野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
今日は、朝の会がちょっぴり苦手なMんとPたが
大活躍する1日となりました。
今年は、なぜか畑の日に雨が多く、
予定通りに落花生を収穫することができませんでした。
夏頃には鳥に食べられた形跡があり、
子どもたちの口に入るだけの落花生が収穫できるか
畑係はドキドキしていました。
スコップで掘り出してみると、中身がなかったり、
腐っているものもあったりしましたが、
なんとか子どもたちが食べる分は収穫できました。
Kいが見つけるのが得意でたくさん掘り出してくれました。
調理に入るとMん、Pた、Kぎ、Lとの弟のYとがみかんのネットに
落花生を入れ、ゴシゴシ何度も洗ってくれました。
ゆでているときはMんとPたは何度もふたをあけ、
中の様子を見ていました。
弁当のときに、ひとり4、5個ずつ食べました。
甘くて甘くておいしかったです。殻ごと食べてる子もいました。
帰りの会では、Mんが1番にリュックを背負い座ってました。
大活躍のMん、Pたありがとうございました。
畑では、大根がスクスクと成長しています。
小松菜・小カブもたくさん芽が出てきました。
のうちゃんからいただいたお楽しみの種はほうれん草でした。
これから、どんどん収穫できますよ~!
(ばく)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052
11月の誕生者はなんと全く同じ誕生日に生まれた年中KみとTき。
この日は二人が一年中で一番仲の良くなる日でもあります。
ザ.いのしし年の二人、待ちに待った誕生会に向けもう大張り切り。
3日前には2袋いっぱいのどんぐりを持ち帰り、みんなへのプレゼントにするとのこと。
ジャラジャラネックレスを作ると言うので、
お父さんが電動ドライバーでせっせと400個くらい穴を開けました。
でも実際やりだすとめんどくさくて、出来上がったのはたったの2個。
結局二人が誕生日会でつけることになりました。
さてさて誕生日会恒例のお楽しみメニューですが、かなり前から「焼きそば!!」と大騒ぎしてくれたので、17名分の焼きそば、直火鉄板焼きの始まり始まり~。
年長さんに火付けをお願いしたらあっさりと点火、おお早い。
それ以外の人たちで大量の野菜とデザート用のバナナを包丁で切っていきます。
年少の人たちもやる気満々。
でもみんなバナナが切りたくて、誰が切るかで泣きも入りつつ、切る切る切る・・・。
キャベツをちぎるのは人気無かったですなあ。
鉄板で大量に焼くのはなかなか気持ちの良いモンです。
屋台の兄ちゃんになった感じ。豆しぼり忘れたわ~。
味見虫が大量発生して次々に手が伸びてきます。
白だし味ので、なかなか上品でいけますな。
絶妙火加減で、焦げ付かずしかも香ばしい、美味しい焼きそばできあがりっ!
その間にデザート班?がデザート作り。
コーンフレーク、バナナ、柿、レーズンをヨーグルトで混ぜ混ぜしました。
お腹いっぱい食べた後は、誕生会の始まりです。
準備も終わらぬうちにKみもTきも早々にスタンバイして、テンションは上がる一方です。
「いいですか~」「まだで~す」を何度も繰り返して、やっと「いいで~す」と言ってもらえて
入場のために坂を駆け下ります。
いのしし年の二人、どこまでも猪突猛進。ここは母と入場のはずでは・・・。
置いてけぼりの母達、後からとことこ追いかけます。
本当に嬉しそうで、その姿にこちらが幸せになるんだよな・・・。
卒園したお兄ちゃんは、はずしがって全然参加してくれなかったのでこの状況の違いがまた面白いものです。
風が強くてろうそくに火がなかなか点かなかった時に、みんなから文句も言われたんだけど
「Tはマッチが苦手なのにがんばってるんだから!!」って言い返していて、
へこたれずに自分を伝えれるような関係を作れるようになったんだなって嬉しくなりました。
さあ、彼女たちの5歳の始まりです。
これからの二人の活躍が?楽しみです。 (ogu)
~デザート班~
デザートは、ヨーグルトにTきのばあちゃんちの柿、バナナ、巨峰のレーズンを混ぜて、コーンフレークをトッピング。
やる気満々誕生児童コンビ、年中KみとTきがデザートを配膳する段取りです。
包丁コーナーで、バナナを切り終えると、誕生児コンビ&CHりは、デザートコーナーに移動して、誰がどの材料をボウルに入れるか相談です。
Kみ:『Kみちゃん、バナナいれた~い!』
Tき:『じゃあ、Tまが柿入れる!』
Kみ:『Kみちゃん、ヨーグルト開ける!』
Tき:『え~、Tまだって入れたい!じゃあ、一緒にね』
CHり:『CHちゃんも、CHちゃんも~!』
Tき:『フレーク開けよっと』と袋に手をかけると
Kみ:『Kみがやる~!』と横取り。
Tきもガマンの限界で、Kみの顔に手が出る。
Kみ泣く。
Tき:『じゃあ、Kみやっていいよ…』
という具合に、毎度繰り返されるミニコントのように軽い一悶着。
終始Tき姉さん(あくまで二人は同年同日生まれですが…)の計らいで、何とか最後はニコニコで作り終えることができました!
ちなみにフレークを開けるときに、大胆に飛び散ったはずのフレークさんたちは、ちょうど火付けを終えてやって来た年長さんたちによって、あっという間に跡形もなく片付けられたのでした。
その後も
Rと:『ぼく、朝ごはんこれしか(親指と人差し指で輪を作って見せて)食べてないから!』
年長:『オレも!オレも!』
とみんなでつまみ食い。
口の周りを真っ白ベタベタにしてご満悦でした。
そして、子どもに紛れて私もパクリ!
う~ん、つまみ食いって、最高~♪
子どもを止めることなんて、食いしん坊の私には出来ないわ…。
朝の会、帰りの会では、それぞれ好きな本をKみは母、Tきはやのちゃんと一緒に読みました。
Kみは、やりたい気持ちと注目されている恥ずかしさとで、読む絵本をアレコレかえたり、絵本を投げたり…。
誕生会では、強風でマッチの火がなかなか点かなかったり、ロウソクに点いてもすぐに消えてしまったりでしたが、Kみは途中で諦めず、かなり根気強くやっていました。
Tきも、はやる気持ちを抑えて、自分の番がくるのをずっと待っていてくれました。
Tきのときは、屋根の下に移動したら、何とか点きました!
二人とも待ちに待った誕生会、描いていたようにいかないこともあったけど、とっても満喫できたみたいだね♪
嬉しくて仕方がないって顔、こっちまで楽しくなりました!
来年の誕生会では、このコンビ、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。
今から楽しみです!
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それから、私つわりで休ませてもらっていたので、今日はは久しぶりの当番でしたが、
今日の様子を見ていて、私が当番に入らない間もKみが予想以上に安定していたのは、無理せず、泣きたいときも怒りたいときも存分にさらけ出せる仲間がいて、こうやって、やのちゃんやYOYO、たくさんの母たちに見守られ受け止めてもらい、過ごしてきたからなんだぁと感じました。
改めて“大きな家族小さなようちえん”森のたまごの温かさに感謝感謝の一日になりました。
(たかりん)
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