野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

6月15日(水) 山の幸、川の幸

2011年06月17日 | 保育
川の近くを散歩する水曜日。

草むらをばんっと叩くと、次々に飛び出すバッタ。


親指にちょこんとのる程とても小さい、赤ちゃんバッタかな。
たまご達は地面を叩いて回ります。
年長Hちゃん、私の手のひらにやさしく赤ちゃんバッタを、のせてくれました。

年長、年中ボーイズはくわの実までまっしぐら。
甘酸っぱいくわの実がなる木が、散歩道にあるのです。
これまでたくさんのくいしん坊にひっぱられたのか、くわの木はぐったりと頭をたれた格好で枝をさしだしています。

その枝から、熟れた実を頂戴します。
くわの実って、食べると唇が紫になってしまうのだよね。


今日の目的は、ザリガニ取り。
昨日、畑の近くの小川でザリガニをわんさか取ったので
「今日もザリガニ取りだよな」
と話してボーイズは、先を急ぎます。

散歩道の突き当たりには、水路の上に橋がかかっていてたまご達は通称、「迷路」と呼んでいます。

ここでは上からいろんな生き物が見られるのです。

水路をのぞいたAkiが、叫びます。

「なまずがいる!」

水しぶきとともに、くろい尻尾がのぞいています。
すくえるか、どうだ?
としばし水路に網を突っ込んで試行錯誤して、Ra君が魚あみですくいあげたのは、
50cmはあろうか なまず でした。


今日は、ザリガニよりもすごい獲物!!追いついてきた子たちも、皆でなまずを触ります。

べたべたしているね。重いぞ~。

尻尾をもって、持ち上げて満面の笑み。お疲れになったなまずは、水路に返してあげました。

が、ぱくぱくしているその口へ、「蛙をたべるんじゃないか?」と、蛙を捕まえて、突っ込みます。
いやいや、そんな元気はないでしょう、と当番母は内心つっこみます。

おたまじゃくし(丸々太って、ウシガエルかな)、どじょう、かめ、捕まえて大満足。

年少Meちゃん、ずっと蛙を手に握りしめていて随分太った蛙ねと覗いてみたけど、
どうやら蛙は怒ってお腹を膨らませていたようです。

肝心のザリガニは、ちらほらいるけど、ここではまだ早いみたい。

数が増えたら、ザリガニ釣りしようね。

お弁当はびわの木の下で食べ、持ち主の方のご好意でデザートにびわをいただきました。
ありがとうございます。
食べ終わった子から、びわの実をもいで口へ。
まだ熟れていない青い実を、平気で食べているたまごも。

実をもぎ食べ、水辺の生き物を探す一日。
山の幸、川の幸、ご馳走さまでした。

(こなん)

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