりいざ出発♪
横断歩道手前で全員が集まるまで待ち、「右、左、右、車よし!!」(お~、ちゃんと夏休みの交通安全講習を覚えてるね~)
早足で全員無事に渡り、階段上る頃には年長ボーイズは2つに別れて目的地へ。
遅れて女子達が到着する頃には、みんな思い思いの場所へ…???
?!あれ?! 朝の会は?!
そんな当番母の気持ちを知ってか知らずか、どんどん夢中で遊び始め…
最初は頑張って集めようと、母ちゃん達は声をかけて回りましたが、無駄だと感じて諦めました(苦笑)
ボーイズ達はかなりの時間ちょっと低めのロッククライミング。(でも上に立つと結構な高さに大人は足がすくみます…)
もちろん走り回ったり、カマキリ2匹を戦わせて遊んだり…、他の遊びも盛り上がっていました。
女子達はいくつかのグループに…。
歌を歌ったり、木の枝を折ったモノをほうきに見立てて掃除したり、階段グリコ(正式名はなんと言うんでしょう…)したり。
(あっ、木の枝はせっかく綺麗に手入れされてるのもあって、ちょっとそれは…と注意したら、MイとSヤは素直に聞いてくれました。)
午後からは狭~い階段で、何人参加?!ってほどの階段グリコ。
ってかどんどん勝ち進んで行く子の手はもちろん、近くの子の手すら、ちっちゃいのと沢山あるのとで、勝ち負けの判断が着きにくい…。
でもその階段グリコは大盛り上がりで、KギとPちゃん(Sコは途中で抜けちゃったけど)最初から2回も連続で楽しみました。
いつも最後まで残っちゃうPちゃんも悔しがることなく、最後までやり遂げて満足気。
そんなこんなで帰りの会の時間が…。
天気予報にいい具合に裏切られた、心地良い気候に恵まれた1日でした。
(やーち)
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